前回のブログの続きです。
7月中旬、土曜日の夜のチューリッヒ。
イタリアンレストランで
食事を終えて外に出ると、
すぐ近くから懐かしい音楽が
耳に入ってきました。
「春のうららの 隅田川…」
ジャズで奏でる
日本の『花』のメロディです。
流れる音色の方へ思わず駆け寄ると、
スイス在住の日本人トランペット奏者で
音楽家の Dai Kimoto さん率いる、
スイスの子供たちで構成するジャズバンド
「Swing Kids」が演奏しているところでした。
「Swing Kids」は Kimoto 氏をリーダーに
2002 年に結成されたバンドです。
10 歳から16 歳までの少年少女達が、
このバンドで素晴らしい活動を続けています。
Kimoto 氏はご自身の曲や
編曲によるコンサートを企画され、
バンドは 2005 以来、
東京、ニューヨーク、パリ、
ブエノスアイレス、フランクフルト
などでも演奏を行い、
昨年は日本で 10 回目 (海外 20 回目)
となる公演を開催されたそうです。
私は残念ながら、
直接の面識はまだ無いのですが、
元祖、日本とスイスの架け橋となる
活動を長きに渡って続けられている
尊敬すべきスイス在住の
日本人大先輩です。
この日はチューリッヒで行われていた、
世界青少年国際音楽祭 2024
(Welt Jugendmusik Festival Zürich 2024)
が開催の日で、
ディナーの前にも
会場となったミュンスタープラッツで
各国の青少年達が演奏を披露している姿を
目にしていました。
そして、
夕食を終えた夜の時間帯に
「Swing Kids」が演奏している場面に、
偶然にも遭遇したのでした。
演奏はとても素晴らしく、
思いがけない場所で、
たまたまスイスの子供達が演奏していた
日本の曲を聴けて感激でした。
とても楽しそうに、
そして堂々と演奏しながらも、
少しはにかんだ表情の少女達が可愛いらしく、
丁寧にお辞儀をする姿も印象的でした。
帰りの電車の時間があったため、
(チューリッヒ郊外の自宅へ戻る電車は、
30 分に 1 本)
最後まで聴けずにとても残念でしたが、
次の機会には是非、
チケットを購入して、
「Swing Kids」の演奏会を
訪れてみたいと思っています。
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