スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

イングリッシュウェディング

ブログ【スイスの街角から】が、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" をいただきました。いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。


文化の違いを感じるお祝いの品(ローラとジミーの結婚式 番外編)


BlogPaint

前回のブログ記事、

英国のガーデンウェディング 3. 披露宴(ローラとジミーの結婚式)

からの続き、

ローラとジミーの結婚式「番外編」。

今回は二人へのお祝いの品について。


過去の記事でも、

一般的な結婚式のお祝いについて述べましたが、

英国の元々の習慣では、お祝いは現金ではなく、

品物でというケースが多いそうです。

(昔は全てそうだった)

以前に参列をさせていただいたドイツの結婚式でも

同様でした。


日本の場合、

ご祝儀として現金をお渡しするのが普通ですが、

英国人の夫 Banana  によれば、

彼らの国では現金を渡しあう習慣が無いため、

お祝いにキャッシュをお渡すのは、

なんとなく恥ずかしいのだそうです。


最近耳にするケースでは、

新郎新婦本人がテーマを決めて、

例えば、

家庭内で使用できるもの 等など、

指定される事もあります。


現在では時代と世代も変わり、

中には商品券などを希望するカップルもいたり、

キャッシュをいただき、

それを新生活や、

ハネムーンの足しにしたいと考える人達もいます。


以前、友人から耳にした話では、(スイスで)

あるスイス人のカップルの結婚式に

ご夫婦で招かれた際、

お祝いは現金を希望されたそうなのですが、

招待状の中に、

お祝い金の振込先が書かれていて、

そんな話は聞いた事がない!

と、スイス人の旦那様が

激怒されたのだとか・・。


考えてみると、英国もスイスも、

ご祝儀というシステムがないだけに、

もちろん "祝儀袋" というものは存在しません。

日本でのお渡し方のような、

ちょっとオブラートに包んだかのような、

デリケートな対応には、

慣れていないのでしょう。


さて、話題をローラとジミーの場合に戻し、

彼らの希望を尋ねてみると、

ハネムーンの足しになるよう、

「募金して欲しい」との事でした。

従い、そちらと、

以前の記事でも綴った

ローラの祖母ベティへの募金の両方は

夫 Banana に任せる事にしました。


私はそれ以外に、

二人の新生活において使用できそうなものがいいかな

と思いました。


彼らの希望はあくまでも "募金" だったので、

それとは別で、

プレゼントを用意した招待客も多かったようです。


さて、何にしよう?

と考えあぐね、

日常生活において、

いつも使用してもらえそうなお鍋にしました。

自分も自宅で愛用している、

ストウブ 🇫🇷 のお鍋です。

スクリーンショット 2018-08-21 23.15.41

日本でも人気の商品なので、

ご存知の方々も多いと思います。

このお鍋で煮込んだシチューやカレー、

肉じゃが、おでん など等の煮物は本当に美味しくて、

夫 Banana も、このお鍋の大ファンです!


英国も煮込み料理を作る事が多いので、

忙しい二人には、

簡単に煮込めて、

美味しい料理の出来上がるこのお鍋ならば、

きっと喜んでもらえそうな気がして、

Banana と二人からのプレゼントとして選びました。


ヨーロッパなので、

ラッピングはもちろん自分で。

カードもラッピングに合わせて選びました ♪

BlogPaint


渡した後に、

二人から送られてきた写メがこちら。

IMG_0337

ちょうど使用していたお鍋が壊れ、

新しいものに買い換えようとしていたところだったのだそうで、

とても喜んでもらえました〜。よかった ♪


6月にロンドンで会えた際に渡そうと思っていた、

(ジミーの耳の手術と日にちが重なってしまったため、

結局はロンドンで会えず、この日まで渡せずにいた)

以前に日本で準備していた、

ローラへ小さなプレゼントも一緒に渡しました。


海とサーフィンの大好きな、

ローラのイメージで選んだ、

アクアブルーのブレスレットです。

決して高価なものではないのですが、

それはそれは喜んでもらえ、

私もとても嬉しくなりました。


現金は絶対に必要なものだし、

それを「ご祝儀」として

渡す事は合理的なのですが、

結婚式のお祝いに、

贈り物を渡す欧米の習慣も、また、

悪くはないなぁと感じた、今回の結婚式でした。


ブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をよろしくお願い致します。




みなさまからの応援が励みとなります。ありがとうございます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

人間模様(後半 / ローラとジミーの結婚式)


BlogPaint

前回のブログ記事、


からの続きです。


教会の下見を終えて、

次は披露宴が開催される、

ローラの祖母の家を訪れました。


実際にお邪魔してみると、

事前に写真で見て想像していたのより、

更に大きなガーデン付きのお宅でした。


庭を一通り見学させていただき、

夫 Banana の前妻ルースと、

その他、

教会で会っていなかった

ローラの親戚達にもご挨拶するため、

お家の中へ・・。

おそらくこの瞬間が、

今回の結婚式の様々な過程で、

一番緊張した時でした。


翌日のお式のための教会での準備を終え、

一緒に自宅に戻ったローラに続き、

夫 Banana 、

次いで私も家の中へとお邪魔しました。

玄関を入ると、

目の前の部屋がキッチン&ダイニングルームだったので、

ほぼ玄関先でのご挨拶。

ルースとその妹、アリソン、

その他数名の女性が、

ちょうどキッチンで夕食の準備に大忙しでした。


「こんにちは、ルース。」

と夫が声をかけると、

彼女はとても親しげに、

そして、かなり上機嫌に、

Banana と会話を始めました。


「元気だった?」

とか、

そんな相手への様子伺いは無く、

まるで昨日も会ったばかりかのような、

ごく普通の会話です。


そして彼女はすぐに、

「Apfel は?

彼女もいるんでしょう!」

と言って、

キッチンの中に入った私に、

驚くほど親しげに抱きしめ、

ホッペにキスをしました。


彼女には過去に3回ほどしか、

面と向かって会った事はないのですが、

初対面の時に続いて、2回目のキス。

ちょっと驚きましたが、

彼女のその行動と、とても機嫌の良さそうな様子に、

心底ホッとしました。


結婚式の前日の夜は、

近くに住む親族一同と、ローラ&ジミー、

それにジミーのご両親も加わり、

30名ほどで結婚前夜のビッグディナーのため、

準備中だったところでした。

「夕食がまだならば、一緒に・・」

と私達夫婦も誘われはしましたが、

その場は丁重にご遠慮し、

「明日を佳き日にしましょう」と

挨拶をしてお宅を後にしました。


結婚式前日の夜は、ホテルに戻って、

夫 Banana と二人だけの夕食です。


以前の記事でも綴りましたが、

6月のロンドン滞在時、

ローラとの再会の予定が、

ジミーの耳の手術と重なってしまい、

会う事が叶わなかったので、

本当は結婚式の前に、

もう一度ローラと一緒に

ゆっくりと食事をしたかったのだろうなぁ

と思うと、

Banana の事が不憫にも感じてしまいましたが、

本人ももちろん、

元妻とその親族が大人数で集まる

実家での晩餐に同席するつもりは全く無く、

止むを得ずというところです。


とは言え、自分もそうでしたが、

やはり娘は母につくので、

なんだかつくづくと、

花嫁の父って、孤独で寂しいのだなぁと、

Banana が気の毒なような気もしてしまいました。


この日は、

現時点でのルースの精神状態が

とても安定している様子だった事が、

一番ホッとしました。


感情の起伏が激しく、

過去に夫が幾度となく罵られたり、

投げかけられた、

彼女からの激しい言葉、メールでの文章、

(中には本当に恐ろしいものもあった)

や、攻撃的な言動で周りの人たちとトラブルを

起こす事も多かった

彼女の現時点での精神状態が

とても気がかりでしたが、

幸いな事に安定している様子で安心しました。


彼女も花嫁の母として、

娘の佳き日を最高の1日にしようと思ったのでしょう。

夫にも、私にも、

友好的な態度を取ってくれた事で、

心の中の重荷が少し下りたような気持ちでした。


そして、結婚式は無事に終了。

佳き一日(ローラとジミーの結婚式)


夫 Banana の妻である自分の立場で

正直な気持ちでものを言えば、

やっぱりバージンロードは、

夫に歩かせてあげて欲しかった・・

と言うのが本音です。

しかし、夫本人が、

教会のゲートから、

教会入り口まで続く小道を、

ローラと一緒に歩けた事で満足をしていると

言ってくれたので、

私はもう、これ以上、

この件については何も言う事はありません。


全員ハッピーならば、それが最高!!

もう一つのバージンロード(ローラとジミーの結婚式)


ローラとジミーの結婚式の話題は、

別の記事をはさみ、もう少し続きます。

次回は、

英国人が "レセプション" と呼ぶ結婚披露宴、

今回の結婚式では、

イングリッシュ・ガーデンウェディングの

様子をお届けします。

(上記の記事の更新予定は、来週以降)


ローラとジミーの結婚式の記事は、

アーカイブにて、

こちらから全てご覧いただけます ♪
ローラとジミーの結婚式


ブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をよろしくお願い致します。




みなさまからの応援が励みとなります。ありがとうございます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

もう一つのバージンロード(ローラとジミーの結婚式)


BlogPaint

前回の記事、

佳き一日(ローラとジミーの結婚式)

からの続きです。


以前のブログ記事、


バージンロードは誰と歩く!?(後半)

でも綴りましたが、

夫 Banana は娘のローラと、

念願のバージンロードを歩く事は叶いませんでした。

しかし、教会への入り口のゲートから、

教会内部へつながる小径を

父と娘の二人きりで歩く事が出来ました。

BlogPaint

結婚式当日のローラの様子を見ていると、

彼女が、

バージンロードを

父と母のどちらと歩くかの、

決断を下すまで、

きっと本当に悩んだのであろうと想像出来ました。


まずは、

ローラの従姉妹達と、親友で結成された、

ブライドメイドが先頭を歩いてきました。

全員ブロンドの、

目を見張るような美しい、若いお嬢さん方です。

BlogPaint

続いて教会の神父様、

その後、教会までの短い道のりを、

父と娘が語らいながら、

笑顔で歩いてくる姿が、

その先で待っていた私の目に入ってきました。


これが花嫁の父にとっての、

もう一つのバージンロードです。

BlogPaint

二人の溢れんばかりの笑顔は最高でした。

花嫁であるローラは、

それは美しく、眩しいほどでした。


ちなみに教会内では、

お式の間の写真撮影は

プロのカメラマン以外は不可能だったので、

ある意味、

屋外で二人の晴れの姿を

自分で写真に残す事が出来て、

思い出の大きな1ページとなりました。

これは花嫁であるローラ本人、

そして、父 Banana にとってもです。


後に Banana に心境を尋ねてみたところ、

彼なりにとても満足で、

「バージンロードを誰と歩くか?」

に関して、

今はもう、特に悔いも不満も無いそうです。

(良かった!!)


教会での結婚式は、

今まで参列した海外の結婚式と

大きく異なる部分はありませんでしたが、

お式が無事に終了した後のフラワーシャワーは、

過去に参列した

ドイツ、スイス、アイルランドでは

(私の場合)経験した事のなかった

挙式後のセレモニーで、

思い出に残りました。

BlogPaint

BlogPaint


こちらは新郎側の、

ベストマン達と新郎新婦のローラ&ジミー。

BlogPaint

ちなみに、

ブライドメイドの人数は何人でも良く、

特に人数は決まっていないのだそうです。


ベストマンはひとりのイメージでしたが、

こちらも複数でした。

ブライドメイドも、ベストマンも、

ヘッドブライドメイド、ヘッドベストマン

という、

そのグループを束ねるリーダーがいました。


色々と学ぶことも多かった

初めての "イングリッシュ・ウェディング"。

この後の披露宴でも、

自分にとっての

様々な初体験が待ち受けていました。


(続きます)


ブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をよろしくお願い致します。




みなさまからの応援が励みとなります。ありがとうございます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
記事検索
㊗️「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" 受賞 🏆🏆🏆

数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
ブログのランキングに参加中です。記事が面白い、または興味深いと思って下さった方々、下の2つのバナーを1日1回の"クリック" で、応援をどうぞよろしくお願い致します。


ヨーロッパランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーー PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログ内の記事・写真(スイス国内外のニュースのご紹介以外)はすべて「Apfel」のオリジナルです。記事・画像・動画の無断転記、及び無断使用を禁止致します。テレビの番組内での使用も同様です。番組やマスメディアでの写真/動画の使用、また、リンクをご希望の企業/個人の方々は、右上のメッセージ(livedoor プロフィールの下です)より、必ず事前に Apfel までご一報下さい。『当方の承諾無しでのリンクはご遠慮願います。』
Twitterでも時々呟きます
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
メッセージ

執筆に関するご依頼、その他、マスメディア関連の方々のお問い合わせ等は、こちらよりお願い致します。

名前
メール
本文
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ