スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

イタリア・サルデーニャ島旅行

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


地中海、砂に咲く白い花・サルデーニャ 4


イタリア・サルデーニャ 3.カリアリの街

からの続きです。


この日も快晴のキア地方。
 
連日の気温は、日中31度~33度と南国のお天気です。

それでも “カラッ” とした 「地中海性気候」 は

日陰に入れば涼しく、

優しい潮風を感じながら木陰にいれば、

とても快適に過ごせます。


窓を開ければ地中海からの

爽やかな風が心地よく部屋に入ってきて、

冷房の無い生活も、PCを全くチェックしないのも、

それはそれでまた快適に感じるのが不思議なもの。

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この日は1日のんびりと、

ホテルの “プライベートビーチ” で過ごす事に。


ビーチの周りは立ち入り禁止の 「自然保護区」 となっており、

この地方では、

ビーチフロントにホテルを建設する事はできません。

プライベート・ビーチや、パブリック・ビーチの周りは

奇岩や珍しい植物が育っており、

完全な自然保護区となっています。

これが、リゾート開発が進んでも、

手付かずの自然が残されている理由です。

 


リゾート内からホテルのプライベート・ビーチへは、

無料のシャトルが運行されていて、

ビーチへはこのシャトルで約5分。

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 このシャトルで、

 ビーチに

 向かいます!







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景観を楽しみながら、

あっという間の

5分間。






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 ビーチまでの

 遊歩道の周りは

 立ち入り禁止

 となっています。





そして、

ようやくホテルゲスト専用のプライベート・ビーチに到着。


この目の前に広がる美しい海は、「地中海」です。

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さらさらの白砂のビーチには、

細かい貝殻などの漂着物は全く無く

裸足で歩いてもさらさらの砂以外、

何も踏む危険はありません。

海水の中も同様で、

遠浅の続く海の中の砂は “さらっさらっ!!”


かなり遠くまで続く浅瀬の海は波も穏やか。




ビーチの周りの岩山には靴かビーチサンダルを着用し、

徒歩で昇る事が可能。

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岩の上にはかつて見た事の無いような、

植物や花も咲いています。

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砂の上に咲く、不思議な白い花。

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サルデーニャ島の大自然は、とても神秘的!


日焼けは気になるものの、

海の無い国 「スイス」 での生活が長くなってくると、

海で泳ぐのはやっぱり気持ちよく、

この日も終日をリゾート内とビーチで過ごし、

のんびりと時間は過ぎて行きました。


次回、絶景のビューポイントから撮影した、

サルデーニャの七色の海の様子などをお伝えします。



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イタリア サルデーニャ 3.カリアリの街 


郷土料理・サルデーニャ島の休日 2.


からの続きです。


この日は、サルデーニャ州の州都である、

 「Cagliali」 (カリアリ) までドライブ。

ホテルのある 「Chia」 (キア) からは約40分程道のりです。

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広場に設置された銅像

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サルデーニャ州の 「州の旗」 Quattro Mori
(クアトロ モーリ=4人のムーア人)を掲げています。


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州都・カリアリの支庁舎

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彫刻が美しい、カリアリ州の支庁舎の建物です。


カリアリの街並みは他のイタリアの街同様、

決して、 “キレイ” とは言いがたいのですが、

支庁舎をはじめ、凝った彫刻の建物の造りは美しく、

独特の雰囲気があります。

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この州の民族衣装を着たお人形

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サルデーニャは紀元前8世紀頃からフェニキア人、

後にカルタゴ人、古代ローマ人、ビザンチン人、ヴァンダル人、

ピサ人、そしてアラゴン人などに支配され続けてきた場所。


民族衣装にも、

あらゆる文化がミックスされた様子がうかがえます。

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海が近い事もあり、「海の生物」や「貝」 をモチーフにした

お土産ものも並びます。

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異国情緒の漂うサルデーニャ州の州都、

カリアリの町です。  


次回、手付かずの大自然がいっぱいの、

サルデーニャのビーチ(地中海)の様子などをお伝えいたします。




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郷土料理・サルデーニャ島の休日 2.  


イタリア・サルデーニャ島の休日 1.

からの続きです。


その後の夕食は、ホテルと提携のある、

リゾートの向かいの地中海料理のお店へ。

開閉式の屋根のこのレストランは、

お天気が良ければ屋根が空けられ、オープン・テラスとなり、

お天気の良かったこの日は屋根が開いていました。

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サルデーニャ料理は、

普段私達がイメージするイタリア料理とは少し異なります。

海が近いので、

魚やシーフードが美味しい事は言うまでも無いのですが、

遠い昔、

フェニキア人が住んでいたこのサルデーニャ州はその後、

古代ローマや古代ギリシア、カルタゴやスペインに統治され、

彼らの独自の食文化は、イタリアとスペイン料理、

そしてギリシアなどの地中海料理をミックスしたような、

独特のメニューになっています。


この日はサルデーニャの白ワインをチョイスし、

前菜に夫も私も 「魚介のマリネの盛り合わせ」、

メインの前の一品には二人とも「からすみのパスタ」

メインに夫は、「マグロのヨーグルトソース」 (郷土料理) 

私は同じく郷土料理の 「ロブスターの煮込み」 を注文しました。


前菜の前にはパンと共に、

薄ーいピザの生地をかまどで焼いたような、

パリパリした歯ごたえのものが運ばれて来ます。


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食前の定番。

パンと共に運ばれる

“パリパリ”

したもの。






この後、どのレストランでも、これをいただく事になります。

お味はとてもシンプル。

“オリーブオイル” と、うっすら “岩塩”の香り。




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 前菜の

 魚介のマリネ

 





これが、「からすみのパスタ」 です。

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“サルデーニャ風” マグロのグリル 

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郷土料理、ロブスターの煮込み

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驚くべき事にこのメインに注文した

郷土料理(ロブスターの煮込み)は、

あえて “室温(なまぬるい感じ)” のお料理でした!

これは、メニューにもきちんと記載されており、

決して冷めたものを出された訳ではなく、

これが彼らの 「スタイル」 であり、

郷土料理なのだそうです。


ロブスターは美味しくいただきましたが、

煮込みだけに、温かくした状態でも食べてみたいなー!

という気がしました。 


デザートは、“マスカポーネチーズとチョコレート” の パルフェ 


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あまりにヘビーだったため、完食できず残念! (←当たり前)

      
心もお腹もいっぱいに満たされ、

休暇2日目の夜はふけて行きました。 

イタリア・サルデーニャ島の休日 1.

2009年9月に旅した、

イタリア 「サルデーニャ島」 の旅日記 です。

実は別ブログ(旅行記)にアップの途中でしたが、

こちら 「スイスの街角から」 との両立での更新が

難しくなって参りましたので、移動致しました。


ご興味のない方はスルーして下さい。

イタリアにご興味のある方は、是非お付き合いくださいませ。




チューリッヒからサルデーニャ州の 「カリアリ空港」 までは、

約1時間半の空の旅。

南部にある、宿泊地の Chia (キア)の リゾートホテルへと向かいます。

空港からホテルまでは、約1時間のドライブ。


ホテルのある “キア” は、

近年、開発の進んでいるサルデーニャ南部の、

美しい“ビーチ・リゾート”です。


南部では一番美しいといわれているキアの海とビーチエリアは、

年々続々とリゾート・エリアが拡大中。
 

初日の深夜無事に目的地へ到着。

次の日からはいよいよ久しぶりの、

“のんびり” リゾート休暇の始まりです。


翌朝、すがすがしいサルデーニャの朝。

小鳥達のさえずりが、いかにも南国らしいムードを高めます。 

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 今回宿泊した

 リゾートホテル
 
 Chia
   Laguna  






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2日目は

のーんびり、

プールサイドで

過ごしました。
   
 

       



広大な敷地のリゾート内は一つの「村」のような造りで、

リゾート内には “ホテル”、“ヴィラ”、

“宿泊客専用のレストラン”、 ”ショップ” などが点在。


リゾート内の至る場所に、

日本やスイスではあまり見かけない、

南国の植物が植えられています。

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 これは、

 オリーブの実です。








ハイビスカス、プルメリア、ブーゲンビリアそして、

見慣れない美しい花々が

南国の花々花々が心を和ませてくれます。 


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プールサイドでほぼ一日のんびりと過ごした後は、

ホテルのテラスにある、テラス・バーで、

夕食前の食前酒。 

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夕日を眺めながらの

“キールロワイヤル”

休暇の時にだけ味わう、

極上の気分。





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 テラスバー








テラスバーでアペリティフを楽しんだ後は、

夕食のレストランへと移動しました。


次回は、イタリア・サルデーニャ島の郷土料理をご紹介します。



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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