スイスの街角から

スイス在住 21 年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

コロナ罹患

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


罹患した夫のブースター接種と一時帰国の準備


スクリーンショット 2022-04-11 21.13.32

昨日、

夫のワクチンブースター接種が

終了しました。 


ワクチン1回目、2回目は昨年、

夫婦で同日に接種。

私は12月に3回目となる

ブースター接種を終えていますが、

夫 Banana は12月に

コロナに罹患したため、

ブースター接種は一旦

見送らなければなりませんでした。


コロナに罹患した場合、

一定期間を空けないと

次のワクチン接種を

受けることができません。


ちなみに罹患した後、

日本では3か月後に接種が

可能のようですが、

スイスでは4か月の期間を空けないと

次の接種を受けることが

できないそうです。


検査で Banana の

新型コロナウイルス(デルタ株)への

感染が確認された日から

ピッタリ4か月後、

いつものように、

ワクチン接種管理アプリのVacMeに

次の接種の予約をしてくださいとの

メッセージが入りました。


と同時に、

先週、近所の薬局での接種を予約し、

出かけたのですが、

コロナに罹患した人が

ブースター接種する場合、

薬局では接種することができず、

ワクチン接種センターに行くか、

ハウスドクターの元でないと

可能でないことがその場で発覚。


健康管理の概念から、

罹患した人の場合、

(スイスの人口のほぼ半数は罹患済み)

その日の体調を

医療の専門家のもとで

確認してからでないと

ワクチン接種は受けられない

ということのようです。


で、また最初から予約をし直し、

昨日チューリッヒ市内の

大型接種センターで

ブースター接種を終えました。


我が家は5月に、

今度は夫婦で一緒に

日本へ帰国予定ですが、

このブースター接種を終えていないと、

入国の際のファストトラックに進む際、

手続きがスムーズに

進まないこともあるようなのです。





スクリーンショット 2022-04-11 20.46.37

要は単純に解釈すると、

日本の取り決めでは、

ワクチン3回目を打ち終えていないと、

1回、2回のみでは、

ワクチン接種しているという

グループには

加えていただけないようです。


厚生労働省の

ファストトラックのQ &Aの欄にも、

1-7ワクチンを3回接種しておらず、
1回または2回しか接種していない場合は
どのように登録すればいいのですか?


の質問に対しての回答は、

有効なワクチンによる3回接種を
していない場合には、
ワクチン証明書は「無」で
登録してください。


とあります。

スクリーンショット 2022-04-11 20.42.01

Banana は3回目接種後、

直ちにVacMeから

有効なワクチン接種証明書が

届きました。


これで夫婦揃って、

アプリの色が最終的には

緑色🟩
になるはず〜。


このファストトラックの手続きが

完了していないと、

入国時の空港での待ち時間が、

水際対策前と変わらないくらい、

ものすごく待たされるという

噂を耳にしています。


1か月半前の2月下旬に入国した日から、

日本入国のルールが変更となり、

また一から、

厚生労働省のサイトと

睨めっこしています。


MySOSに登録するのは

前回と同様ですが、

3月の入国以降はこのアプリに、

今まで手書きで必要だった

各種情報も入力できるように

なっています。


先週スイスに戻ってきたと思ったら、

また日本入国への準備がスタート。

水際対策が緩和されたことについては

喜ばしいのひと言なのですが、

新しいシステムにチャレンジするのは、

また色々と確認が必要で、

少々ややこしい。


だけど、このまま進めば、

次回は入国後に

空港からストレートで

自宅に帰宅することが

叶いそうですので、

文句は言えません。


あとは予約している

スイスインターナショナルエアラインズ

(SWISS = LX) の便が、

欠航にならずに

無事に飛んでくれることを

出発前の健康管理に努めながら、

願うしかありません。


ちなみに4月中のLX便は、

運行する便数を大幅に減らしており、

日本ースイスの往復は、

現在週1便となっています。


5月からはまた、

週4便に戻る予定のようですが、

このご時世の中、

航空会社のスケジュールチェンジは

頻繁に行われる可能性があり、

この先のことは何が起こるか分からない・・。


一難去って、また一難

という気もしますが、

運悪く予約している日が

欠航になってしまったら、

前後の日にちで

飛ぶ日にちに変更するしかない。

まだまだ日本へ帰国することの

ハードルの高さを

感じずにいられない日々です。

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夫の友人がコロナに罹患


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スイスに戻り4 日が経過。

時差ぼけ真っ最中の水曜日です。


到着時の青空は一体どこへやら・・。

チューリッヒ湖畔の街は、

どんよりと曇った霧がかかり、

辺り一面は真っ白の朝。

グレーの空が広がって、寒い、寒い。

ついに冬がやってきました。

スイスの典型的な11月の天候です。


そんな本格的な真冬を前に、

英国人の夫 Banana の友人が、

新型コロナウイルに感染してしまいました。  


ここではその友人を仮に「Aさん」とします。

アメリカ人のAさんは、

Banana が勤務する会社の同僚であり、

同僚達とで何年も続けているバンドのメンバーの一人です。

一人の同僚という枠を超え、

強い絆で結ばれている彼らは同じ趣味を共有する仲間であり、

そして友人でもあります。  


彼らのバンドの練習は、

春のロックダウン中はお休みしていましたが、

コロナの第1波が収った初夏ごろから再開しました。


会社に出勤する日も減った今日この頃ですが、

ホームオフィスの勤務時間が終了する夕刻から、

以前と同じく、

勤務先の会社が所有するビルの中で、

週1の割合で顔を合わせて行われています。

もちろんマスク着用です。


正直なところ私としては、

密になってしまう空間で7〜8人が集まり、

楽器の演奏のみならず、

歌も歌うバンドの練習を続けることは、

大丈夫なのだろうか?と思いつつ、

夏から続いて現在に至っています。


まあ、そのへんは、

どういった状況で、何が危険だと感じるかは、

人によって本当に相違があることを痛感している

ここ数ヶ月。


私にとっては怖いと思える状況でも、

彼らからすれば、

信頼できる仲間同士で集うのだから、

全く心配していないという考えのようです。


公共交通を利用するのが最も怖い人もいれば、

レストランで食事をするのが怖いと感じる人もいる。

側から見れば、

何度も国際線に乗って日本に帰国している私が一番怖い

と感じる人もいるでしょう。

本当に人それぞれ、感じ方は異なります。


Banana とはかなり近い間柄だとも言える

Aさんのコロナ感染の件を、

一昨日に Banana の口から聞いた私は、

一瞬背筋が凍りつきそうになりましたが、

実は私が日本に滞在している時に

そんな話をすると心配するだろうからと、

私がスイスに戻るまで内緒にしていたのだそうです。


Aさんが罹患したのはもう3週間以上前で、

それ以降は Banana も、他のメンバーも、

一度も彼に会っていないとのこと。


もちろんAさんは感染が発覚して以来、

バンドの練習には参加していません。  

彼の口から直接メンバー全員に、

コロナに感染してしまったことについての報告があり、

それ以来、彼はバンドの練習もお休み中。

ちなみに彼のパートはボーカルです。


Aさんは仲間や同僚達にうつさないようにと、

それをとても気にかけている責任感のある方なので、

ある意味良かったと言えるのですが、

さて、もしも彼が、多少の体調不良を隠して、

仲間達と会ってしまえるような人だったとしたら、

クラスターが発生していたかもしれません。

おそらく Banana もアウトだったでしょう。

そして一緒に暮らしている私も・・。  


3週間以上も前って、よく考えると、

もしものことがあれば、

日本に一時帰国できなくなっていた可能性も否めません。

全く他人事ではありません。


幸いAさんは現在は回復をし、

検査は2度陰性となり、

完全復活されているそうですが、

発症後、1週間ほどは高熱と咳や喉の痛みが続き、

かなりきついバトルを強いられたそうです。


Aさんはどうやら、

彼の小学生のお子さんを通じて感染してしまったようです。

Aさんはコロナ予防についてはかなり神経質になっていて、

予防対策もしっかりとしている人だと Banana は言います。


欧米人にしては珍しく、

各所でのマスク着用が義務化される以前から、

室内ではマスクを着用していた、

意外とレアな人でした。


彼らの職場はコロナが深刻化した春先に、

会社の正面玄関のガラスのドアを、

手で押して入るドアから、

自動ドアへといち早くリフォームしました。


社内で着用義務のあるマスクは、

布製の安全性を疑問視するスイスの一部の流れに沿って、

使い捨てのみの使用することとし、

持っていない社員には、

使い捨てマスクを無料配布しています。


予防に徹底している職場では、

それで防御できていたのでしょうが、

家に帰宅すれば、

家族が密に過ごすおうちでのパパです。  

彼の子供達には、

きっとしっかりと予防させていたはずですが、

その子供達も一旦学校へ行けば、

いろんな人種と文化を持つ人達が集う学校という場で、

さまざまな人との交流は、

時にはリスクを伴う事もあったのでしょう。

(アメリカ人のファミリーですが、

彼のお子さんは現地校に通っています)


近所に住む小学生のお子さんを持つ友人曰く、

クラスはかなり分けて、

少人数で授業が行われているとのことですが、

各自治体によっては、

授業の進め方や、ひとクラスの人数など、

多少は異なるのかもしれません。


人それぞれ親の価値観も異なり、

中にはコロナに対して

ゆるい感覚で過ごしている人も、家庭もありますから、

学校を通してというわけではなく、

もう、どこで誰が感染してもおかしくはない状況です。  


自分だって決して人ごとではないと思うと同時に、

Aさんご家族が無事に回復できた事に安堵するばかり。

Aさんのお子さんも、

昨日から元気に学校に復帰されたそうです。


さて、そんなAさんと、

夫 Banana は昨夜バンドでいよいよ再会しました。


  (続きます)  

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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