
雨上がりのチューリッヒ湖畔の街。
雨に濡れた新緑の緑が生き生きとして、
すがすがしい朝でした。
ここ数日は雨が降ったり止んだりで、
気温は一気に下がって、
夏服から長袖に逆戻りに…。
秋までもう着ないかな?
と思い、
家で洗濯をしていたニットのセーターを、
またタンスからひっぱり出して
着てしまいました。
ですが週の後半は、
徐々に気温が上がり、
今週末には暖かいを通り越して
真夏のような気候になるそうです。
今日は半年ぶりに、
チューリッヒの病院へ行ってきました。
経過観察中の鼻の状態の
診療をしていただくためです。
今回、医師の診断は、
使用中の治療薬が効いているそうで、
前回よりもずっと状態が
改善されているとのことでした。
この後も経過観察は続きますが、
次回は1年後の検診で良いそうです。
帰りに次回(来年)の予約も
入れて帰りました。
スイスでは、
半年後、1年後くらいの
先の予約を入れるのは、
そんなに珍しいことではありません。
忘れないようにしっかりと、
iPhoneのスケジュールにも入れて、
予約カードもいただいて帰りました。
診療が終わった後、
付き添ってくれた夫 Banana と一緒に
コーヒーを飲んで帰ろうと院内のカフェへ…。
この病院、
チューリッヒの私立の病院で、
医師も看護師さんも、
設備も一流の病院です。
院内にあるカフェは、
住まいにある市立病院のカフェとは、
様子も少し異なり、
病院内のカフェというよりも、
街なかにある洒落たカフェのような雰囲気です。

午前中のひととき、
カフェ内はお茶を飲みながら
一服する人々で混み合っていました。
私達はメニューも見ずに
コーヒーだけ注文をしたのですが、
メニューに目を通すと、
アルコールの種類も結構揃っていました。
病院内のカフェですが、
入院している患者さんではない、
そのお見舞いの方や、
アルコールを口にしても
差し支えのない部位を治療中の
通院中の患者さんも
利用するのでしょう。
まあ、それもありなんだな…
と、思ってた瞬間、
ふと目の前を通り過ぎた
ウェイトレスさんに目をやると、
手の上のトレーには、
シャンパングラスが乗っていました。
隣のテーブルに腰掛けたカップルが
注文していたようです。
午前中でしたが、
アペロの時のようなおつまみと、
キール・ロワイヤルで乾杯 ♪
(隣だったので、飲み物の注文が
Banana に聞こえたそうです。
入院患者さんではない様子でした)
メニューの中にあるのだから、
何時に何を注文しても、
いけないはずはナシ。
自由な世界です。
人の目も気にすることなく、
人生を楽しんでいる人々の姿に、
「すごいなぁ…。」
と、小声で呟く Banana と、
「いつだって、人生は楽しまなくちゃね…。」
と、私も微笑でしまいました。
もしかしたら、お見舞いした方か、
ご本人同士のどちらかが、
医師から嬉しい診断を受けた、
そのお祝いの乾杯だったのかも?
それにしても、
キール・ロワイヤルがメニューにあるなんて、
バー並みのカフェだと、
ちょっと驚きました。
ちなみに、
住まいの街の市立病院のカフェには、
アルコール類は置いていないようです。
こちらが、
一般的なのかもしれません。
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「スイスの街角から」

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