スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイスで闘う新型コロナウイルス

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残念な決定


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日本では中国からの入国者・帰国者に対して、

入国時の検査、

出国前検査陰性証明書の提示等、

臨時的な水際措置が実施されていますが、

スイスでは、EUからの勧告に反して、

中国からの旅行者の検査義務は

今後も無しとするそうです。


今週水曜日に開催された連邦評議会で、

中国から飛行機で到着する人々に対する

措置に関しての、

EUからの勧告について議論されました。

結果、当面の間、

スイスでは中国からの旅行者に対する

強制検査は行われないこと、

陰性証明も、特に必要としない 

などが継続と決定。

その根拠は

現在の疫学的状況によるそうです。


✴︎ 以下がその根拠だそうです ✴︎


スイスの人々の多くは、

Covid 19 疾患の重篤な経過に対して、

高いレベルでの保護を受けている。

多くの人がワクチンを接種をしているか、

既に感染を経験している。 

現在、スイスではウイルスの蔓延が

非常に多いため、

飛行機で中国から到着する

比較的少人数に対しての強制検査は、

スイスでのウイルスの拡散に

ほとんど影響を与えない。


とのこと…。


そうなのかもしれないけれど、

普段ならば分散される欧州への旅先が

一気に全く制限のないスイスへ、

集中してしまうことは予想されます。


EU諸国では、日本同様、

到着時の検査を導入しています。

先日、イタリアへ到着した中国からの到着便の

乗客の半数が陽性だったと

ニュースで報道されていましたが、

スイスへ到着する飛行機も

似たような状況なのかもしれません。


この先、

旧正月、夏の休暇シーズンと続けば、

全く入国制限のないスイスには、

中国から大勢の旅行客がやってくることは

間違いないでしょう。


まだ一度も感染していない私は、

ちょっと怖い気もしてしまうのが

本音ではありますが、

まあ、いろんな人が集う町に

ノーマスクで出かける機会がある以上、

リスクは同じなのかも。


決定したことは仕方ない。

自分の身は自分で予防して

守るしかなさそうです。

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再びのマスク着用義務🇨🇭どうなる?


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スイスでもマスク着用の義務化が

再び必要だと、

専門家が語っています。


この数週間で、

スイスで Covid(新型コロナウイルス)

感染者数が急増しているため、

保健当局は、

コロナウイルスの蔓延に対抗するための

いくつかの対策、

主に屋内でのマスクの着用を

スイスで再び義務化する必要があると

述べています。


これまでのところ、

コロナ新規感染者数の

増加の傾向が認められた後も、

スイス連邦政府はマスク着用について、

国民に強制することはなく、

"推奨" としてきました。  



しかし、感染症の専門家によると、

マスク着用の義務はできるだけ早く

再導入する必要があるとの見解です。


「このまま、待てば待つほど、

今後更に、より多くのコロナ感染者が増える」


と、ウイルス専門学者も同意しています。


現在スイスでは、

マスク着用の義務はもとより、

コロナによる規制は撤廃されています。


けれども、

感染者が増えていることは事実で、

例えば、

夫 Banana の勤務先の同僚の中にも、

感染している人の数は増加中。


私が通っている美容院でも、

ここ数週間で、

直前のキャンセルや予約日の変更が

急増しているそうです。

コロナに感染したという理由からです。


実際に町を歩いていると、

屋外でも、以前よりは、

マスクを着用してる人の姿も、

高齢者を中心に、

ちらほらと増えてきました。

公共交通の車内においても同様です。


先週末、Banana は、

バンド仲間の友人達と、

チューリッヒ市内で開催された

ライブコンサートに出かけました。

家を出る前は、

ライブ会場はひしめき合うほどに

混雑することが予想されるし、

コロナも増えてきているので、

ライブを鑑賞するホール内で、

マスクは着用すると言って、

出かけていきました。


深夜、帰宅した夫に、

「会場内で、マスクは着けた?」

と尋ねると、

答えは「ノー」


「やっぱりね…。」

と思ったのが、私の率直な印象。


観客の肩が触れ合い、

身動きできないほど

ギュウギュウに混み合っている会場内で、

誰一人としてマスク着用者はいなかったので、

着けることは不可能だった…。

と、Banana は言います。


それでも、そんな状況だったのなら、

着けなきゃ!

と思いはしましたが、

一人の大人の行動です。

法律やルールで定められていない以上、

私がとやかく言うことはできません。


私も現在は、どこへ行くにも、

ノーマスクで行動していますが、

人が大勢集まる屋内や、

公共交通利用時のマスク着用の

見直しについて、

必要として良いではないかと

思っています。個人的な意見です。
 

今後のマスク着用義務の再検討に関しては、

本日専門家が緊急招集され、

話し合いの場がもたれるそうです。

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不穏な空気


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スイス連邦公衆衛生局 (BAG) は、

新型コロナウイルスの新しい波が

進行していることを受け、

多くの人々が集まる屋内や、

混雑した場所でのマスク着用を

提唱しています。

また、

定期的に屋内を換気し、

頻繁に手洗いをする事も推奨しています。



しばらくの間、

コロナのことは忘れ去られていたかのような

スイスでしたが、

連邦公衆衛生局 (FOPH) は10月4日、

この1週​​間以内で、

25,134 人の新規コロナ感染者(Sars-CoV-2)

が報告されたと発表しました。


これは前週よりも、

約9,000 件多くなっているそうです。

あくまでも届けられた数なので、

症状が軽いなどで、

届出されていない自宅療養者は

含まれていません。

それらの数も加えると、

ちょっと怖い数字なのかも…。


入院患者数も増加し、

290人が新たに入院したとのこと。

(前週は212人)

過去7日間での死亡者は13人でした。


連邦公衆衛生局(FOPH)は

木曜日の声明で、

「予防接種が自分自身や

他の人を守るために重要で、

マスク義務は実施されないと予想されるが、

個人の判断でマスク着用を推奨する。」

と、述べています。


また、

チューリッヒ市の公共交通機関

VBZの声明によると、

チューリッヒ市内を走る

15番のトラム(路面電車)は、

体調不良により休むドライバーが

急増したため、

期限未定で運休されることになりました。


このルートは以前も、

コロナがピークを迎えた際、

運休となった路線です。

他の番号のトラムやバスの利用で、

カバーできる路線ではあるものの、

乗客の移動時間は少し長くなることが

予想されると、VBZは述べています。


10月10日から、

コロナワクチンの追加接種は、

16歳以上であれば、

政府負担(無料)で接種できるそうです。

私は8月に自己負担40フラン

(=約5,800円)で

ブースター接種となる

ワクチン4回目を接種しました。

もう少し待てば無料だったな…

とは思いますが、

だけど、

夏の間は国内外の旅行も続いたし、

接種していなければ、

感染していたかも…

こればかりは、誰にも分からない。

必要経費だと思うことにしました。


冬の到来を前に、

秋晴れの美しさとはウラハラに、

なんだか、

不穏な空気が漂ってきたスイスです。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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