スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

カーニバル

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嘆願


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スイスでは、

毎年2月から3月にかけて、

春の訪れを告げるカーニバル

ファスナハト(Fasnacht)が開催されます。


中でも、

2017年12月にユネスコ世界無形文化遺産に

認定されたバーゼルのファスナハトは、

開催中の三日三晩、

熱狂的な盛り上がりを見せます。


けれども、

3月7日から開催される予定だった

スイス最大規模の

バーゼルのファスナハトは、

昨年に続いて今年も、

Covid19(新型コロナウイルス)の影響により、

キャンセルになりました。

昨年のクリスマス前に、

悲しい決定がされたそうです。


何千人もの人々が衣装を身につけ、

太鼓をたたき、

ピッコロを吹きながら歩く。

その年のお祭りのテーマに沿った

個性的なコスチュームを身につけた

楽器の演奏者が登場する伝統的なパレードは、

年に一度の魅力ある春先のカーニバルとして

スイスの初春の風物詩として国内外から

多くの見物客も訪れる、

伝統ある春のお祭りです。

 


スイス各地でのファスナハトにちなみ、

毎年、こんなお菓子も売り出されます。



スイスの春を告げる、

無くてはならないカーニバルだと

みなされているため、

2年連続のキャンセルに不満を抱いた

バーゼルのファスナハトに関連する活動家が、

イベント自体を6月に延期するよう

ファスナハト運営委員会に、

請願(嘆願)"Petition" を出したそうです。


彼は、自身の請願を、

『バーゼル・真夏の夜の夢』

と呼んでいるのだそう。

なんだか、

ユーミンの曲が頭の中に流れてくるようです。


6月頃には、

パンデミックの状況は

冬よりも収束しているはずだというのが、

彼の主張とのこと。


しかし、会の委員長は、

「このカーニバルは、

冬の終わりを告げる催しである」

とし、

夏に開催されるイベントとしては

意味をなさないとして、

上記の考えを拒否。  


「ファスナハト(カーニバル)は

冬の終わりを迎えます。

幼虫の登場、太鼓、ピッコロの音で、

冬は追い払われることになっています。

夏に行われるのでは、

本来のカーニバルの意味にそぐわない。」

というのが、委員長の主張。


バーゼルの地区代表者 Beat Jans 氏は、

完全にキャンセルするのではなく、

延期というのも選択肢だと思う

と語っており、1月中旬頃に再度、

当初予定していた3月7日のパレードの

禁止が必要かどうかを

決定する方針だそうです。


月曜日の時点で、

80通ほどの嘆願書が集まったそうですが、

この数字が多いのか、少ないのか??

微妙です・・。


そして、

一度キャンセルが決定した事柄が

覆ることがあるのか、

または、延期となるのか、

完全キャンセルになってしまうのか?


ちなみに同じく

大規模なファスナハトで知られる

ルツェルン市では、

現時点では予定通り、

2月末にファスナハトが開催予定だそうです。


過去にバーゼルに住んでいた私は、

バーゼルのファスナハト活動家の彼らが

それにかける思いを、目にしていました。

ファスナハト開催中は市内の店舗も閉まり、

町を上げて昼夜問わず賑わいます。

その年の催しが終われば、

数日後からはまた次の年に向けて、

準備や演奏の練習を始めるのです。


彼らの熱い思いは行政に届くのか?

オミクロンの状況次第なのでしょうが、

現在のスイスのコロナ状況が、

あと2週間そこらで改善するとは思えず、

どうなるのだろう・・

と、静かに見守るしかありません。

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スイス カーニバルの素朴なお菓子


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例年ならば2月の訪れは、

スイスの春の訪れを祝うカーニバル、

ファスナハト(Fasnacht) が各地で開催される季節です。




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昨年の今頃から、

スイスでもコロの拡大が急激に加速し、

2020年の各地のファスナハトはキャンセルされました。


今年も通常通りのカーニバルは行われません。

スイス最大のバーゼルのファスナハトは、

2月22日から24日まで、

パレード、コンサートなどは無しで、

規模を大きく縮小して部分的に行われることが

バーゼルの公式観光サイトで発表されていますが、

直前で内容が更に変更されるか、

現在のコロナの状況が続けば、

開催が実現できるかどうかも危ういのかもしれません。


チューリッヒ地区は、

既に今年のファスナハトは中止の発表がされています。


昨年のちょうど今頃から、

イベントや季節の行事も全てキャンセル続きで、

早1年が経過。

スイスでも、先の見えない状況が続いています。


そんな寂しい冬の日ですが、

チューリッヒ州の町のスーパーにも、

この季節に登場する、

いつものファスナハトのお菓子が並んでいます。

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こちらは、昨年購入したバージョン。

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約200円で購入できる、

ファスナハトを楽しむカジュアルな焼き菓子です。


中を開けると薄く焼かれた、

素朴な甘さのシュガーの優しい香りが漂います。

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なぜ、このお菓子がファスナハトにちなんだ

特別なお菓子なのかと言うと、

うすーく焼かれているため、

軽くちぎると、

その破片がハラハラハラ・・ と舞い落ちるさまが、

ファスナハトのお祭りで撒き散らす、

紙吹雪のようだからだそうです。


例年ならば、

ファスナハトが近づくと、

お菓子と一緒に並ぶ紙吹雪の山。

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流石に今年はこれは目にしていませんが、

ファスナハトが開催されなくても、

お菓子は人々が家でも楽しめるものとして、

今年も街に出回っています。


スーパでお菓子がいつものように並んでいるのを見て、

私は何だか切なくなってしまい、

今年は購入しませんでした。

我が家では、

家の中には中年夫婦二人しかいませんしね(苦笑)


小さなお子様のいるご家庭ならば、

おうちの中だけでも、

ファスナハトの気分だけでも味わえるかな?

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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