
日本とは異なるスタイルの、
スイスの病院での
イギリス人の夫の入院と手術につきましての記録。
前回のブログ記事からの続きです ↓ ↓
前回で綴りました病院食以外でも、
スイスの病院での入院生活は、
日本とは少し違うようです。
スイスでも病院によっては
スタイルは様々かもしれませんが、
今回綴っているのは、
夫 Banana が入院した、
チューリッヒ州のある病院での体験です。
実は私も一度だけ、
スイスで簡単な手術を受けたことがあり、
数日間だけ、
スイスの病院で入院経験があります。
スイスに移住して間もない、
バーゼルに住んでいた頃のことでした。
その時と、
夫 Banana の過去2回の入院の際は、
個室をご用意いただきました。
スイスの場合、
加入している保険の種類によって
異なると思うのですが、
我が家が長年加入している、
「ハーフ・プライベート」タイプの保険ですと、
入院する際には
2名の部屋が確約されています。
個室を希望の場合、
それに追加料金を支払って
個室待遇にしていただくことも出来ます。
最初から、
入院時には個室を使用できる
「プライベート」タイプの保険に
加入することもできるのですが、
そうすると月々の賭け金が大変高額なため、
入院するという、
おそらくそんなに多くはないであろう機会を
考慮してみると、
「ハーフ・プライベート」で契約をしておいて、
いざ、入院となった際には、
追加料金で個室にアップグレードする
という人々もいて、
我が家もそのパターンでした。
前回、前々回の手術の際には、
個室にアップグレードしていた Banana は、
今回は3日間だけだし、
二人部屋でもいいというので、
アップグレードはせずに、
そのまま保険で適用できる
2名の部屋に入院しました。
術後最初の日に病室を訪れてみると、
すでにもう一人別の男性患者さんが
同部屋に入院されていました。
軽く挨拶をして、Banana の元へ。
Banana は窓側のベッドで、
もう一人の男性患者さんは、
出入り口のドアに近い方。
各部屋にはシャワーとトイレが完備。
各ベッドにはテレビと電話、
鍵付きのロッカーが設置されています。
テレビ用のヘッドフォンは貸し出し。
冒頭の画像はスイスの高級ハーブティー
シロッコのティーバッグセットと、
シャワージェル、シャンプー、コンディショナー。
ウェルカム・アメニティとして、
配布されたものです。(驚きました!)
過去の入院は個室でしたので、
ほかの方々に気兼ねすることなく
話をすることもできましたが、
今回はそうもいかず、
かなり小声で話をしました。
二つのベッドの間の仕切りに、
半分サイズの
カーテンを閉めることはできました。
入院中の飲み物は、
ミネラルウォーター、コーヒー、
ほかお茶類などは、
ナースコールを押せば、
無料でいつでもお願いできます。
お隣の患者さんが
ベッドで看護師さんとお話しをしているのが
耳に入ったのですが、
コカ・コーラ ゼロと、
スイスの国民的飲料リヴェラなどは、
ハーフ・プライベート以上の患者さんは無料、
ほかの患者さんは有料なのだそうです。
余談なのですが、
スイスの人々は基本的にコーラ好きな人が多く、
特にコカ・コーラ ゼロを好まれているのだそう。
入院初日、
その日は2時間ほど病室に滞在し、
私は帰宅。
入院翌日2日目、
お昼頃に病室を訪れると、
ベッドの隣の男性は午前中すでに退院したとのこと。
Banana は食事の際は備え付けの
患者さん用の椅子に移動して腰かけたり、
ベッドに戻ったりしながら過ごしていましたが、
体に何本かチューブが入った状態でしたので、
部屋から出ることはまだできません。

そこから数時間は、
病室には Banana だけとなった
個室状態になりました。
この病院ではベッドごと移動しますので、
お隣の患者さんのベッドが一つ減ると、
部屋がすごく広々と感じられました。
私もこの日は、
お隣の患者さんのご迷惑になることを考えず済み、
夫婦で色々な話をしました。
お見舞い者用の椅子が
3脚も備えられていましたので、
私はその一つに腰掛けて…。
考えてみると、
夫婦で向かい合って、
何もせずに話だけをするという、
あんなにゆっくりとした時間を過ごしたのは、
かなり久しぶりだったような気がします。
午後になると、
友人がお見舞いに訪れてくれました。
彼女としばらく話をしていると、
次の患者さんのベッドが到着で、
また二人部屋に。
私は頃合いを見計り帰宅。
その翌日、入院3日目。
午前中に病室を訪れると、
また同室の男性患者さんが退院していて、
個室状態になっていました。
Banana が入院していた病棟は、
手術後の患者さんをケアするユニットでしたが、
前日の男性患者さんは
1泊だけの入院だったようです。
手術をした箇所にもよるのでしょうが、
基本的にスイスの病院での入院は、
短いことを実感。
この日はその後、
新しい患者さんは Banana の病室には現れず、
3日目は昼夜とも、かなり広い部屋を
個室として使用できることができました。
(別のブログ記事を挟み、続きます)
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