恐ろしく新鮮なシーフードレストラン(ブリュッセル編)
からの続きです。
今回はベルギーのフラワーレースについて、
ほんの少しご紹介です。
レース編みは自分では実際に経験した事がなく、
今回の記事はあくまでも、
現地ベルギーのレース屋さんでうかがって来た情報です。
こちらはブルージュの町のレース屋さんのショーウィンドウ。
私がブルージュやブリュッセルのお土産屋さんで見かけた
美しいレースは「ブルージュレース」(フラワーレース)
と呼ばれ、 元々はブルージュ(ブルッへ)を中心として
発展したレースなのだそうです。
植物柄のモチーフを織りながらつなげていく
独特の技法はもちろん、すべて道具を使用したハンドメイド。
繊細な中に可憐で華やかなレースは、
その端々にまで、細やかな手がかけられています。
このくらいの小さなクロスでも、
日本円で1枚が3,000円〜5,000 円くらい。
すべて職人さんの手作業なので、高価な品々です。
デザインとその細工によっては、
もっと高額なものも多数あり、大判のレースのクロスなどは、
数百フランするものもありました。
こちらが今回私が購入したレース。
(マット、ティッシュケース、そして刺繍の小物入れ)
すべて純ベルギー産の作品です。
前回のブリュッセルの記事でもご紹介いたしました、
グラン・プラスに面したこのお店で購入しました。
お店の方は私がフランス語がからっきしダメなのが分かると、
言語をすぐに英語に切り替え、
とても親切丁寧にベルギーレースの事を
詳しく説明して下さいました。
(ブリュッセルのほとんどのお店の方は英語がとてもご堪能で、
しかもとーってもフレンドリー、本当に助かりました!)
このレースを購入したお店の方のご説明によれば、
私が購入した商品はすべてブルージュ近郊の村にある、
専属契約の刺し子さんたちから仕入れたものだそうです。
この手作りレース、
夏と冬とでは圧倒的に夏の方が生産量が多いのだそう。
その理由は、商品のすべてがハンドメイドのため、
冬は刺し子さんたちの手がかじかみ、
作業の速度が夏程は早くゆかないのだとか・・・。
まさに伝統のハンドメイドがゆえですね!
こちらがベルギー式の道具。(こちらの写真のみ、ウィキペディアより)
ちなみにこちらはブルージュの町で見かけた町の地図、
地図がこの、ブルージュレースで出来ていました!
もの凄く細かい作業ですよねー。
素晴らしいのひと言!
同じヨーロッパとはいえ、スイスとはまた異なった技術です。
ベルギーの伝統工芸にちょぴり触れた、
もう一つのベルギー滞在記でした。
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