前回のブログ記事からの続きです。
「氷河特急(グレッシャー・エクスプレス)」は、
ヴァレー州のツェルマットと、
グラウビュンデン州のエンガディン地方、
サン・モリッツの二大リゾートを結ぶ、
スイスを代表する山岳列車です。
291kmの区間を、7つの谷と291の橋を通り、
91ヶ所のトンネルを抜けて、
約8時間をかけて走行します。
平均時速は約34kmで運行されるため、
世界一遅い特急列車と称されています。
天井まで届く大きな窓が広がるパノラマ車両からは、
雄大なアルプスの山々や、
野趣あふれる渓谷と川、美しい森、
三角屋根が軒を並べる可愛い村など、
車窓から眺める景色が連続して素晴らしいことで、
世界中からの旅行者を魅了し続けています。
5時間近くかけていただいた
エクセレンスクラスのランチが終わった頃、
列車は途中、進行方向が変わります。
その後、長さ142m、
高さ65mの最も有名な石橋、
「ランドヴァッサー橋」を通過しました。
動画はインスタグラムでご覧ください
橋を渡り、トンネルに入る瞬間が、
鉄道マニアたちの人気の撮影スポットです。
私たち夫婦が予約した
エクセレンスクラスの座席は
ツェルマットを出発した時点で、
進行方向に向かって左側、
途中で進行方向が変わり、
「ランドヴァッサー橋」を渡る瞬間は、
進行方向向かって右側の席でした。
実はここまでは事前のネット情報で
検索ができたのですが、
予約の時点での座席マップが、
進行方向がどちらなのかわからずでした。
この件に関しては、
みなさん同じような状況のようです。
ちなみに我が家はイチかバチか状態で、
予約する際に、
多めに席が埋まっている側に
席をアサインしました。
既に予約していた人たちが、
いずれかの手段でそれを心得ていたのかどうか?
は定かではありませんが、
運よく、
「ランドヴァッサー橋」が
座席から見える側の席でした。
反対側に腰掛けていた旅行者は、
車両と車両の間にある、
窓が空いている位置へ
移動して写真を撮影していました。
本当はそこが窓が開いていて、
窓ガラスが反射せずに
一番良い撮影スポットだと思います。
けれども窓は小さいので、
一人か、女性二人が立つと、
ようやく撮影できるかどうかの大きさです。
ちなみに私が乗車した列車では、
カナダとオーストラリアからの
旅行者の女性たちがその場所で
撮影していました。
エクセレンスクラスは20席だと
先の記事でも述べましたが、
私達が乗車した際も、
私達夫婦以外は全て、
スイス国外からの旅行者でした。
(アメリカ、カナダ、オーストラリアなど)
世界各国からの旅人を魅了する
グレーシャーエクスプレスですが、
話題のエクセレンスクラスの予約は、
かなり競争率も高いようです。
個人的には、
このエクセレンスクラスの旅は
かなりおすすめです。
特に、誕生日やご結婚記念日などに。
ペアシート(2名)での申し込みとなるため、
カップルで乗車される方が多いと思います。
乗車した日の列車内でも
誕生日のプレゼントとして乗車された方がいて、
バトラーたちが
ハッピーバースデーを合唱しながら、
サプライズお祝いの瞬間もありました。
夕刻、サンモリッツに到着。
約8時間の列車の旅が終了。
乗車記念のお土産もいただきました。
一瞬、不良品なのか?
と、思いそうになった〜。
わざと傾いたデザインのグラスです!
思い出に残る、
素晴らしい列車の旅でした。
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