スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

驚き体験&カルチャーショック!2

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


問題がありありだったイギリス鉄道の旅


IMG_9607

イギリスに到着して

ロンドンで 1 泊した後、

翌日は昨年の秋と同じく、

朝 8 時 3 分発の長距離列車で

ロンドン・パディントン駅から

コーンウォールへ。


今回は、ちょっと、

とんでもない体験をした

イギリスの列車の旅について綴ります。

長文ですが、

ご興味がおありの方は

この先へお進みください。


前回のブログ記事からの続きです。




まずはスムーズに辿り着いた前回の旅の様子は

こちらの過去の記事にて。



前回同様に列車の旅が進めば、

5 時間とちょっとで終点のペンザンス駅まで

乗車の予定でした。

ところが今回は、

行程の途中からコーンウォールまでの間が

線路の工事中とのことで、

途中駅のプリマスが終点で、

そこから先は、

なんとバスに乗り換えて

コーンウォールへ向かわなければ

なりませんでした。

スクリーンショット 2024-03-11 6.19.15

イギリスでは数年前から

不定期で行われている

鉄道のストが現在も収束しておらず、

今でも時々行われているので、

イギリス人いわく、

ストに当たらなかっただけラッキー

だということらしいのですが、

日本人の私からすると、

まあ、びっくりなことが山積みの旅でした。


今回も購入したのは 1 等車のチケットです。

途中からはバスになりましたが、

バスは 1 等も 2 等もありません。

まず、出鼻をくじかれたのが、

8 時 3 分発の列車なのに、

8 時直前になるまで、

列車が発車するホームの案内がなく、

表示もでませんでした。


パディントン駅の場合、

各ホームの前に自動改札があります。

(冒頭の画像:2023年10月に撮影)

チューリッヒ中央駅は改札がなくて、

どのホームにも自由に出入りできるので、

そこがスイスとは異なります。


出発のホームがわからないので、

適当に改札の中に入ることもできず…。

その時点でホーム内に

電車が停車していたのは

2 か所だったので、どちらかのはず。

駅の中央あたりで案内を待っていました。

発車の 3 分前の 8 時になって、

ようやくホームの番号が表示されると、

同じような状況で待っていた乗客が

一斉に改札へ向かい、

ちょっとしたパニック状態。


みんな小走りで自分が乗車する車両へ。

1 等車は先頭車両だったので、

改札からは一番遠い場所で、

スーツケースを引きずりながら、

朝から夫婦で、ホームを走る走る〜。


そんな状態だったので、

少し遅れて列車が発車するのかと思っていたら、

予想に反して、ほぼ定刻に出発。

走っていなければ乗り遅れていたかも!

11 時 20 分に到着予定のプリマスまでは、

前回と同じく車内サービスも充実していて、

快適な 1 等車の旅でした。


プリマスに到着すると、

バスが待機していると聞いていて、

バスに乗りさえすれば、

目的地までは辿り着けるので大丈夫。


けれども、

プリマスまでの到着時刻が遅延してしまい、

バスの発車時刻までギリギリ。

そのバスは列車の振り替えなので、

遅延してもバスは発車せずに

待っているはずという理解でした。


この日の列車の終点となった

プリマスへ到着すると、

今度はそこで乗客が一斉に下車し、

バスへ乗り換える人達でホームは混乱状態。


ここでも 1 等車の車両は

出口へと繋がる階段から

一番離れたところに

止まってしまう。(苦笑)


スイスの駅ではほとんどの場合、

1 等車は階段やエスカレーターに

近い位置に停車します。


早足で移動するも、

前方には同じように大きな荷物を持った

乗客達でごった返しているので、

前の人を抜いて走ることはできません。

それでも Banana と二人で

なんとか早足に進み、

ようやくバスまで到着。


数台のバスが目的別に待機していましたが、

ペンザンス行きのバスは

もう他の乗客でいっぱいになっていて、

これ以上は席がないと、

まさかの乗車拒否状態。


流石に、

えーっ!と思ってしまう…。

次の列車に合わせてのバスは

1 時間後です。


すると、

予備のバスの用意があるので、

それで行けるかも? と言われ、

しばらく待っていると、

こちらのバスに乗ってくださいとの案内。


ただし、

あくまでもそのバスは予備のバスなので、

ペンザンスまで直行では

行けない可能性もあり、

また途中でバスを

乗り換えなければならないかも?

とのこと。


プリマスの駅で

バスが出発をする時点では、

乗り換えしなければならないのか、

そのまま直行で

ペンザンスまで行けるのか?

分からない状態での乗車でした。


もしも待機していた最初のバスに

乗車できていれば、

直行でペンザンスまで

到着できていました。

こちらに乗れていれば、

電車の代わりに途中でバスへの

振り替えという感覚で

いられたと思います。


私たちが乗車した

予備のバスのドライバーさんに

質問をしている人もいましたが、

彼の答えは、


「ボクはあくまでも、

今日はスタンバイで待機している

立場だったので、

乗り換えが必要な場合、

それがどこでかは、

自分も分からない。」


のだそう…。

おそらく普段はプリマス周辺だけを

運転しているドライバーさんだったらしく、

カーナビを頼りに運転しているし、

途中駅では待機していた地上係員に、

「ボクは今日はスタンバイだったのだけど、

どこまで続けて運転すればいいの? 」

なんて尋ねているし、

ドライバーさんまで

目的地を知らされていないなんて、

一体どうなることやら…

という感じでした。

スクリーンショット 2024-03-11 7.45.38

もしも Banana と一緒でなければ、

慣れない土地で、

かなり不安だったと思います。

バスは座席が両側 2 列ずつのバスですが、

かなり古いタイプのバスでした。


結局、トゥルーロで

ドライバーさんの交代とともに、

バスも乗り換えが必要で、

朝 8 時 3 分に

パディントン駅を

出発してから約 7 時間後、

約 1 時間半遅れで、

ようやく目的地のペンザンスまで

辿り着くことができました。


終わりよければ、すべてよし

だと考えることにしましたが、

今回は遠かった〜。

ツッコミどころはいっぱいの

イギリス列車の旅という印象は

否めません。


運賃は出発地の

パディントン駅から1 等車で、

通しで購入しなくてはならなかったので、

こんな状態になってしまうと

割に合わないと思ったのが本音です。


工事をやっていたのは

仕方ないとは思うけれど、

結果的には、

半分は 1 等車のサービスだったものの、

あとの半分(以上)は

2 等車以下の待遇だったのが

事実でした。

だったら、

運賃を変えて特別運賃にしないと

フェアじゃない気がする…。


一番フシギだったのが、

ペンザンスまでの

通しの切符を売っているのに、

なぜ、

途中でバスの座席が足りないなんて

事態が起きてしまうのか!?

販売した乗車券の人数で、

目的地ごとにバスを準備していれば

いいだけじゃないのかな? 

と、思ってしまいます。


すごく単純なことのような

気がするのだけど。

理解できない鉄道会社の対応でしたが、

無事にペンザンスへ到着できたので、

よかったと思うことにしました。


他国の鉄道を利用してみて、

普段利用している

日本とスイスのあたり前だと思っていた

鉄道のシステムは、

素晴らしくてありがたいのだと、


意外な体験で実感させられた、

今回の列車の旅でした。

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意外なところでビックリ。


IMG_6121

スイスに戻って数日。

チューリッヒ湖畔の街は、

雨が降ったり止んだり、

夜は雪になることもあるお天気が

続いています。


寒い寒いと聞いていて、

それを覚悟していたので、

意外と今のところは大丈夫な感じです。


今日は雨が止んだ時間をねらって、

久しぶりに近所のスーパーへお買い物。

日中の気温は6℃くらい。

数日前まではお昼も、

マイナスの気温だったそうなので、

これでも少し暖かいようです。


こんな真冬の日に、

花の蕾を目にすると、

なんだか嬉しい…。

IMG_6137

外は風が吹かなければ、

セーターの下にはヒートテックを着て、

ヒートテックレギンスもはいて、

首、手首、足首と、

首のつくところを隙間なく

あったかくしておけば、

それほどの寒さは感じませんでした。


2ヶ月ぶりで、

近所にあるスーパー MIGROS に

行ってみると、

なんと、

クリスマスライトらしき飾りが

まだ残されたままで、ビックリ!

IMG_6150

いつまでこのままなんだろう!?

のんびりとしたものです。

スイスに戻ってきたんだなぁ…

と思いました。


もう一つ、

スイスに戻ったことを痛感したのが、

帰宅してすぐのこと…。

トイレの便座です。

ひゃーっ冷たい!!


日本の温かい便座に慣れてしまうと、

真夏でも、

特に日本から戻った時は、

ひんやりとした便座に

驚かされることもあるのですが、

真冬はとくに…。

ひんやりどころの話ではありません。

思わず、つめたーい!と、

悲鳴をあげそうになりました。


ごく稀に、

温かな便座をつけているご家庭も

あるようですが、

それはあまり一般的ではないのです。


まあ、色々と、

徐々に感覚をスイスモードに

戻してゆくしかないのですが(苦笑)。


本日の冒頭の画像は、

昨日1月16日の朝に撮影した

チューリッヒ湖です。

空も湖うっすらとピンク色に染まり、

真冬の景色になりました。

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いかがなものなのか?


IMG_8951

ちょっと、いかがなものか?

と思った光景。

我が家のマンションの敷地内に、

チョークで書かれた、

ラクガキです。


マンションの住人しか立ち入らない

場所なので、

住人のお子さんの誰かが

書かれたことは

間違いが無さそうです。


書いた本人は、

とても綺麗に出来上がった〜

と、満足なのかも?


だけど、この場所、

ちょうど駐車場からマンションへと

移動する通路で、

上は雨よけの屋根がついていて、

雨が降っても濡れない場所なのです。

自動的に流されて

消えることはありません。

IMG_8927

よく見ると、

壁にも落書きがされ、

駐車場の脇に沿っても

同じように色とりどりの

モザイクに塗られています。

IMG_8954

これを最初に見つけたのは

先週のこと。

その後、誰も消す気配が無し…。


小さな子供だけで長時間、

屋外で遊ばせている人はいないし、

みんなが使用する場所に、

自分の子供が

こんな落書きをしたのを

知らなかったということは、

決してないと思うのです。


我が家の住まいは、

全戸賃貸マンションです。

個人の所有ではないし、

もしもそうだとしても、

マンション敷地内の公共の場所です。


百歩譲って、

子供がやってしまったのなら、

大人の人間として、

親が消すべきなのでは?

というのが、

私の個人的な意見なのですが…。

自分が親ならば、

子供と一緒に消すと思う。


そういう、

自分が当たり前だと思っているモラルを、

もう、持ち合わせていない人も

多いのか…?


実は数年前にも同じようなことが

ありました。

それから年月が過ぎていますので、

お子さんも成長し、

その時とは別の子供だと思います。


その際は、

週に一度入る清掃業者の方が、

それらの落書きを見て、

怒っている場面に遭遇しました。

だけど彼は、

それは、

自分の仕事ではないと思ったようで、

マンション廊下やエレベーター、

入り口の周りなど、

普段と同じ清掃だけをして、

落書きは消えずに 1 ヶ月以上、

そのままでした。


あの時は、最終的に、

誰が消したのだろう…?

と思います。


今回のは、

その時のよりも、

かなり派手で、広範囲。


こんな状態がずっと続いても、

スイスの人々は、

子供のやったことだから、

仕方ない… と、思うのかな!?


業者さんを雇って

綺麗にするとなれば、

もちろんお金もかかるし、

管理会社がなんとかするのか、

保護者に責任を課すため、

犯人探しになってしまうのか??

どうなることやら…。

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逃してしまった〜!

ブログネタ
スイスの風景 に参加中!

IMG_7221

昨日、到着予定だった

日本からの EMS の受け取りを

逃してしまいました。

在宅していたのに…。


10 月 4 日に配達予定なのは、

前日のお知らせで知ってはいたのです。

朝、起きて、

スイスポストから

メッセージが入っているのに気がつき、

チェックしてみると、

配達時に応答がなかったため

持ち帰り

となっていて、

その時間がなんと、

朝の 7 時半過ぎ。


配達履歴を見ると、

午前 6 時 16 分に、

仕分けされていた局を出発し、

7 時 31 分に自宅に配達へ

こられたようです。

IMG_8855


スイスの郵便配達は、

時と場合によっては朝早く、

EMS の場合には、

過去にも 

朝の 7 時過ぎに配達されたことが

何度かありました。


が、前回、前々回と

前の数ヶ月分を含め、

この数年は、

だいたい正午前後に

配達してくださることが

多かったので、

今回まさか、

早朝の配達になろうとは

予想していなくて、

完全に油断していました〜。


昨日の朝は、

私はまだベッドでコーヒーを飲んでいて

気が付かず、

夫 Banana は

チャイムの音に気がついたものの、

シャワーを浴びるために

服を脱いでいて、

間に合わなかったそうです。


ちなみにスイスの郵便物は、

通常、マンションの上まで配達は

してくれないため、

下までおりて、

自分で取りに行かなければなりません。

(少なくとも我が家の配達地域では)


近年は、オンライン管理での

システムも発達してきて、

事前にならば、

受け取りを希望の日にちに

変更したり、受け取り場所を

郵便局にするなど、

オンラインで変更も

可能になりましたが、

日本のように、

配達時間の指定は

できないのです。


なので、

配達物を期待している時は、

ひたすら自宅で待機していることも、

たまにあります。


まあ今回は、

私の油断とミスなので、仕方ない。

逆に、

配達に来てくださったのに出られず、

郵便配達員さん、ごめんなさい。


ちなみに、

再配達の場合は、有料。

今回は重いものではないので、

外出のついでに、

郵便局でピックアップしてこようと思います。

その場合は無料です。


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1000フランの利益、どう思う?




スクリーンショット 2022-10-02 23.54.09

以前にもこのブログでお伝えしていた

高級ブランドのオメガとスウォッチの

コラボレーションによる

「ムーンスウォッチ」は、

発売から 7 か月経った今でも、

高い人気を誇っています。

チューリッヒ バンホフシュトラッセの

スウォッチ ショップ前には現在も毎日、

早朝から行列ができているそうです。


以前、私もお店の前を通りかかった際、

実際に並んでみましたが、

時計は入手できず。

その後は諦めました。


過去のブログ記事はこちらです 👇




8月初旬の時点で、こんな感じでした 




先週、土曜日の状況が、

スイスの情報誌 20Minuten に

掲載されていました。



そのニュースによると、

私の感覚では、

ちょっと見逃せない内容でした。


15歳の少年エマヌエーレ君と、

友人のライナス君は、

土曜日の朝、5時30分から

店頭前に並んでいたそうです。


そんなに早起きしてまで時計を入手したい目的は、

自分で時計を身につけるためではなく、

それを転売し、

利益を得るためなのだそうです。


彼らはほぼ毎週、

学校が休みの土曜日の朝にここに並び、

毎週1個、

ムーンスウォッチを購入しているのだそう。

そしてそれに高額な値をつけて

ネットで販売し、

最大1,000フラン(14万円以上)

の利益を得ているそうです。

情報誌に堂々と顔出しでインタビューに答え、

紙面上にも記事が掲載されているのですから、

違法では無いのでしょう。


だけど、例え法に触れないとしても、

私はこのニュースを読んで、

とても複雑な気持ちになりました。

10代半ばの少年がお金を得る手段としては、

どうなのだろうかと…。


しかし、この件を

英国人の夫と話してみたところ、


「自由な価格をつけて

ネットで販売することは

違法ではないし、

それが10代の少年であっても、

特に問題だとは思わない」


との意見でした。


我が夫ながら、

日本人の自分と、

欧米人の夫との感覚の相違に唖然…。


時計の正規価格は250スイスフラン。

一人一点までの購入の制限があり。

販売から数ヶ月が経過した今も、

11種類の時計の一つを購入するのは

容易ではありません。


列の中には、

日本からの旅行者もいたそうです。

インタビューに答えたのは、

日本人観光客のコバ (42)さん と、

ケイ (53)さん。

彼らは転売目的ではなく、

純粋に時計を手に入れたくて、

朝から並んだそうです。

「奥様に時計を渡すために、

朝6時半からここで待っています。」

とのコト。

素敵な奥様孝行ですね〜。


私が以前、お店で尋ねた際は、

いつ、何時に入荷されるか分からない

とのことでしたが、

毎日入荷されるようになったのかも。


さて、この「ムーンスウォッチ」騒動は、


いつまで続くのやら!?

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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