スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

アイルランド

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


あの大富豪のリゾートホテルに滞在 in アイルランド


BlogPaint

2015年・夏のアイルランド滞在記、


歴史が刻まれた、アイリッシュパブ からの続きです。


今回のアイルランドの旅では、

お招きいただいた結婚式が行われるクレア州の町から、

車で15分ほど走った場所にある

Trump International Golf Links Doonbeg Ireland
(トランプ インターナショナル ゴルフリンクス ドンヴェッグ アイルランド)


に滞在をしました。


上記のホテルは、

現在、アメリカ大統領選に立候補している事でも知られ、

世界の話題にのぼっているアメリカの実業家、

大富豪のドナルド・トランプ氏がオーナーのホテルです。


今までステイしていた欧州系のホテルとはちょっと異なり、

いろんな意味で、

ザ・アメリカという雰囲気をかもし出している印象でした。

BlogPaint

BlogPaint


実際に多くのアメリカ人らしきゲストが滞在していました。

私たちが降り立ったシャノン空港は米軍の補給基地となっており、

アメリカとの繋がりは密接らしいのですが、

ただ単に、アイルランドはアメリカの人々にも人気の旅行地で、

特にゴルフ好きのアメリカ人達に人気のホテルのようです。


BlogPaint



壮大なゴルフ場を伴うリゾートホテルは、大西洋に面した海辺にたたずんでいます。

BlogPaint

BlogPaint



ちょうど到着した日、このホテルでも結婚式が行われており、

ホテル内を散策中、ドレスアップした紳士淑女たちが屋外で、

披露宴の前のカクテルパーティーを行っている場面に遭遇しました。

アイルランドの夏はスイスの夏よりもっと短いので、

(今年のスイスの夏は異例で猛暑が続き、夏も長めですが・・)

7月・8月の週末には、結婚式が何組も行なわれるのだそうです。

BlogPaint



こちらは今回宿泊をしたお部屋。

出張続きでずっと忙しかった夫 Banana が奮発をしてくれ、スイートルームを予約。

BlogPaint


部屋に飾られているいかにも高価そうな調度品の数々や豪華なインテリアが、

大富豪のトランプ氏のホテルである事を実感させられます。


写真では部屋の各所すべてを撮影してはいませんが、

経営者の富の象徴とも感じられたこれらのインテリアは、

個人的には自分の好みと趣味にはあまり合わず、

部屋の広さとは対照的に、最初は少し窮屈な気もしてしまいました。


BlogPaint



部屋の正面には大西洋とゴルフ場が眺められます。

BlogPaint


隣りの部屋がベッドルーム。

BlogPaint


ベッドルームの横にはバスルーム、

リビングの隣りの部屋にはキッチンも付いていました。

リッチなアメリカ人の中には長期で滞在する宿泊客もいるのか、

冷蔵庫は普通の家にありそうな大型の冷蔵庫付き。

流し台、電気コンロ、食器やグラスなど、

一通りのキッチン用品が備え付けられ、ホテルなのですが、

キッチン部分に関しては、コンドミニアムのようなサービスです。


アメリカからのゲストが多い事が理由なのだと思いますが、

ベッドもソファーも、ダイニングのテーブルも、

ヨーロッパの他の国々の同レベルのホテルより、高さが高め!

全体的に体格が大きく、

背の高い人々が多くステイするためなのだと思います。

自分の年代(40代)の日本人女性では標準的な身長の私には、

これが少々高すぎました(苦笑)


しかし部屋のインテリアにも慣れてしまうと、

部屋は広々としており、とても快適なステイでした。


ホテルの裏手には、大自然の風景が広がっています。

この風景は、

自分の中で描いていたアイルランドの印象に近い景色だと感じました。

BlogPaint

BlogPaint


朝食は海の見える、ホテルのメインダイニングにて。

ビュフェスタイルのテーブルには、

ハムやフルーツ、チーズ、種類の多いパンなどが並び、

温かい調理したてのお料理も注文できます。

BlogPaint

BlogPaint


大西洋からの獲れたてシーフードのディナーは、この続きにて・・。


ブログランキングに参加しています。
毎日のブログ更新の張り合いとなりますので、
"1日1回" 大変お手数ですが、
応援の クリック を、どうぞよろしくお願い致します。



お時間がおありの方は
こちら もどうぞよろしくお願いします。(別窓で開きます)

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
 
携帯電話、スマートフォンからご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです


人気ブログランキングへ

にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ

お帽子を求めて・・(続)海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[2]


BlogPaint
(チューリッヒ・ノイマルクトの帽子専門店、お店の外からショーウィンドウを撮影)


前回まで、アイルランドに到着をした日の様子を綴っていましたが、

今回はちょっと、結婚式の準備の時点にさかのぼって、

スイスでの出来事の話題です。


(続)海外の結婚式に参列、今度はアイルランド[1]

からの続きです。


実は今回の結婚式へのご招待では、

挙式当日の服装についてのチェックを事前にしていませんでした。

前回のドイツとは招待客の面々は全く異なるので、

教会でのお式では、ドイツでも身に着けたドレス

(前回の結婚式以来、一度も着用していない)でよしとして、

披露宴には、夏のお招きにはピッタリの、

昨年ミラノの夏のバーゲンで購入してきた、

明るいオレンジに近いピンク系のドレスに着替える事にしました。


結果的には、アイルランドの結婚式は、

ドイツで参列をした時よりも、ずっと派手で華やかであったため、

これで正解でした。


今回の結婚式は、カトリックの教会でのお式には200名、

ホテルでの披露宴に300名ほど集まり、かなり盛大で、

他の参列者たちもほとんどが披露宴では別の衣装に着替えている人が

多かったため、

自分はたまたま気分でそうしただけなのですが、

他の参列者たちも披露宴の時の方が鮮やかな色合いを身に着けている人が多く、

ホッと一息というところ・・。


しかし一つだけ気になっていた問題。

アイルランドに出発をする数日前に念のため、

花嫁の母である、 夫 Banana の友人に一応、

当日着用する服装について確認をしてみたところ、

ドレスについては特に考えさせられる点は無かったのですが、

彼女の追加のひと言、

「Apfel はお帽子をかぶってもいいわよ〜」

・・・。


夫と出会い、結婚して英国文化に触れ15年以上。

スイスの場合だと、もっとダイレクトに伝えらると思うのですが、

英国人の習慣とか言葉の言い回しなど、

今までの経験・体験を総合すると、

これは女性は帽子をかぶった方がよいのだろうと解釈をしました。

もちろんアイルランドで、英国の習慣と全く同じではありませんが、

これに関しては一瞬にして、

英国のロイヤルファミリーの結婚式等でかぶられている、

日よけ用のための帽子ではなく、美しい飾りの付いた、

ファッションの一環としてのお帽子の数々の絵が、

頭の中をグルグルと駆け巡りました。


けれどもスイス(ドイツ語園)や

ドイツで参列をさせていただいた結婚式では、

あんなお洒落なお帽子をかぶっている人をみかけた記憶はありません。

かつてはダイアナ妃や、

キャサリン妃が公式の場でお召しになられているものは、

デザイナーの特注で別ものであるとして、

果たしてチューリッヒであのようなタイプの帽子が見つかるのであろうか?

と、不安を抱えながらも、

出発間際の先週のある日、1日かけて、

帽子を求めてチューリッヒの目ぼしい場所を歩き周りました。


先週は再び暑さが戻ってきた頃で、

出かけた日も当初の予報よりも気温が上がり、炎天下の31℃。


最初は帽子屋さんがあると、複数の友人達からの情報を頼りに、

Neumarkt (ノイマルクト)のエリアへ。

目的の帽子屋さんに辿り着き、ショーウィンドウの外から、

「あった〜!こんな感じのだ。」

と、思ったものの、

お店はちょうど夏の休暇中で8月中旬まで閉まっています。

もう一軒も同様。

このエリア以外は帽子専門店は思い当たらないし、

ネット検索をしても表示されないので、ダメです。


今度は街の中心部に移動し、

数店のデパートの中を見ましたが、

置いてあるのは、秋・冬用の、屋外で着用するための帽子で、

オシャレ用のものはひとつも見当たりません。


ウェディングドレスや、カクテルドレスなどを

専門に扱っているお店ならば、あるかも・・。

との意見も友人からいただいていたので、

こちらにも行ってみましたが、このお店も夏休み中。

もう、お手上げです。


「ああ、もう少し早く確認をしておけば、

きっと6月に日本に戻った際に、

銀座辺りで素敵なのが見つかっただろうな〜。

1週間前にチェックしていたならば、

パリできっと、素敵な帽子が見つけられたかも・・。」


と、後悔してみたものの、もう間に合いません。


こうなったらもう、今回は帽子は諦めて、

自分が保持している(日本で購入しコレクションしている)

ヘアークリップを何とかアレンジして、

華やかなヘアースタイルを自己流で作るしかないと決意しました。


ちなみに結婚式で帽子をかぶらなくても、

礼儀に反するという事ではなく、

帽子はあくまでもお洒落の一環に近いようです。


上記の帽子ストーリーにきましては結婚式の当日、

ドイツやスイスや、そして日本の結婚式では目にした事のない、

よい意味での大きなカルチャーショックを受ける事になります。


次は、前回の記事の続きに一旦戻り、

アイルランドでの滞在の様子の記事をはさみ、

いよいよ結婚式参列の様子を綴ってみようと思います。


ブログランキングに参加しています。
毎日のブログ更新の張り合いとなりますので、
"1日1回" 大変お手数ですが、
応援の クリック を、どうぞよろしくお願い致します。



お時間がおありの方は
こちら もどうぞよろしくお願いします。(別窓で開きます)

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
 
携帯電話、スマートフォンからご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです


人気ブログランキングへ

にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ

歴史が刻まれた、アイリッシュパブ


BlogPaint

前回の記事、

アイルランドへ・・〜 青い海、美しい砂浜が広がるキルキー(Kilkee in Ireland)

からの続きです。


初めて訪れたアイルランドの初日。

お昼過ぎにシャノン空港に到着後、予約していたホテルに向かう途中、

本場のアイリッシュパブに立ち寄りました。

ひと際派手に目立っていたパブ、その名は「Fanny O'Deas」

BlogPaint


たまたま通りがかって立ち寄ったのですが、

実はこのパブ、家族経営としては、アイルランド最古のパプなのだそうで、

現在は8代目が引き継いでいるのだそうです。

BlogPaint

建物の中は、パブの部分とレストランの部分に分かれています。

私たちはパブの部分で遅めの軽いランチと共に休憩しました。


パブの内部は、

英国のブリティッシュパブに雰囲気が似ているような印象ですが、

やはり重厚感があり、積み重ねられてきた歴史を感じました。

BlogPaint

BlogPaint


夫 Banana はまずはアイルランドが本場のギネスビールで喉を潤し、

私は黒ビールではないビール

(私の好みを知っている Banana に任せたため、名前を覚えていません)

でまずは乾杯!

BlogPaint

週末の夜は、アイリッシュミュージックの生演奏が開催されているそうです!


大西洋に面したこのクレア州の地域は、

獲れたてのシーフードがとっても美味しい地域です。

夕食はホテルのレストランを予約していたので、お昼は軽めに、

ホームメイドのクラムチャウダーをいただきました。

これが、いろんなシーフードがミックスされた具がギッシリで、

超美味しかった〜♪

BlogPaint


バーカウンターの背後に掛けられた時計は、

1970年代に放映された「ライアンの娘」という

アイルランドを舞台にした映画の撮影で、パブのシーンに使用されたものなのだそう。

BlogPaint

歴史を知らずにたまたま立ち寄ったパブでしたが、

思いがけず珍しいものを目にする事ができ、

ビールもクラムチャウダーも美味しかったし、

思い出に残る、島のミニストップでした。 (続く)



ブログランキングに参加しています。
毎日のブログ更新の張り合いとなりますので、
"1日1回" 大変お手数ですが、
応援の クリック を、どうぞよろしくお願い致します。



お時間がおありの方は
こちら もどうぞよろしくお願いします。(別窓で開きます)

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
 
携帯電話、スマートフォンからご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです


人気ブログランキングへ

にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ

アイルランドへ・・〜 青い海、美しい砂浜が広がるキルキー(Kilkee in Ireland)


BlogPaint


数日前にアイルランドに到着しました。


今回の旅の目的は、

知人の結婚式に出席をする事が最大の目的なのですが、

せっかくの機会なのでそれと共に、

超大忙しで海外出張続きで世界中を飛び回っていた夫 Banana と、

久しぶりにのんびりと、数日間の休暇を過ごす予定でやってきました。


目的地がアイルランド西部の、大西洋に面したクレア州であったため、

今回は首都のダブリンは経由せず、

チューリッヒからロンドン・ヒースロー空港まで向かい、

ロンドンから、エア・リンガス(Aer Lingus)という

アイルランドの国営航空会社を利用。

西の玄関口であるシャノン空港に到着です。

BlogPaint


先日のパリ一人旅行に引き続き、2週連続の朝4時起きで、

お昼過ぎにはアイルランドに到着。


自身が抱いていたアイルランドのイメージを覆すような青空で、

とても良いお天気であったため、

宿泊予定のホテルにチェックインする前に、

予約をしたレンタカーで、しばしのドライブを楽しみました。


素晴らしい青空が広がるアイルランドの海辺は、

Kilkee(キルキー)という場所で、大西洋に面したとても美しいビーチ。

BlogPaint


スイスに暑さが戻り、

チューリッヒ地方は再び30℃超えの日が続いていたこの日、

アイルランド(クレア州)では20℃をちょっと上回る、

散策するにはとても快適な気候でした。


現地の人々はこの気温でにも関わらず、海に入っている人もいました。

海水の温度を確かめてみると、やっぱり冷たい!!

温暖な日が続き、海の水も温まっている地中海沿岸とは異なり、

やはりここは大西洋に面している海辺なのだと実感します。


訪れた日はちょうど潮が引いていたところでした。

お天気もよかったので、ビーチでくつろいだり、魚釣りをしたり、

海辺を散策する人達で賑わっていました。

BlogPaint


私たちも、美しい海岸を散策。

潮風が気持ちいい〜♪


BlogPaint



潮が満ちている時には、かなり波も荒く、高く、

写真のイメージとは全く異なるようです。

BlogPaint

BlogPaint

海岸線をよく眺めると、

むき出しになった岩肌はごつごつとしていて、

波の荒さを物語っているように見えました。 (続く)


ブログランキングに参加しています。
毎日のブログ更新の張り合いとなりますので、
"1日1回" 大変お手数ですが、
応援の クリック を、どうぞよろしくお願い致します。



お時間がおありの方は
こちら もどうぞよろしくお願いします。(別窓で開きます)

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
 
携帯電話、スマートフォンからご覧下さっている方は、
こちら ↓ をクリックして応援してくださいますと嬉しいです


人気ブログランキングへ

にほんブログ村



にほんブログ村 海外生活ブログへ
記事検索
㊗️「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" 受賞 🏆🏆🏆

数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
ブログのランキングに参加中です。記事が面白い、または興味深いと思って下さった方々、下の2つのバナーを1日1回の"クリック" で、応援をどうぞよろしくお願い致します。


ヨーロッパランキング

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村
ーーーーーーーーーーーーーー PVアクセスランキング にほんブログ村
ブログ内の記事・写真(スイス国内外のニュースのご紹介以外)はすべて「Apfel」のオリジナルです。記事・画像・動画の無断転記、及び無断使用を禁止致します。テレビの番組内での使用も同様です。番組やマスメディアでの写真/動画の使用、また、リンクをご希望の企業/個人の方々は、右上のメッセージ(livedoor プロフィールの下です)より、必ず事前に Apfel までご一報下さい。『当方の承諾無しでのリンクはご遠慮願います。』
Twitterでも時々呟きます
月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
メッセージ

執筆に関するご依頼、その他、マスメディア関連の方々のお問い合わせ等は、こちらよりお願い致します。 上記以外のメッセージは受けつておりません。現在、コメント欄は閉じさせていただいています。

名前
メール
本文
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 累計:

  • ライブドアブログ