一時帰国中の我が家。
今年は日本で過ごしたクリスマスで、
久しぶりにクリスマスケーキも買い、
準備万端で迎えたはずだったのですが、
ケーキをテーブルに出して、
そばに置いたキャンドルに
火を灯そうとして、
ハッと気づいたこと。
家には着火器具がない。
慌てて住まいの自宅マンション近くにある
スーパーへ駆け込み、
頭の中で、
「チャッカマン」を思い浮かべながら、
店内を探してみるも見つからない。
ちょうどそばにいた店員さんに、
「あのー、ろうそくなどに火を灯す時の、
火をつけるための…。」
うまく説明できず、
店員さんは明らかに 『??? 』の表情。
で、
「昔、チャッカマンと呼んでいたものなのですけれど…。」
と伝えると、
「ああ、ありますよー。こちらです。」
と、案内された場所に、
馴染みのあるチャッカマンが。
チャッカマンは今も、
そのままの名前で
愛用されているのですね。
失礼しました。
毎回、日本に戻ってくるたび、
使い慣れていたものが、
もう販売されていない
ということも多く、
様々なことが進化したり、
すっかり様変わりしている
新しいシステムに感心しながら、
慣れるまで、
最初はちょっと戸惑ったりすることも
ありましたが、
意外なものが、
私が日本に住んでいた頃、
20 年前と変わっていなかったことに、
なんだかちょっとホッとしてしまいました。
興味本意で調べてみると、
「チャッカマン」は、
TOKAI というメーカーが 1983 年に
アメリカで販売したところヒットとなり、
1985 年には日本国内でも
販売を始められ、
もう 40 年近くも人々に愛用されている
着火器具だそうです。
バーベキューにも欠かせないでしょうし、
日本でもキャンプブームも
続いているようですから、
大ヒット商品の人気は
衰えることは無いのですね。
無事、安全に、
キャンドルに火が灯りました。
それにしても、
「チャッカマン」を考案し、
インパクトのある商品名を
命名した人はすごいなぁ…。
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