スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

アルプス

ブログ【スイスの街角から】が、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" をいただきました。いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。


アルプスを眺めながら真冬の散歩


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「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

ブログよりいち早くインスタへアップした画像や動画が、

後日ブログ記事になって登場します。

インスタにだけ投稿する限定画像などもございます。

ご興味がおありの方は、

ブログとご一緒に覧いただけますと嬉しいです。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

スイスの各地では、

気温氷点下の寒い日が続いています。


南部のティッチーノ州など、

一部暖かく過ごしやすいところもありますが、

国内の多くの地域で気温が低く、

ただ今、真冬真っ盛りです。


今冬のこれまでの最低気温は、

ザンクトガレン州のトッゲンブルグ地域で

−28.4℃(氷点下28.4℃)が記録され、

続いてヌーシャテル州のラブレヴィーヌで、

–26.8(氷点下26.8℃)が記録されているそうです。


先週の山間部の気温です(気温が低かった地域)

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私の住むチューリッヒ州の湖畔の街も、

寒い、寒い!


先週末までは日中の気温が、

氷点下1℃〜7℃くらい。

週明けは少し気温が上がり、

昼間は氷点下の気温は避けられるようです。


そんな寒い中での私の小さなお楽しみが、

自宅近くの

いつもの湖畔の散歩道を歩くこと。


気温が低くても冬の間は

空気が澄み切っているので、

冬晴れの日には

アルプスと湖を眺めながら、

爽快な気持ちで散策できます。

私にとってこれは、

お金では買えない贅沢なのです。


アルプスとチューリッヒ湖を見渡す

湖畔の我が街、散歩途中の高台より。

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午後5時前にお決まりの場所に辿り着くと、

美しいサンセットを独り占め。

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地元の人たちはこの上の遊歩道を

もう少し早い時間に歩くため、

この時間は誰もいない。

ここは私の特等席〜。



しばし立ち止まり、

夕日が沈んでゆくのを眺めます。

晴れた日には、

正面に、リギ(山)とピラトゥス(山)

のてっぺんも見える、

住宅街から10分ほどで行ける最高の場所。


お正月明けは雪が降ったり、

グレーの空が続く曇りの日が多く、

出不精気味でしたが、

ここ数日は連日、

冬の日のウォーキングにいそしんでいます。

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スイスでも日本の〇〇愛用、氷点下の雪見散策


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日本の一部地域では、

雪の週末となったようですが、

スイス チューリッヒ州の自宅の周りにも、

雪が積もっています。


今積もっているのは、

木曜日の夜間から金曜日の早朝にかけて降った雪です。

と言っても、

住居部分や道路に積もった雪は、

直ちに除雪車が綺麗にしてくれているため、

雪はすっかり溶けていて、

湖畔の街の自宅近くで雪景色が残っているのは、 

広い農場とその周りや、

一般の人が立ち入らない場所だけです。


土曜日は久しぶりに朝から日差しが眩しく、

青い空が広がりました。

ここ数日は、

朝から午後まで太陽の姿が全く見えない数日でしたが、

日暮れ前になると青空が見えて、

美しいサンセットが眺められる、

典型的な冬の天候が続いていました。


土曜の朝はアルプスの遥か彼方にのぼる、

朝日も見えました。

山の向こうにはちょっと雲がかかり、

完全なサンライズではなかったけれど、

ともかく陽の光に飢えていた数日だったので、

気分は上がります。


早朝の気温は氷点下7℃!!

日中は氷点下1℃まで上がったので、

夫婦で自宅近くの散策コースを歩いてみました。


氷点下1℃まで上がるって、

自分で書いていても、

ひえぇーっと思ってしまう寒さですが、

スイスに住んで十数年も経つと、

この季節のこの気温も、

なんだか当たり前になってしまったような気がします。


暖かな九州で生まれ育った少女時代の私からは、

うん十年先にこんな日がやって来ようとは、

夢にも思わなかった将来です(苦笑)


考えてみると、

青い空の下、このコースを歩くのは、

昨年以来の随分と久しぶり。


除雪車が雪を掃除した後の整備された散策道に

雪は残っておらず、

普通のスニーカーで普段通りに歩けました。

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昨年12月初旬に積もった雪と比べると、

明らかに今回は雪深くなっています。



アルプスを眺めながら歩ける道です。

お天気の良い日はいつものことながら、

私達と同じように、

気軽にちょっと歩きたい人達がいっぱいいて、

やはりこの日も午後は、

多くの人とすれ違いました。


郊外の街の自然豊かな散策道だということもあり、

外を歩く際は、

誰もマスクは着用していません。

少なくともすれ違った人々の中に、

マスクを着用している人は一人も見かけませんでした。


私は以前はマスクを着けて歩いていましたが、

一人だけのその姿がかなり浮いてしまい、

すれ違う人達からチラ見されるのが苦痛になり、

最近では、この道を歩くだけの外出の際は、

マスクは着用せずに出かけています。


久しぶりに晴れたということも

理由の一つなのか、

この日はかなりテンション高めのスイス人達にも遭遇。

マスクを着けていない状態で、

大きな声で話しながら歩く人々。


散策しているのは付近の住民がほとんどなので、

ご近所付き合いのない我が家は別として

他の人たちは歩いている途中で

顔見知りの人に会う確率も高いようです。


道で立ち止まり、大きめの声で、

長めの立ち話をしている人達の姿もありました。

いくら外だとはいえ、

至近距離でマスクも着けずに、

大声で長話をして大丈夫なのかと、

どうしても気になってしまう私ですが、

ステイホームが続く生活の中、

誰もが人恋しく感じて、

偶然、道端で知人に会えば、

嬉しくて気持ちが昂り、

ついつい声のトーンが高くなってしまうことも

理解できなくはないのです。


そして、平坦でスムーズに整備されている道は、

中にはご高齢者も歩いておられるので、

少しお耳が聴こえ辛くて、

ご自分の声が大きくなってしまう方々もいたのかも。


事情はあれど、外でとはいえ、

飛沫の可能性のある場所には近づきたくはないので、

そんな人達と極力距離を保ちながら、

私も夫と共に歩く、歩く。

【インスタグラムにご登録されていない方でも、  
画像に表示されている ▶️ をクリックすれば、画像と映像をご覧いただけます】   

チューリッヒ州郊外にある我が街では、

10センチくらい積もっていたようです。

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氷点下1℃の気温の中でも、

急な登り坂道を歩く辺りから、体はポカポカ。


夫婦ともにセーターの下には、

極寒のスイスでは手放せない、

ユニクロのヒートテックシャツを着用し、

私は暖パンと、

足にはヒートテックのソックス。

防寒対策をしっかりとして出かけたので、

氷点下の気温でも寒さを全く感じることなく、

澄み渡った冬の空気の中、

午後のウォーキングを楽しみました。


健康のためには、

毎日続けなくては意味が無いのでしょうが、

流石に寒くて空もグレーだと、

出不精になってしまう意思の弱い私です。


ちなみに夫は、お天気の良くない日でも、

一人で毎日散策しています。

青空が出れば、

私も毎日のウォーキングを目指して・・(!?)

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アルプスの絶景ルートを歩く(パノラマの道 2020:前半)


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しばらく間が空いてしまいましたが、

本日は我が家の今年の夏の休暇、

 (スイス国内)旅の記録  

先日の記事からの続きです。 

 

遅めの夏休み【後半】は、

ベルナーオーバラント地方の自然に触れる旅。


インターラーケンの宿泊先を基点に、

美しいブリエンツ湖周辺をドライブをしたり、

山登り(ローブウェイで)をしたり、

アルプス地方の美味しい空気を吸って、

大自然も満喫しました。


今回ご紹介するのは、

メンリッヒェンから緩やかに降る初級ハイキングコース、

「パノラマの道」
(Panorama Trail: Trail takes you from Männlichen to the Kleine Scheidegg
  / Panoramaweg)

と、そこへ辿り着くまでの行程です。


ブログは自身の記録代わりにも利用しておりますので、

行程より綴ります。


宿泊していたインターラーケンのホテルを午前9時過ぎに出発。



まずは車で、

グリンデルワルトターミナル駅

(旧:グリンデルワルトグルント駅)まで向かい、

そこからはメンリッヒェンバーンに乗って、

メンリッヒェンの山の上へ。

山の標高:2342m
レストランの標高:2225m
展望台の標高:約2230m
ロープウェイ駅の標高:2228/2230 m(スイス政府観光局資料より)

メンリッヒェンにつきましては、

スイス政府観光局のサイトに日本語で記述されています。


 
以前訪れた時と変わっていたのは、

2019年にロープウェイが全面リニューアルされ、

新品のピカピカになっていたこと。


こんな可愛い、

リコラのラッピングゴンドラも目にしました ♪

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近隣のベルナーオーバラントの山や、

観光スポットとのアクセスも充実し、 

双方の移動が益々便利になっています。


グリンデルワルトターミナル駅のロープウェイ駅は

開業はしており、

上へのゴンドラも稼働していますが、

駅構内のところどころと、

駐車場はまだ工事の途中でした。

コロナの影響もあって、

工事が遅延したのかもしれません。


けれども、乗り場とチケット売り場、

お手洗いのあるフロアーは リニューアルオープン済みで、

利用するのに全く問題はナシ。

とても広いトイレも自動ドアになっており、

中も清潔に保たれていて安心して利用できました。

グリンデルワルトターミナル駅から

メンリッヒェンの山頂駅までは、

ロープウェイで約20分。


前回訪れた際は、

別の乗客(カップル)と一つのゴンドラを

シェアしなければならず、4人で乗車しましたが、

今回はコロナの影響もあり、

利用客がほとんどスイス国内の旅行客だったことと、

夏の休暇シーズンのピークが終了した平日であったこともあり、

待ち時間もゼロで、

夫 Banaana と二人だけの

専用でゴンドラ状態で利用できました。


ロープウェイ乗車から山頂までの様子は、

インスタグラムの画像と映像でご覧ください。

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(2020年9月17日) いざ、アルプスへ! ・ メンリッヒェン〜クライネシャイデック 「panorama trail (panoramaweg)【パノラマの道】」をハイキングするため、まずはグリンデルワルトグルント駅へ。快晴の空の下、アルプスの山々が見えてくると、テンションが上がる瞬間。 ・ グリンデルワルトからメンリッヒェンへと上るロープウェイは全面リニューアルされ、ゴンドラも新品のピカピカ。 (駅構内と駐車場は一部工事中) ・ そして、メンリッヒェン(2225m)へと上って行きます。 ・ 【続く】 ・ ・ #スイスの街角から #ブログを更新しました #アルプス #スイスアルプス #スイス #美しい景色 #スイス旅行 #スイス情報 #ヨーロッパ旅行 #海外旅行 #ロープウェイ #ハイキング #山登り #ライブドアインスタブロガー

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過去にも何度か訪れたことのある場所ですが、

ふもとのグリンデルワルトの村が

どんどん小さくなってゆくのと同時に、

アルプスの山々が

眼前に広がってくるのを目の当たりにすると、感激〜。

やはりテンションが上がります。


眼下には緑のフィールド(冬はスキーコースとなる)

を見下ろしながら登って行きます。

と、その時、

Banana の興奮気味の声、

「マーモット!!!」


そういえば、前回も野生のマーモットが

眼下に見えたことを思い出しました。

Banana はそれを覚えていて、

山々(窓の上方)を見つめ続ける私とは逆で、

下の方に注意を払って景色を眺めていたようです(笑)


美しい景色を眺めながら、

20分の空中散歩はあっという間で、

メンリッヒェンの山頂駅へ到着。

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ハイキングを始める前に山頂からの風景を楽しみつつ、

展望台から、

これから進むハイキングコースの

反対側の景色も眺めてみました。

IMG_5210


谷間にたたずむラウターブルネンの村も一望。

スクリーンショット 2020-10-07 18.30.37

そしていよいよ、

絶景ルートのハイキングスタート。

IMG_5226

【続きます】

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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