
雨の週明けのチューリヒ湖畔の街です。
風邪かな? と思っていた突然の発熱は、
どうやら、インフルエンザだったようです。
病院には行ってないので、
はっきりとした事は分かりませんが、
風邪の予兆も全く無く、
ちょっと体調がおかしいかな?
と感じてから、
普段の風邪のステップは踏まず、
38度以上の熱が一気に発熱。
そして、腰、首、ありとあらゆる関節が痛い、
頭がズキズキ痛い。
今まで引いた風邪とはどう考えても症状が異なる。
自分の症状をネットで調べると、
どうみてもインフルエンザでした。
一旦微熱に治ったかにもみえた高熱は、
結局丸2日間続きました〜。
こうなると、もう、お手上げです。
オトナの38度は正直かなりキツイ!
土日はベッドから一歩も出ず、
人間は体調が良くないとこんなに眠れるのか
と思うほど、懇々と眠り続けました。
考えてみると、
38度以上の熱が出るなんて、10年に一度あるかないかで、
インフルエンザにかかったのは、
記憶が正しければ、子供の頃以来です。
なので、この未経験に近い感覚と体の痛みは余計辛い。
体のあちらこちらが痛すぎて、夜中に何度も目が覚めます。
スイスに来てからはもう10年以上、
毎年11月ごろには
インフルエンザの予防接種を受けているし、
うがい、手洗いはもちろん、抗菌ジェルでの消毒など、
防寒やウィルス対策にも人一倍努めていて、
インフルエンザの一番のピークである
1月と2月も日本とスイスの両国で感染せず、
ピンピンしていたので、
まさか今更ここに来て、
自分がインフルエンザにかかろうとは
夢にも思っていませんでした。
先週は出かける用事も多くて、
いろんな場所でいろんな人達に会いましたが、
みんな元気そうで、
体調が悪そうな人も、病み上がりの人もいなかったし、
人がそれほど大勢集まる場所には、出かけた覚えもない。
いつ、どこでウィルスをいただいてしまったのか、
皆目見当もつきません。
街を歩いている間とか、電車に乗っている時にも、
危険は潜んでいたのかなぁと思ったり、
サービスをしてくれたレストランの人が、
病み上がりだったのかな?
などと考えてみるも、特に思い当たるフシもなく、
本当にある意味、フシギな感染です。
何時十年もインフルとは無縁だった
(だと思っていた)ので、
あまり詳しく症状を知らなかったのですが、
熱が治ってからも、
3日日間は感染する危険性があると知りました。
そこで、
今日友人たちと出かけるはずだった予定はもちろん、
今週の予定は泣く泣く全てキャンセルさせていただきました。
本人が治ったと思っていても、
その数日後まで感染する可能性があるのであれば、
友人たちに移してしまうと大変です。
今日はようやく、37度台まで熱が下がりました。
こんな長文が書けるくらいですから、
もうピークは乗り越えました!
でも、すっかり回復するには、
もうちょっと時間がかかりそうな予感。
受験を控えている訳でも、
就職試験を控えている身でもないので、
完全に治るまで、
世間からは隔離状態で休もうと思っています。
本人的にはかなりハードなのですが、
高熱も38度3分とか、その辺止まりだったのは、
毎年予防接種を受けているおかげなのかもしれません。
これを受けていなかったら、
もっと高い熱が出て、酷い状態だったのかも?
と想像するだけで、ゾッとします。
珍しく、食欲も一切ないここ数日ですが、
食べない事には薬も飲めないし・・
という事で、
今回のピンチで重宝したものが、
日本から持ち帰った保存食品。
私が助けられたのが、
アマノフーズさんの雑炊です。
別に私は上記の企業さんの回し者ではないので、
特にこの会社のものだけと断言している訳ではありません。
実際に自分が食べてみてよかった事と、
以前から、
お湯を注ぐだけの
フリーズドライのお味噌汁が手軽で美味しいので、
日本に帰ると必ず購入していた事で、
商品が優れている事を実感し、
実名を出させていただきました。
雑炊は一時帰省では購入した事が無かったのですが、
これも体調を崩すであろうことの
ムシの知らせだったのか!?
海外で体調不良の時、
こんなのがあるといいかも・・
と思い、2月の帰省時に購入してきました。
しかもAmazonでの購入なので、
2個 x 3種類の6個のパック。
箱入りなので少々嵩張るかな?
とは思ったものの、
重量的にはとても軽いので、
大箱から出して持ち帰れば大丈夫。
思い切って箱買いして大正解でした!
発熱した日からずっとこれを食べ続けています。
海外で体調を崩すと、一番困る事の一つが食べるコト。
夫 Banana は幸い金曜日に海外出張から戻り、
週末は家にいてくれたので、
水分補給のためグラスに水を注いでくれたり、
ベッドのシーツやカバーを取り替えてくれたり、
色々と手助けをしてくれて、助かってはいるのですが、
彼がオファーしてくれる食べ物は、
私が発熱した時に食べたいものとは微妙に異なっていて、
これも文化と体調不良時の食文化の違いなのでしょうが、
なかなか、コレ!というものがありません。
日本にいれば、
プリンが甘くてヒンヤリしていて、
火照った体には自分の欲しいものだと思うのですが、
こちらで売られているのは、プリンもどきはあるものの、
やはり日本で見慣れていいるプリンとは、
どこか違うのです。
今、食べたいもの、オハヨーのプリン(笑)
私の家だけかもしれませんが、
子供の頃に熱を出すと、
プリンとメロンパンが、我が家の実家の定番でした。
日本ならば、
コンビニに走ればすぐにゲットできる品々なのでしょうが、
スイスにはまず、コンビニもない。
日曜日に開いているお店も少ない。
こうなると、
普段常備している食品でなんとか乗り越えるしかありません。
雑炊と共に、
スイスのヨーグルトに蜂蜜を入れて食べると、
ヒンヤリ甘く、コレはおすすめでした〜。
アマノフーズさんの商品はこのシリーズで、
おかゆもあるそうなので、それも良いかなと思います。
次回はおかゆも購入してこようと思います。
もしも海外で一人暮らしで、
食べ物も常備していなかったとしたら!?
と考えるだけで、
とても不安な週末だった事だろうと思います。
それにしても、ずっとベッドにいるので、
時間が経つのが超おそい(苦笑)
さて、あくまでも私の視点ですが、
インフルエンザにかかってしまった場合、
インフルのみならず、風邪引きさん(大人)が
海外でもそれらを乗り越える方法。
オススメ常備品(日本から持ち帰りたいもの)を
リストアップしてみます。
● マスク(スイスは特に乾燥しているので、
加湿ぬれマスクが本当に役立ちました)
● 熱冷まし用のシート(海外のものは、接着力が弱いという噂)
● お湯を注ぐだけでいただける、雑炊やおかゆなどの常備食
● 湿布(腰や首の痛みが半端なく、これも日本で手に入れたものが役立ちました)
●うがい薬、喉ぬーるなどのスプレー、点鼻薬、体に合った風邪薬 、その他の薬
● 各所で使用できる除菌スプレーや除菌シートなど。
(日本の方が、TPO に合わせての商品のバリエーションが優れている!)
等など〜。

誰もがそう頻繁に日本に戻れる環境ではないとは思いますが、
上記に挙げたものはそれぞれ、
消費期限、賞味期限の長いものなので、
ご興味がおありの方は、
一時帰省の際に、日本で購入される事をおススメします。
みなさまも、
ワタクシのような
季節外れのインフルエンザにかかってしまわぬよう、
季節の変わり目、お身体をご自愛くださいませ。
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