「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
グレーの空が続き、
すっかり冬色に染まったチューリッヒ州の週末です。
スイスでは11日、連邦政府によって、
新型コロナウイルスの追加感染防止措置が決定。
国内の飲食店は12月12日より翌年1月22日まで、
夜の営業時間は午後7時までと短縮され、
午後7時〜午前6時までの営業を禁止とする措置が
発表されました。
(ただし、12月24日と31日だけは、
午前1時まで営業可能とのこと。
また、感染状況が落ち着いている州は、
営業禁止時刻を午後11時まで延長することが可能)
スイスのコロナの新規感染者の数は横ばい状態で、
若干増えたり、減ったりと、
ずっと同じような状態が数週間続いています。
この先、クリスマスから新年に向けて、
何らかの措置を取らねば、
感染拡大は免れないとみなした、
スイス政府の苦肉の策なのだと思いますが、
年末を前に、飲食業界にとって、
大きな痛手であることは間違いないでしょう。
寒さも増してきた日本でも、
コロナの状況は各地で悪化している様子。
みまさまもどうぞご自愛くださいませ。
さて、本日は前回の続きで、
クリスマス前のチューリッヒの様子をお伝えします。
今年はコロナの影響で、
クリスマスマーケットはもちろん、
クリスマスのイベントもほとんど全滅です。
チューリッヒのクリスマスの象徴の一つでもある、
中央駅にスワロフスキーの
クリスタルオーナメントで飾られる
巨大クリスマスツリーも、
今年は立っていません。
私が個人的に楽しみにしている、
大人も子供も、聖歌隊の歌声が高らかに響く、
シンギングクリスマスツリーも、
今年はキャンセルです。
本当に寂しい限り・・。
町の中心地、
駅前のバンホフシュトラッセを歩いてみても、
寂しげな空気が漂っています。
そんな普段とは異なるクリスマス前の町で、
一つだけいつも通りに行われている
クリスマスシーズンのイベントがありました。
それが、
チューリッヒの町を、
子供達の夢を乗せて走るメルヘンなトラム【路面電車】
「メルリトラム (Jelmoli Märlitram)」です。
「メルリトラム」とは、こんな路面電車です。
例年は赤いトラム(路面電車)ですが、今年は特別仕様の緑色。
よろしければ、
動画付きのインスタグラムをご覧下さい ♪
こちらは例年運行されている赤いメルリトラム
2018年のクリスマスは、Jelmoliデパートの壁も赤いラッピング。
今年のJelmoli デパートの壁は、
運行されているトラムと同じく緑にラッピング。
メルリトラムの運転手は、
今年もスイスのサンタ "サミクラウス" です。
お世話役の天使に扮したお姉さんと一緒に、
いきいきとした表情で
トラムに乗車する子供達の笑顔を
今年も目にすることができて、
少しホッとしました。
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