
「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
すっかり雪が解けたと思ったのも束の間、
火曜日の朝、起きてみると、
外は久しぶりの雪景色でした。

天気予報も当たり、徐々に寒くなっています。
一昨日、ドイツ在住の友人のSNSに、
銀世界の雪の画像とともに、
「体感温度は氷点下(マイナス)20℃」と
投稿されているのを目にし、
ひぇ〜っと驚いたのですが、
北欧から流れてきた寒波は、
遂にスイスにも到達したようです。
チューリッヒ州のお天気、
今週は、日中でも気温が氷点下(マイナス)5℃、
夜間は氷点下(マイナス)12℃まで下がる日もあります。

コロナの予防はもちろんのこと、
普通に風邪を引かないよう、気をつけねばなりません。
こんな日には、貴重な日本のものを味わいながら、
ちょっとほっこりするのが小さな楽しみです。
昨秋、日本へ一時帰国してから、
早3ヶ月近くが経過しました。
秋に日本から仕入れてきた食品や調味料には
まだ余裕はあるものの、
日本国内のお取り寄せのお菓子類など、
ちょっとした贅沢品は消えつつあります。
なるべく賞味期限の長いものを選んでスイスに持ち帰り、
賞味期限の短いものは、
日本滞在中に味わってくるように
工夫しているつもりです。
あられやおかきなど、米菓と呼ばれるものは、
2ヶ月くらいか長くてても3ヶ月が
表示されている正味期限の限界。
前回お取り寄せで購入し、
持ち帰ったお菓子類の中には、
賞味期限が2ヶ月近くかそれ以上あるものもあり、
大切に味わっていました。
日持ちのする鎌倉紅谷さんのサブレも遂に完食〜。

とはいえ、
実は、甘いものに限っては、
工夫して、海外にいても長く、
日本のお菓子を美味しくいただいています。
きっと販売元のお菓子屋さんは
賛成できないでしょうが、
自己判断で冷凍できるものは冷凍して保存中です。
お取り寄せで購入した京都の銘菓 "茶の菓" も、
商品到着後、2週間ほどしか
賞味期限が設けられていなかったため、
スイスに帰国後、
一箱は夫婦で一緒にそのまま楽しみました。
もう一箱はすぐに冷凍庫に入れてそのまま保存し、
昨日、遂に開けました。

お気に入りの京都の和菓子屋さんの
どら焼きも、期限はとっくに切れてはいますが、
こちらも日本から持ち帰った後、
すぐに箱から出して、
保存袋に移しかえて冷凍し、
自然解凍で美味しくいただいています。

今回は、鎌倉紅谷さんの
クルミッ子も冷凍してみました。
友人がいつも持たせてくれる、
彼女のお母様愛用品の高級お海苔も、
我が家では冷凍庫で保存中。
いつまでもパリパリしていて美味しい!
今年の春で、
スイスでの海外生活18年目に突入します。
スイスに来た当初、最初に住んだバーゼルで、
主婦仲間の日本人のマダムたちに
最初に教えられたことは、
"ほとんどのものは、冷凍できる" こと。
お茶っ葉も冷凍庫で保存すると、
長持ちすることを知りました。
現在は、お味噌も冷凍庫で保存しています。
バーゼルに住んでいた当時は、
日本人の先生の下で、
裏千家の茶道を習わせていただいており、
お菓子はいつも、
生徒さん達が日本に一時帰国した際に
仕入れてきてくださる日本の和菓子を
いただいていました。
その頃、スイスで手に入れることができた、
限られた日本食材を思い出してみると、
とても贅沢なことだったと思います。
それ以来、私もお饅頭は余分に持ち帰り、
冷凍しています!
日本のものが恋しくなると、
これらを自然解凍して、
賞味期限切れはあくまでも自己責任なので、
一人で楽しむ。
最中はどうしても皮がパリッとはいかず、
少ししっとりとしてしまい、
中にお餅が入っている場合は、
ちょっとだけべちゃっとしてしまいますが、
それなりに美味しくいただけます。
どら焼きはほぼ完璧な状態に戻り、満足 ♪
栗饅頭と月餅も冷凍中ですが、
こちらは初のトライです。多分大丈夫でしょう。
私の日本の実家は、
スイスに来た後に両親が相次いで他界し、
子供の頃に、既に姉と弟も亡くしているため、
日本から支援物資を送ってくれる家族は、
残念ながら日本にはもういません。
友人の中には、
いつでも送るよ〜。
と温かな声をかけてくれるお友達もいますが、
世界中がこんな時期に、
みんな大変なのに、
甘えさせていただくわけにはいかない。
なので、自分の欲しいものは自分で。
日本に帰国できない時には、
転送業者なども利用しつつ、
自身でなんとかするしかないと考えています。
スイスで海外生活を始めて以来、
少しだけ正味期限切れの食品類は、
最初に目で見て、
次はにおいを嗅いで、
最後にちょっとだけ味見して・・。
それで大丈夫であれば、Goです。
賞味期限はよほどでない限り、
あまり気にしなくなりました。(笑)
お菓子以外、お料理に使用できる、
鯖味噌煮缶もお気に入り。
常温で長期保存できる乾物類、
乾燥野菜、ごぼう、れんこん、どんこ椎茸、
海のものは、乾燥ひじき、めかぶ
なども、
日本食大好きな英国人夫のいる、
我が家の強い味方なので、必需品です。
こんなすごいものもありました。
日本の技術は本当に素晴らしい。

すっかり存在を忘れてしまい、
賞味期限は昨年12月(既に切れていた)だったので、
これらは数日以内に消費することにします。
春に一時帰国できれば、
またいっぱい食材を仕入れて来られるのだけど・・。
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