スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

イタリア・サルデーニャ島旅行

ブログ【スイスの街角から】が、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" をいただきました。いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。


地中海、砂に咲く白い花・サルデーニャ 4


イタリア・サルデーニャ 3.カリアリの街

からの続きです。


この日も快晴のキア地方。
 
連日の気温は、日中31度~33度と南国のお天気です。

それでも “カラッ” とした 「地中海性気候」 は

日陰に入れば涼しく、

優しい潮風を感じながら木陰にいれば、

とても快適に過ごせます。


窓を開ければ地中海からの

爽やかな風が心地よく部屋に入ってきて、

冷房の無い生活も、PCを全くチェックしないのも、

それはそれでまた快適に感じるのが不思議なもの。

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この日は1日のんびりと、

ホテルの “プライベートビーチ” で過ごす事に。


ビーチの周りは立ち入り禁止の 「自然保護区」 となっており、

この地方では、

ビーチフロントにホテルを建設する事はできません。

プライベート・ビーチや、パブリック・ビーチの周りは

奇岩や珍しい植物が育っており、

完全な自然保護区となっています。

これが、リゾート開発が進んでも、

手付かずの自然が残されている理由です。

 


リゾート内からホテルのプライベート・ビーチへは、

無料のシャトルが運行されていて、

ビーチへはこのシャトルで約5分。

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 このシャトルで、

 ビーチに

 向かいます!







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景観を楽しみながら、

あっという間の

5分間。






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 ビーチまでの

 遊歩道の周りは

 立ち入り禁止

 となっています。





そして、

ようやくホテルゲスト専用のプライベート・ビーチに到着。


この目の前に広がる美しい海は、「地中海」です。

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さらさらの白砂のビーチには、

細かい貝殻などの漂着物は全く無く

裸足で歩いてもさらさらの砂以外、

何も踏む危険はありません。

海水の中も同様で、

遠浅の続く海の中の砂は “さらっさらっ!!”


かなり遠くまで続く浅瀬の海は波も穏やか。




ビーチの周りの岩山には靴かビーチサンダルを着用し、

徒歩で昇る事が可能。

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岩の上にはかつて見た事の無いような、

植物や花も咲いています。

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砂の上に咲く、不思議な白い花。

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サルデーニャ島の大自然は、とても神秘的!


日焼けは気になるものの、

海の無い国 「スイス」 での生活が長くなってくると、

海で泳ぐのはやっぱり気持ちよく、

この日も終日をリゾート内とビーチで過ごし、

のんびりと時間は過ぎて行きました。


次回、絶景のビューポイントから撮影した、

サルデーニャの七色の海の様子などをお伝えします。



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イタリア サルデーニャ 3.カリアリの街 


郷土料理・サルデーニャ島の休日 2.


からの続きです。


この日は、サルデーニャ州の州都である、

 「Cagliali」 (カリアリ) までドライブ。

ホテルのある 「Chia」 (キア) からは約40分程道のりです。

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広場に設置された銅像

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サルデーニャ州の 「州の旗」 Quattro Mori
(クアトロ モーリ=4人のムーア人)を掲げています。


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州都・カリアリの支庁舎

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彫刻が美しい、カリアリ州の支庁舎の建物です。


カリアリの街並みは他のイタリアの街同様、

決して、 “キレイ” とは言いがたいのですが、

支庁舎をはじめ、凝った彫刻の建物の造りは美しく、

独特の雰囲気があります。

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この州の民族衣装を着たお人形

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サルデーニャは紀元前8世紀頃からフェニキア人、

後にカルタゴ人、古代ローマ人、ビザンチン人、ヴァンダル人、

ピサ人、そしてアラゴン人などに支配され続けてきた場所。


民族衣装にも、

あらゆる文化がミックスされた様子がうかがえます。

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海が近い事もあり、「海の生物」や「貝」 をモチーフにした

お土産ものも並びます。

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異国情緒の漂うサルデーニャ州の州都、

カリアリの町です。  


次回、手付かずの大自然がいっぱいの、

サルデーニャのビーチ(地中海)の様子などをお伝えいたします。




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郷土料理・サルデーニャ島の休日 2.  


イタリア・サルデーニャ島の休日 1.

からの続きです。


その後の夕食は、ホテルと提携のある、

リゾートの向かいの地中海料理のお店へ。

開閉式の屋根のこのレストランは、

お天気が良ければ屋根が空けられ、オープン・テラスとなり、

お天気の良かったこの日は屋根が開いていました。

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サルデーニャ料理は、

普段私達がイメージするイタリア料理とは少し異なります。

海が近いので、

魚やシーフードが美味しい事は言うまでも無いのですが、

遠い昔、

フェニキア人が住んでいたこのサルデーニャ州はその後、

古代ローマや古代ギリシア、カルタゴやスペインに統治され、

彼らの独自の食文化は、イタリアとスペイン料理、

そしてギリシアなどの地中海料理をミックスしたような、

独特のメニューになっています。


この日はサルデーニャの白ワインをチョイスし、

前菜に夫も私も 「魚介のマリネの盛り合わせ」、

メインの前の一品には二人とも「からすみのパスタ」

メインに夫は、「マグロのヨーグルトソース」 (郷土料理) 

私は同じく郷土料理の 「ロブスターの煮込み」 を注文しました。


前菜の前にはパンと共に、

薄ーいピザの生地をかまどで焼いたような、

パリパリした歯ごたえのものが運ばれて来ます。


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食前の定番。

パンと共に運ばれる

“パリパリ”

したもの。






この後、どのレストランでも、これをいただく事になります。

お味はとてもシンプル。

“オリーブオイル” と、うっすら “岩塩”の香り。




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 前菜の

 魚介のマリネ

 





これが、「からすみのパスタ」 です。

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“サルデーニャ風” マグロのグリル 

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郷土料理、ロブスターの煮込み

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驚くべき事にこのメインに注文した

郷土料理(ロブスターの煮込み)は、

あえて “室温(なまぬるい感じ)” のお料理でした!

これは、メニューにもきちんと記載されており、

決して冷めたものを出された訳ではなく、

これが彼らの 「スタイル」 であり、

郷土料理なのだそうです。


ロブスターは美味しくいただきましたが、

煮込みだけに、温かくした状態でも食べてみたいなー!

という気がしました。 


デザートは、“マスカポーネチーズとチョコレート” の パルフェ 


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あまりにヘビーだったため、完食できず残念! (←当たり前)

      
心もお腹もいっぱいに満たされ、

休暇2日目の夜はふけて行きました。 

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