「 世界遺産 ポンペイの遺跡 1.」 からの続きです。
ポンペイの遺跡 1.
こちらは古代ローマ人の浴場跡です。
Terme di Stabiane (スタビアーネ浴場)
そして床には熱い蒸気循環し、室内を温めていたのだそうです。
これぞ元祖床暖房!
時は西暦79年、ものすごい文明です。
Casa del Poeta Tragico (悲劇詩人の家)
こちらの住宅の玄関先に描かれたモザイク画はとても有名。
CAVE CANEM (猛犬に注意) と書かれた注意書きと共に
絵が描かれている理由は、
当時は字を読めない人が圧倒的に多かったため、
だれが見ても猛犬がいる事をわからせるためだったそうです。
これらは火山灰に埋もれた人々のその時の状態 (姿)を
ベスビオ火山が噴火して逃げ遅れた人々は
高圧のガスで窒息死をし、
火山灰の中に埋もれて亡くなりました。
その遺体の上に降り積もった灰はその後硬く固まり、
後にこの遺跡が発掘された際、
遺体部分だけが腐敗し、
火山灰の中に空洞ができており、
考古学者たちはその遺体の空洞となったた部分に
石膏を流し込む込む事によって、
逃げ遅れた人々の等身大の姿を再現しました。
入口で踊る牧神像のある“ 牧神の家 ”
像の奥が住居となっていました。
Anfiteatro (円形劇場)
古代ローマの円形劇場では最古の部類なのだそうです。
ある裕福だった人の住居。
敷地は広く、リビング・書斎・寝室などに区切られ、
部屋数の多いお宅なのですが、窓が一切ありません。
これは泥棒に入られるのを避けるためだったとか。
遠い古代ローマでも、裕福な家庭では
現代と同じ懸念を抱いていたようです。
こちらが、Casa della Venere(ヴィーナスの家)
ここにはとても状態の良い、
ビーナスのフレスコ画が見事に残っています。
こちらも、ある裕福なお宅の跡。
この地域に住んでいた古代ローマ人達は
ほとんどが商人達で、地中海での貿易に潤い、
べスビオ火山が噴火するその日まで、
裕福で娯楽を楽しむ生活を送っていたと言われています。
人間の人生のとてもはかなさを感じた、
「世界遺産・ポンペイ遺跡」 への旅でした。
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