
スイスとオーストリアの企業間で、数年に渡り争われていた
ゴールド・バニーチョコ(GOLDHASE)の商標問題。
昨年の春、イースター前に目にした記事では、
「ウィーンの裁判所はイースターを前にした2011年4月4日、
オーストリア・ハオスビルス社に商標チョコレートの
"ウサギのデザインの使用停止" を命じ、
スイス側(リンツ)の勝利が "確定しました。」
Lindt & Sprungli wins “gold bunny” case(Swissinfo・英語)
との内容で、
その戦いは既に幕を閉じられたかの印象であった
オーストリアとスイス両国間のチョコレート会社の争いでしたが、
その後今年に入り、
オーストリアの裁判所が、
オーストリア・ハオスビルス社に販売差し止めを命じる判決を下し、
これによってこの度晴れて、
足掛け8年にわたって争われた裁判に "決着" がついた
のだそうです。

(左がスイス・リンツ社、右がオーストリア・ハオスビルス社)
昨年のニュースを目にして以来、
スイスのバニーが勝利したかの印象であったのですが、
今回の裁判所の命令により、正式にゴールドバニーは、
スイス・リンツ社の独占販売が決定付けられたもよう。
ところでこのリンツのゴールドのバニーですが、
見慣れた金色のバニーは通常、
"赤いリボン" を付けており、
中(うさぎのチョコの部分)はミルクチョコというのが定番
です。
しかし今年気づいた点は赤のリボンに加え、
白とこげ茶のリボンを付けたバニーがいるコト。

スーパーのお菓子売り場では、
赤いバニー(=ミルクチョコ)と並んで、
白いリボン(=ホワイトチョコ)、
焦げ茶のリボン(=ビターチョコ)
が合わせて販売されています ♪
【追記:この数年後には、
体に柄入りのイースターバニーも販売されるようになりました】
正直なところ、
私は赤いリボン以外のバニーは今年初めて目にしたのですが、
例年もイースターの前にこのホワイト&ビターチョコのバニーも
販売されていたのかどうかは不明。
ますます磨きのかかった!?
リンツ社のゴールド・バニーは、
我が家でもイースター前の定番のチョコレートでもあります!
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