スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

おもてなし

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


おもてなし準備中


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久しぶりに一山越えて、

美味しいお肉を求め、

自宅から少し離れた場所にある

お肉屋さんまで、

買い物に出掛けて来ました。


スイスではお肉は基本、

ブロックで売られているため、

我が家ではすき焼き用の牛肉や、

豚バラ肉など、

スライスしたお肉を使用したくて

その量が多い場合には、

事前にお肉屋さんに予約注文をしておいて、

機械で薄切りにしていただきます。


最近では予約しなくても、

お肉屋さんでその場でスライスしてくださる

お店もありますが、

今回は量も多いし、

我が家は一山越えてちょっと遠出をする、

そのお店のお肉が好きなので、

時々お願いしています。  


冷凍のお肉ならば、

日本食材店でも販売されてます。


今週末はお客さまを自宅にお招きして、

すき焼き。

日本だと、

スーパー1ヶ所で材料が全部揃うと思いますが、

ここは外国なので、そうもいきません。  

牛肉はお肉屋さんで。

2キロ〜。

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今回お招きしているのは、

スイス人のカップルなので、

すき焼きのお肉をどの程度食べたいか

分からないので、少し多めに。

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まさか一度で2キロ消費するとは

思えませんが、

余ったら週明けにでも

別のお料理に使用するか、

冷凍保存しておけばよいので。  


しいたけ以外の野菜は、

一般のスーパーで調達。

日本では綺麗な丸型で

肉厚のしいたけは、

こちらのスーパーで売られているのは、

かなり小ぶりで肉厚ではないので、

チューリッヒまで出かけ、

奮発をしてデパートのJelmoli で

仕入れました。


形も揃っていて、

スイスで目にする中では、

それは立派なスイス産しいたけです。

お値段にも目が飛び出そうでした。  

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その他の材料は、

日本食材店の西さんまで

足を伸ばしました。  


卵は生でも食べられるクオリティの、

とれたて新鮮卵を販売している

近所の農家の販売所で。  


我が家はすき焼きにはビールですが、

お客様はスイス人なので、

念のためにビールと共にワインも準備。


当日はテーブルのコーディネートも

春らしくして、

仕舞い込んでいた器も出して。

前菜は早めに作っておけるものを…

と、

コロナ禍の間、3年近く、

きちんとお客様を招いていなかったので、

なんだか、おもてなしの手順も

忘れそうになっていて、

あたふたな数日でした。  


今回デザートは、 

夫 Banana が本人の希望により、

栗原はるみさんのレシピの、

お抹茶のデザートに

初チャレンジすることになっています。


お抹茶は普段、

自宅ではたてないので、

切らしていました。

で、こちらも私が

チューリッヒで仕入れてきました。

こちらもお値段が〜。

次回は、日本で購入してこよう!  


日本への旅行の計画もあるらしい

夫の友人なので、

よい日本の印象をもっていただきたいと、

私も若干プレッシャー気味。(汗)

喜んでいただけると良いけれど…。


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我が家のランチ会 ♪(2017年 初冬)

ブログネタ
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久しぶりに我が家でランチ会を開きました。

大人女子のランチ会を自分で開催するのは、

随分と久しぶりの事でした。

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寒くなってきたので、

(と言うよりも、ランチ会は前から企画していたので、

この時期は既に寒くなっているだろうと見越して、)

今回のお料理のメインはお鍋にし、

"鍋ランチ会" です。


今回のテーブルコーディネートは、

冬らしい雰囲気にしてみようと思っていたのですが、

結果的にはやはり、

自分好みのパープル中心になってしまいました。

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とはいえ、

この日のお客様のお一人であるお友達が

お土産に持参してくださった

素敵なシャンパンのボトルのラッピングの色がパープルで、

テーブルにピッタリ!


更には、オーダーしていたクリスマスリースが

ちょうど先日出来上がったばかりで、

ドアの外に飾るにはまだもったいなくて、

しばらくの間、

リビングのインテリア一部として飾っていたところだったので、

(そちらも自分好みのピンク&パープル系で注文)

なんだか全てを申し合わせたような偶然が重なり、

テーブルの色合いがピッタリ同系列でまとめられるという、

嬉しいサプライズでした。

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まずはシャンパンで乾杯 ♪

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この日のメニュー(前菜)は、

お料理研究家のかめ代さんのレシピより、

● 大根と生ハムのミルフィーユ 柿とすだちのドレッシング

● たことじゃがいもの和風ガルシア風


同じくお料理研究家のエリオットゆかりさんのレシピより、

● ツナのセロリ乗せオードブル

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もう一品は、

こちらは自分の我流レシピで、

以前にロンドンの和風タパスバーで食事をした際の

メニューが気に入り、記憶を辿って、

● マグロのカルパッチョ 白トリュフオイルとポン酢ジュレのソース

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メインは前回のブログ記事にも記した、

● 豆乳ミルフィーユ鍋 です。

この日はオトナ女子の集まりだったので、

お食事の内容も大人メニューです。

意味は、アルコールもいただくというコト(笑)


日本から戻ったばかりの友人が、

豆乳鍋に合わせて、

お豆腐の粕漬けをお土産に持ち帰って下さいました。

日本酒にも合いそうな希少なお土産です ♪

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前日の記事でも登場した豚肉の薄切りを使用して、

湯葉や松山あげ、お豆腐も入れて、

豆乳ミルフィーユ鍋のスタート。

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豆乳は分離するので最後に投入しましたが、

(上の画像は豆乳を入れる前)

その頃にはおしゃべりと、おもてなしに夢中で、

この先は写真を撮り忘れてしまいました〜(笑)


お鍋と共に日本酒も少々。

京都で試飲して以来、とても気に入っている

丹後地方の酒蔵のお酒です。

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丹後地方は和紙も有名なので、

ラベルにも地元の工芸品でもある

ちりめん和紙が使用されています。

お味はもちろん、ボトルの見た目もすごく綺麗で、

京都を訪れる際には購入して来ます!

オトナ女子達にも好評でした。


お食事(ご飯)と香の物の後のデザートは、

お持ちよりいただい日本の和菓子と、

お友達の手作り大作、お抹茶のクレープミルフィーユ ♪

そして、私のお手製の豆乳プリン。

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どれも美味しかった〜。シアワセ。

手順やら、せっかく準備していたはずのトッピング忘れ等など〜

自分のお料理にはまだまだ課題が残りましたが、

みなさんのお口には合ったご様子で、ホッ。


何よりも日本語でおしゃべりを楽しみながら、

みんなで楽しい時間を共有できた事が嬉しかった!

遠いところを遊びに来てくれて、ありがとう〜♪ ♪ ♪


また近いうちに、

このような機会を作ってみたいと思います。


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今年最後のおもてなし、我が家のランチ会 ♪(2015年冬・お鍋編)


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12月のある日、

我が家で開く今年最後のランチ会を開催しました。


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お招きしたのは3人の友人たち。

当日のお料理のメニューをどうしようかといろいろと考えていたところ、

ちょうどその思案中、ロンドン旅行に出かけた事もあり、

ロンドンの日本食材店で見つけた、

スイスでは夢のような日本の食材の数々を使ってみたくなりました。


という事で、

季節柄、急に寒さも増して来たし、

今回はお鍋をメインにメニューを組み立ててみる事にしました。


この日のメインメニューは「鶏つくね鍋」


こちらがお鍋の前の前菜のプレート。

前菜にはロンドンで仕入れてきた熊本からの直送のさつま芋も

使用してみました。

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左から、

● 素朴なさつま芋の煮付け、

● 柿とパルマハムのサラダ、

● タコとじゃがいものピンチョス。


それに、

● わかめとアサリの酢みそ和え

● まぐろとアボカドのポキ風

も作ってみました。

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お皿の周りに彩りとしてデコレーションしている紫色の花は食用で、

ポジリというハーブです ♪

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今回も、割ると中から金粉がパラパラと広がる

ぱっきん箸をお出ししてみました ♪


"ぱっきん箸" は以前のブログ記事、

我が家のランチ会 2015年・春 ♪(2015年 6月1日)


でも登場した、おもてなしの際の最近のお気に入り。


この日は日本のお鍋には欠かせない、あるモノも準備!

それがこちら、

同じく日本から直輸入の春菊〜。

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同じようにロンドンで手に入れた、

日本産の "かぼす" もお鍋に使用し、

ここがスイスの自宅である事を考えると、

自分で言うのもナンですが、

随分とおゼイタクな食材を使用したお鍋となりました。


春菊を目の前に、友人たちも大興奮!(笑)

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お鍋と共にいただいた日本酒は、

この日のお土産にいただいた金沢の日本酒。

日本の政府専用機の機内酒として使用されているというとても貴重なお酒は、

キリリとすっきりが入り混ざった上品な味わいの大吟醸で、

超美酒です!


日本の食材って本当にすごい。

春菊一束を入れるか入れないかで、お鍋の薫りの引き立ち方が全く違う!

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スイスに住んで12年目。

日本を離れて海外で春菊を食材として使用で来たのは、

今回が初めての事です。

お友達にもとても喜んでいただけて、

美味しいお酒と共に、笑いの絶えない鍋パーティとなりました。


先日ロンドンで仕入れた食材について綴った記事はこちら

買ってしまった〜。(2015年 12月1日)


お鍋の後はごはん。

その後のデザートには、

柚子とゆずシロップを使用して作ってみた柚子シャーベットに、

ロンドンの源吉兆庵さんで購入して来た和菓子を添えてみました。

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こちらもとても好評!(ホっ)

特にお鍋の後とあり、

リフレッシュの意味で考えた柚子のシャーベットがよく合いました。


いつも日本食材がこんなにもあふれている訳ではないので、

このようなスタイルのおもてなしは、

年に1度か2度、出来るか出来ないかというところなのですが、

今回のランチ会は、たまたまちょうどよいタイミングでの計画でした!


何よりも、友人たちと一緒に、

いろんな事に共感しながら楽しい時間を過ごせた事が、

とてもシアワセな時間です。


来年もまた、海外で自分が出来る範囲で、

美味しいモノを追求しながら、

お料理の腕も磨いてゆきたいな〜と思います。


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新しい出会いで、おもてなしの心を学んだ ♪

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スイスの風景 に参加中!

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青く晴れ渡った今週のある日、

お友達のお宅でのランチ会にお招きいただき

自宅からひと山超えたある町まで出かけてきました。


この日はとてもよく晴れた美しい1日だったので、

チューリッヒを経由せずにバスを乗り継いで、

いつも向かう方角とは反対方面から目的地を目指しました。

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普段見慣れたリギ山も、

いつもの自宅からの景色よりももっと高い位置から眺めると、

また違った雰囲気です。

バスの車窓からは、

リギのすぐ隣りにピラトゥスも眺められました。

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実はこの日のお宅訪問は、ある友人からの紹介で、

このブログをスイスに来られる以前からご愛読下さっている新しいお友達を

紹介したいと連絡が入り、

ずっと前から計画をしていただいていたランチ会でした。

初めてお目にかかるにも関わらず、郊外の素敵なお宅にお招き下さったのです!


既に旧知の仲の友人Aさんとも久しぶりの再会でした。

親しくなったので忘れていましたが、

よく考えてみると彼女とも、

このブログを読んでいてくれたのがきっかけで、

別の友人が交遊関係の超広いAさんを紹介してくれたのでした。


初めて会ったお友達Tさんともすぐに打ち解けて、

もう一人の別のお友達Yちゃんも加わり、

3人でTさんの心のこもった手料理をいただきました。


料理上手の彼女がふるまって下さったのは、

ワンプレートランチ ♪

お雛様をテーマに一つのお皿に色とりどり盛られたお料理は、

すべてが手作り。

手まり寿司に添えられたガリや、甘酢に漬けた赤かぶ、

それにキムチまで、全部自家製!

卵でくるまれた巾着の中身は、こちらも上品な味付けのお寿司です。

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見た目も美しく、

とても手のこんだ美しいランチを楽しい会話と共にいただきながら、

このお料理すべてを作るのに、

どれくらいの時間を費やして下さったのだろうと思うと、

Tさんのおもてなしの心に感無量でした。


自分も時々自宅でランチ会を開きますが、

あらためて「おもてなしの心」を学ばせていただきました。


デザートももちろん手作りです。

どの器も素敵で、お料理とお菓子のお味と共に、

目でも楽しませていただきました。

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こちら左はAさんの持ち寄った虎屋の羊羹、

右は私が持ち寄ったもち吉のおせんべい、

そして真ん中は、Tさん自家製お抹茶クッキー。

これがまた、お店で買い求めたお菓子のようで、超美味しかった!!

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ずっと前から「スイスの街角から」をご覧下さっているという

新しいお友達Tさんは、お料理だけではなく、

趣味も多才で知識も豊富、とても魅力な方です。

これから、もっともっと親しくさせていただきたいと思っています。

ご紹介をしてくれた友人Aさんにも感謝。


間もなくご出産を控え、

きっと次に会えるのはご出産を終えられてからになるであろうYちゃんにも、

この日、思いがけず会えた事も嬉しかった。


ブログをきっかけに、

昨年末から度々このような出会いが続いているここ数ヶ月。

こういう新しい出会いがあると、

ブログを5年半ずっと続けてきて、本当によかったなーと思います。


しかし、出会いがあれば、別れもありというのが海外生活の現実。

3月は新しい出会いと共に別れもあり、

喜びと寂しさが入り交じった季節になりそうです。


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和食でおもてなし

ブログネタ
国際結婚 に参加中!

久しぶりに自宅で食事会を開きました。

今回は夫の同僚であり友人でもある3人をご招待。

私達夫婦を入れると5名での夕食ですが、

お招きしたのは ドイツ人・オーストリア人・ギリシア人 のお三方。

それに 英国人の夫 Banana 日本人の私。

それぞれが異なった国籍で、何ともインターナショナルな会食となりました。


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通常我が家で「食事会」と言うと、

日本食と洋食をミックスさせた

"和洋のフュージョン" でメニューを構成する事が多いのですが、

今回はお客様のご希望もあり完全な "和食スタイル" です。


アペリティフ(=スイスではアペロと呼びます)として用意したのは、

以前ある方からいただき、いまだ飲む機会を逃していた

ビンテージものの『ドン・ペリニヨン』

その後お食事と共にいただいたのは日本酒。

昨年秋に日本に帰省した際にあるデパートで試飲して美味しかったお酒、

外国の方々からも好評という山形県の大山というお酒を用意しました。


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さすがにこの日は写真好きの私も自分たちのお客様を目の前に

食事の最中に写真撮影をしている訳にはゆかず、

お料理の「下準備の様子」をちらりとご紹介致します。


こちらはキッチンでクッキング中の私の様子をうかがう Banana。

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テーブルセットは毎回 Banana の役目です。

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通常気心の知れた相手をお招きする際に和食を用意する場合は、

それぞれ一皿ごとのお料理を個別にお出しするのですが、

今回は自宅には始めてご招待するお友達だったため、

「和食が食べたい・・」とは聞いてはいたものの、

和風の家庭料理の味付けや、お魚(特にお刺身類)

どこまで好んで召し上がっていただけるか分からなかったため、

最初の野菜の前菜のあとはすべて大皿で準備し、

それぞれお好みで取り分けていただく事にしました。

今回は "和食5品" をコース風にご用意。


こちらは最初の一品で、セロリとにんじんのきんぴら。

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以前に別の日本人のお友達のお宅でいただいて以来気に入っているのですが、

冷めても常温でおいしくいただけます。

お客様の反応も上々でした。



そして二品目はマグロ。

スイスの新鮮お魚屋さん、メルカートで新鮮なまぐろを仕入れてきました。


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相手の好みが既に分かっている場合にはお刺身で用意したりもしますが、

今回はまだ相手のお好みを心得ていなかったため、

以前にも何度かおもてなしをした際に

外国人の方々にも大好評だった "まぐろの漬け" を無難に大皿で

ショウガとお醤油、それにみりんをベースにしたソース(タレ)

に漬けたものを用意しました。

心配の必要は全く無かったようでこのまぐろも大好評!

「美味しい!!」の言葉とともに、

あっという間に平らげられました(笑)


次は温かい前菜、茄子の煮浸し。


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大好きな栗原はるみさんのレシピなのですが、


お醤油とみりんをベースに豆板醤をピリッときかせたお茄子は

夏は冷たい前菜、冬は温かい前菜と

甘・ピリ辛なお味は季節を問わずに美味しくいただけるお料理。

こちらも日本のお客様ばかりでなく過去にも欧米人のお友達にも好評。

もちろん今回もでしたー、ホッとひと安心。




メインには柚子の香り豊かな鶏の
幽庵焼き(ゆうあんやき="柚子焼き" とも)

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スイスでは骨を取り除いた鶏もも肉は売られていませんので、

キッチンばさみを使用して、一切れずつ丁寧に骨を取り除かねばなりません。

この作業が実はかなり手間と時間がかかります。

(詳しい様子は過去の記事にて → スイスでも、美味しい鶏もも肉のからあげ)


下ごしらえに使用したゆずは年に2度ほど日本に帰省する際、

本物の "柚子" をスーツケースにしのばせてスイスに持ち帰り、

その後皮だけ小分けにして冷凍保存しておきます。

乾燥ゆずより断然風味も食感もGOOD!



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出来上がりは

こんな感じ。








柚子の皮は若干苦みもあるため、

チキンのソースにトッピングした柚子は

無理に食べなくてよいとゲストには伝えたのですが、

驚く事に全員ユズの皮まですべて完食!

全員本当に和食好きでいらしたようです。

そしてやはり甘辛いテリヤキ風味の味付けは、

一般の欧米人の方々には好まれるようです。



そして最後はちらし寿司。

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外国のお客様をおもてなしする際にはお決まりのメニューですが、

やはり見栄えもするし、味も気に入っていただけたようで、

3回もおかわりをしていた様子をチェック!

とても喜んでいただけ私も嬉しくなりました。


今回はお料理だけで結構ボリュームのあるメニューになったため、

デザートは軽くつまめるルクセンブルゲルリ(マカロン)と、

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シュプルングリの

マカロンは

みんな大好き!








前回の日本帰省でお取り寄せをして持ち帰った


お濃茶たっぷりのラングドシャ
「茶の菓」を用意。

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(このお菓子に関する過去の記事はこちら→ お取り寄せして味わいたい京都のお菓子


「茶の菓」は昨年秋に持ち帰ったものを冷凍保存しておいたものですが、

特に味の違いは感じずその後も美味しくいただけました。

もちろんお客様も日本の緑茶と共に気に入って下さいました。


みなさんに満足をしていただけたお食事会は 大・大成功!!

お昼からお料理を準備した甲斐がありました。

ちなみに日本酒と茶の菓、それに柚子以外の材料は調味料を除き、

すべてここスイスで調達した材料を使用しました。

海外にいながらも便利な世の中になったものです。


和食でお客様をおもてなしする時にはずっと料理にかかりっきりで、

自分はゆっくりと座って一緒にお話しが出来なかった・・・

という過去の数々の残念な教訓を活かし、

今回は
チキンの幽庵焼き以外のお料理は早めに作って準備していたため

私もゆっくりみんなと一緒に食事と会話を楽しめました。


オーストリア人とドイツ人のお二方はカップルで、

6月にはドイツで結婚式を挙げられる予定 

昨日の記事に関連し、まさに新しき binational の誕生です!

Bananaと私もご招待いただいているため

その際にはハンブルクまで出かける予定で、

それに関する話題で盛り上がる一方、

ギリシア人の女性は我が夫も顔負けの親日家。

今の日本の現状について深く心配をしてくれる彼女に、

私も現在スイスで開催中のダボス会議の影響もあってか、

震災から立ち上がり復興に向け前向きに前進する人々の姿や、

昨年の秋に帰省した際、

5月に戻った時と比べ東京もほぼ元通りに戻っていた事に、

日本のすごさを感じ驚いた事、

しかしながら現実は大きな問題・課題も日本はかかえている事。

それについて、

人々が何とかしようと全身全霊で立ち向かっている事など・・。

我ながら彼らに熱く語ってしまいました。

陰ながらではありますが、

ヨーロッパの人々にも日本の事を伝えられたのは

よい機会でもあったような気もしています。


さて、また近いうちに今度は別のお宅で集る事になりそうですが、

次回またうちの自宅にご招待するまでに、

新しいメニューの開拓にもいそしまねばなりません(笑)



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