スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

日本との文化の違い

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


言うべきか、言わざるべきか?


IMG_7083

「スイスの街角から」インスタグラムは 
こちらです★

本日の話題は、

過去に投稿した下記のブログの続き、関連記事です。

 

数ヶ月ぶりに、

オランダの北海水産さんを利用してみました。

北海水産の話題は度々ブログにも綴って参りましたが、

美味しい日本風のお魚を

欧州内各地に届けていただける会社です。


今回も到着予定日に無事、注文した魚が届いたのですが、

実はちょっと考えられない状態で

魚が配送されてきてしまいました。


まず、魚を直接入れている発泡スチロールの箱を

入れてある外側の段ボール箱を開けてみると、

な な なんと、

発泡スチロールの蓋の部分が逆さ向き

(蓋の部分が底)になって入っていました。


従って外側の段ボール箱を開けると、

上部には発泡スチロールの箱の蓋はありません。


発泡スチロールの箱は

段ボール箱にピッタリサイズで入っているため、

段ボールを引き上げてみても上がらず。


仕方がないので、

段ボール箱を横から切って、

ようやく中の発泡スチロール箱を取り出せました。

閉じている蓋が底に逆向きになっていたため、

水分も少し出ており、

段ボール箱の底部分はかなり湿っていました。


日本では絶対に考えられないこの事態に

あまりにも驚愕してしまい、

私としたことが、

写真を撮るのを忘れてしまいました。


この時点でイヤな予感がし、

早く魚を箱から取り出さねばと、

必死で発泡スチロール箱を真っ直ぐに戻して

箱を開けたところ、

ドライアイスが詰められた上の部分

(実際には底になって配送されてきた)部分は、

多少の湿り気はあるものの、大きな問題はなし。


魚を上から順にチェックしてみると、

過去の注文において体験したことのないトラブル発生。

魚を入れているパックが破損し、

鯖のみりん干し(2切れ入)が

袋から剥き出しになっていました。

IMG_6840

えっ!?と驚きつつ、

他をチェックしてみると、

イワシのみりん干し(4尾入り)も、

袋が同じように破損していました。

IMG_6835

どちらも破損しているのは袋だけではなく、

魚の一部分が切断(破損)された状態。


利用させていただいたのは久しぶりだったため、

今回はかなりの量をまとめて注文していました。

鯖もイワシも複数ずつ注文していましたが、

問題があったのはそれぞれ一袋ずつです。


あとはホッケが袋の中で

真っ二つに切断されている状態。

こちらは袋の破損はないため、

自宅で食するには問題はないのですが、

でもねぇ・・。


以前から容器が破損していることが続いた

いくらは、私だけではなく、

他の顧客からも同じような報告があったらしく、

その後、薄い透明容器から、

紙のパック(アイスクリームのような容器)

に変更されたとご連絡をいただいていました。


北海水産さんには、日本人のフタッフがおられ、

ご丁寧に日本語で対応をしてくださるので、

ありがたいことです。


で、ご報告として、

いくらは紙のパックの容器に変更したため、

その後、

「他のお客様からは、破損のご報告は受けていません」

とご説明をいただいていたのですが、

残念ながら今回も、

その紙の容器が破損していました。

IMG_6833

いくらを詰めた箱の蓋の部分に亀裂が入っていました。

ただこちらに関しては、

以前のように剥き出し状態ではなく、

食べても問題はないだろうと判断しました。


先に述べた袋も魚も破損した鯖とイワシに関しては、

火を通して食するものなので、

大丈夫かな? とも一旦は考えたのですが、

今のご時世ですし、やはりちょっと怖い。


配送中に箱の中で破損したのだとすれば、

多めに詰めていただいている

ドライアイスの角が当たって?

破損したのかなと思いました。

もしも、

発泡スチロールの箱が逆さになっておらず、

ちゃんとした位置で段ボール箱に収まっていたとしたら、

破損していたのかな? 

とも思いました。


夫 Banana とも、

この件について話し合ってみたところ、

袋と魚が破損したのが箱の中であるならば、

きっと大丈夫だろうけれど、

万一、配送前の時点で袋が破損していたとしたら、

それはとても危険だという事になり、

今回は残念ですが、

該当の鯖とイワシは廃棄する事にしました。


私としては破損に関して、

またか・・。

と言うのがホンネ。


過去に何度も、

いくらの容器の破損の件で先方には報告していました。

(3回の破損で2度返金をしていただいていました)

正直なところ、

もう破損の件で連絡を入れるのは面倒だし、

逆に、クレーマーのお客だと思われるのではないかと、

恥ずかしい気持ちもしてしまい、

今回はもう報告をせずに、

結果的には泣き寝入りしようかと思っています。


過去には何度か、

梱包の際、注意して欲しい。改善して欲しい。

とお願いをしていたにも関わらず、

またこの状態です。

まさか、箱の蓋が逆さになって届くなんて・・。


しかし、どうやって梱包したら、

箱の蓋が逆さまになってしまうのか?

真剣に考えてしまいました。

外側の段ボールを平らな状態で置いて、

その中に魚の入った発泡スチロールの箱を、

わざわざ逆向きにして入れなければ、

そのような状態にはならないはず。


魚を発泡スチロールに詰め込む作業の際には、

正しい向き(蓋は上)になっているはずですから、

蓋を閉じた後、

わざわざそれを逆さ向きにしたと言うことです。

純粋に考えて、とても不思議です。


業者側へ報告をすると、

解決策としてはいつも、返金と言う形になるのですが、

返金目的のクレーマーだと、

相手に誤解されるのではないかと、

不安にもなってしまいます。


しかし、夫 Banana の意見は、

「企業としては、カスタマーからのフィードバック

(意見)がとても重要だから、先方へ事実を伝えるべき」

とのこと。


確かに今後のことを考えると、

担当者には報告をしておいた方が良いのかな

と言う気もしました。


だけど、

鯖とイワシで11ユーロちょっと(約1,340円)

を返金していただくために、

わざわざ時間と労力を費やすのはキツい。

しかも、全く自分の非ではないことで。

このコロナ禍の中で、

考えなければならないことや、

やらなければならないことはいっぱい山積みで、

そんな事に時間を費やしている心の余裕もない。


日本でならば、

同じような業種の企業が存在し、

わざわざ報告をしたくなければ、

口を閉ざした状態で、

"もうその会社は利用しない、次回からは別の会社を利用する"

で終了なのでしょう。


けれども、欧州では他に、

似たような会社はありませんので、

そこが日本の味が欲しい海外在住者の弱みでもあります。


言うべきか、言わざるべきか?

かなり悩みましたが、

泣き寝入りが一番ラクなのかも・・。

心の中はモヤモヤしていますが、

こう言う出来事は今回だけに限らず、

日々の生活において、日常茶飯事に起こります。


つい先週も、

ある有名企業のハンドクリームをネットで注文した際、

贈り物用にギフトラッピングする場合は、

2フラン(約230円)追加となっており、

そのように申し込みをしたのですが、

届いた商品はギフトラッピングされておらず、

ラッピングどころか、商品は箱の中に、

かなり無造作に投げ込まれていました。

こちらは欧州の別の国の商品ですが、

スイス国内からの配送でした。

もちろん明細書には、しっかり2フラン、

チャージだけはされていました。


そもそも、チューリッヒの路面店に行けば、

ギフトラッピングは個別にお願いしても

無料でやっていただけるのに、

なぜネット注文の際にだけ、

2フラン徴収するのか??

さっぱり意味不明。


言うべきか、どうしようかと悩みましたが、

この事例でも、2フランの返金のために

時間と労力を費やすことはやめました。

しかもこちらは、

ドイツ語で問い合わせをしなければならないので、

私にとっては更に時間がかかりそう(苦笑)

このお店に関しては、

町の店舗に出向けば商品を購入できるので、

もう2度とネットでは注文はしません。


日本の当たり前のサービスに慣れていると、

本当にビックリ仰天してしまう事も多々ある、

スイス17年目の海外生活です。


そして、以前の記事でも触れましたが、

私達日本人が、当たり前である感覚も、

育った国の生活環境や習慣、教育レベルの相違で、

私達にとっての当たり前が、当たり前でないこともある。


インパクトのあった最近の2連発でしたが、

こんなトラブルには、

もはや、そう動じなくなっている私でもあります。

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スイスに戻りました & ロストバゲージ

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8月1日はスイスの建国記念日でした。

今年も各地でお祝いの式典が行われ、

我が家のあるチューリッヒ州の湖畔の街

近隣の各街でも、花火が打ち上げられました。


私は建国記念日の前日7月31日夕刻、

日本からスイスに戻りました。


春に続いての日本帰省、

2週間弱の短い夏の帰省でしたが、

今回は遊びに戻った訳ではないので、

限られた時間で、

都内に購入したマンションの必要な所用を済ませて

戻ってきました。


急に決定した予定外の帰省は、

往復ともにANAのデュッセルドルフ経由の便を利用しました。

デュッセルドルフ便は成田空港発着です。


行きは念のために、

乗り継ぎ時間50分の推奨便よりも1本早い、

2時間近くデュッセルドルフで待ち時間のある便を

予約しておいたのですが、

チューリッヒ発デュッセルドルフ行きの便(LX) の

出発時刻が約1時間遅れ、

ドキドキしながらの乗り継ぎでした。

結局到着したのは、

推奨便の50分乗り継ぎ時間の後の便とそんなに変わらず〜。


何とか間に合い、

預け荷物も間に合って成田空港へ無事到着し、

結果としては特に問題はありませんでした。


しかし帰りの便で、問題が発生。

帰りは成田~デュッセルドルフがANA

デュッセルドルフ - チューリッヒがEW(ユーロウィングス)

という、

ルフトハンザドイツ航空傘下の会社の飛行機でした。


帰りの乗り継ぎ時間は1時間15分ほど。

少々不安ではあったものの、

ANA便はデュッセルドルフ空港へオンタイムで到着し、

ユーロウィングの便もほぼオンタイムに搭乗開始。

チューリッヒ空港到着後、

何の心配もしていなかったのですが、

手荷物受取り所のぐるぐる回るコンベアに、

2個預けたスーツケースの1個だけが、

どんなに待っても現れない!


イヤーな予感がしつつも、

待って、待って、そして遂に、

荷物受け渡し中のサインが消滅。

残念なロストバゲージとなってしまいました。


幸い、日本で購入した洋服や、

スイスから持参した洋服、ブランドのバッグ、靴

などを入れたスーツケースの方は無事に到着し、

ロスト扱いになったケースには、

"一種類" を除いてほとんどが常温で保存できる食品で、

金銭的にはさほど高額なものは入れていなかったのですが、

一つだけ、

とても重要なものをそちらのケースに入れていました。

前回の記事にも記した、

3キロの重さがあるカーテンのカタログです。


これはリフォーム会社を通じて、

彼らの取引先のカーテン会社から

カーテンをオーダーするためにお借りしているもので、

秋にまた日本へ帰省する際に、

お返ししなければなりません。


とりあえずチューリッヒ空港の

バゲージクレームで必要手続きを済ませ、

カウンターにいた係の女性より、

「荷物が見つかったら配送業者さんから

直接連絡がいきますので待っててね〜。」

とかなりカジュアルな感じで言われ、

少々ガックリ・・。


日本でスターアライアンスの

バゲージクレームに行った時は、

ANAのスタッフの方がその業務を請け負われており、

彼女たちには何の非もないのに、

そんなに謝っていただかなくても〜

と、逆にこちらが恐縮してしまうほど丁寧でしたが、

スイスではそんな事はなく、誰も謝りません。

彼らにしてみれば、

「だってワタシ個人のミスじゃないもの。」

というところです。


これは文化と考え方、習慣の違いもある事で、

ブログでも何度となく同じような例を綴りましたが、

もう慣れっこになりました。


この状況では何を言っても仕方なし。

言われるがまま自宅に戻り連絡を待つ事にしました。

翌日は8月1日、

スイスの建国記念日(祝日)です。


仕事を終えて、

車で空港まで迎えに来てくれた夫 Banana と

到着ロビーで落ち合い、経緯を説明。


彼も今年5月の日本帰省で、

ロンドン経由の便で同じ体験をしています。

その時のブログ記事はこちら。




荷物のタグもついているし、

見つからないという事はないだろうから、

まあ、そのうち見つかって自宅まで届くだろうと、

と楽観的にとらえることにしました。


でも、翌日は建国記念日(祝日)だし、

お借りしているカタログも入っているし・・。

私としては、気が気ではありません。


ウェブサイトに行ってリファレンスナンバーを入力すると、

トラッキングできるシステムになっており、

帰宅してから何度も入力してみましたが、

自分の名前とケースの特徴が入力された

データはあるものの、

まだ見つかっていませんと表示されるばかり。

祝日(木曜日)の午前中も全く同じ状況でした。


「あーあ、やっぱり祝日ではダメか。

スーツケースが届くのは、金曜日かなぁ。」

と思った矢先、携帯電話が鳴りました。

配送を請け負っている業者のドライバーさんからで、

13時〜15時の間に届けられるとのこと。


先日の Banana の時は、

「そんな時間まで働いているの!?」

と驚かされましたが、

建国記念日にも働かれているんだなぁと

感心させられました。

おそらくドライバーさんはスイス人ではないので、

スイスの建国記念日にどうしても休みたいという

願望は少ないのかもしれませんが、

私にとっては本当にありがたい事でした。


約束の時間通り、13時ちょっと過ぎ、

無事にスーツケースが自宅に到着。

ケースの破損もなく、中身も全部問題なし。

お借りしているカタログも無事でした。(心底 ホっ。)


おそらく今回は、ロストというよりは、

荷物2個のうち1個だけ、

乗せ遅れで間に合わなかったのだと思います。

なぜ1個は間に合ったのに、

1個だけ間に合わなかったのかは定かではありませんが・・。


カウンター(窓口)での対応とか、

コンピューターの荷物トラッキングシステム

(今回はドイツ)が全く更新されないとか、

そういった類いは日本のサービスにはかないませんが、

仕事はちゃんとやって下さるのだな、

良い意味で、

『やっぱりここはスイスだな。』

と、感じさせられた、

なんだか記憶に残りそうな、今年の8月1日でした。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

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今年1月15日にスタートした

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「スイスの街角から」 番外編~
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創刊からようやく1ヶ月が経過しました。


メルマガの定期配信という、

右も左も分からぬ分野での新チャレンジでしたが、

何とか配信予定を滞る事なく、

順調に続けさせていただいております。

これも配信を楽しみに、

ご購読を下さっている皆様あってこそ。

読者の皆様、誠にありがとうございます。


さて、今回、

私が配信させていただいている

メルマガ "まぐまぐ" の提携サイトである、

「TRiP EDiTOR(トリップエディター)」に、

メルマガで配信した記事の一部が掲載されました。

内容は、スイスのインフルエンザ事情について。

TRiP EDiTORは、

『旅と人生は、もっと楽しく編集できる』をコンセプトに、

各界のプロが語りつくす新しい旅行メディアです!

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今回の記事は専任スタッフの方に選んでいただき、

推奨いただいたものです。

書き手にとってこれは実に、

喜ばしい事なのだと理解しております。


通常、メルマガの方は、

ご登録(初月無料)をいただいていないと、

【無料サンプル版】以外、

読んでいただく事が出来ないのですが、

こちらはご登録まだの方々にも、

お気軽に読んでいただける抜粋版となっています。


よろしければ、こちらもどうぞご覧下さいませ。

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(掲載の画像は一部、編集部にて追加編集されています)


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バレンタインの朝

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Vol.5は、2019年 2月 12日(火曜日)配信です。

((目次))2019年 2月 12日配信 / Vo.5

● 今週のスイス

今年もアート・オン・アイスが開催中 ~ ブログには書かない「裏話」

● Apfelのオトナ履歴書 3.

● スイスと英国で有名な日本人についてのランキング ♪

● 我が家は給料制~日本とスイス 家計の違い

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Happy Valentine Day!

本日はバレンタインデー。


昨年の今日は、日本に一時帰省中でした。

日本では今年も、

バレンタイン商戦が凄かったのだろうなぁと

思い出しつつ、

自分のブログを回想してみると、

こんな記事を書いておりました。

日本のバレンタイン、逆カルチャーショック再び!?
(2018年2月14日)


それにしても、あれからもう1年だなんて。

年々、月日の経過の速さに驚かされています。


今朝はのんびりと起床して、

ふと携帯をみると、

友人からのグループLineが入っていました。

スイスで仲良くしている日本人のお友達です。


内容は、

「今日はバレンタインね〜。

何か特別な行事はアリ?」

みたいなたわい無い会話から始まり、

朝のコーヒーを飲みながら、しばしチャット。


我が家は本日の振り替えとして、

Banana がバレンタインのプレゼントに、

週末、ちょっと素敵なレストランの予約を

してくれているものの、

今日に限っては何もナシ。


"誰も特別なコトは何もない(平日だし)"


と話し終わり、その数分後・・。


またまた先ほどの友人から。

「たった今、こんなのが届いたー。」

とメッセージ。


写真を拝見すると、

旦那様がバレンタインデーの奥様へのプレゼントに、

配送を手配をされていた花束でした。

BlogPaint

(画像は友人の許可を得て掲載しています)

お花には "Honey(ハニー)" 付。

まあ、なんと素敵で、甘〜いプレゼント

お花とのセットなのだと思います。


男性から女性に花束やプレゼントを贈る、

欧米ならではの、

日本とはまた異なったスタイルで、

これもスイスのお花屋さんの、

粋なバレンタイン特別バージョンなのでしょう!


ちなみにこちらのご夫婦

(旦那様:スイス人  奥様:日本人)

ご結婚されて、もう25年近いカップルです。


もう一人の友人は "日本式" で、朝、旦那様に、

「チョコいる??」

と尋ねたところ、

「いらない」

とのお返事だったそう。


過去の記事にも綴りましたが、

欧米では基本的に、

男性から女性に、

お花やチョコなどをプレゼントと言う風習です。

まあ、これも伝統みたいな、古い習慣であり、

最近ではこだわらず、変わってきてはいるようです。


日本では女性が自分用に高級チョコを買われたり

が流行っているようですが、

実際に食べたい人が買えば良いと、

私も思っています。


ちなみに、欧米と日本との違いについてふれた、

過去のバレンタインのブログ記事はこちら

本日はバレンタインデー♪


我が家も過去に、英国人の夫 Banana から、

お花のプレゼントがあった年もありました〜。

何よりも、覚えていてくれるコトが大事 ♪

覚えていてくれるコト ♪(2017年2月16日)

スクリーンショット 2019-02-14 17.24.50

今年の我が家はと言うと、

寝ぼけ眼の私に、

「ハッピーバレンタイン」

と声をかけて、

Banana は仕事へ出かけて行きました。


我が家のバレンタインは、

今年はお花のサプライズは無さそうですが、

数日遅れの星つきレストランで、

美味しいワインとお料理を楽しみながら、

今年も元気に、夫婦二人、

仲良く過ごせる事へのお祝いの予定です。


やはりチョコくらいは、

私の方から渡してあげようと、

(今年は事前に何も準備していなかった! 苦笑)

急遽これから、街に出かけて来る事にします ♪


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見事な終活 〜 おばを偲ぶ


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英国からの訃報 

の続きです。


おばの葬儀が無事に終了しました。

個人の遺言でもあり、

決して大きな規模ではないけれど、

誰にでも優しく、

愛情に満ち溢れていたおばにふさわしく、

親族の他、生前ゆかりのあった方々や、

友人などが集まり、

とても温もりのあるお葬式で

おばを見送りました。


おばは昨年の11月に、

89歳の誕生日を迎えたばかりでした。

体調が急変したのは、昨年のクリスマスのすぐ後です。

最終的な病名は、多機能不全との事でしたが、

老衰と言う事だったようです。

最後まで頭はしっかりとしていたし、

周りに気を遣い配慮できる、心の広い女性でした。


おばが他界した後、判明したこと。

彼女は見事な終活を済ませて

この世を去りました。


自分が亡くなった後、

誰に何を残すかなど、

(遺産という意味ではなく、遺品です)

細かな事が綴られていたそうです。


最期の時が近くなったのを悟ったのでしょう、

生前に葬儀場の選択と申し込み、

葬儀の費用の支払いを全て済ませており、

葬儀の中でかける、彼女を偲ぶ曲の選択と順番も、

全て本人によって、決められていました。


葬儀はおばが無宗教だった事もあり、

教会ではなく、

彼女が住んでいた

サマセット州マインヘッドの、

葬儀を専門に執り行う

小さなチャペルで行われました。

私達夫婦は、

宿泊をしていたブリストルのホテルから、

車でマインヘッドへ向かいました。


葬儀の様式は、

日本とも、スイスとも、また、

一般の知識としてあった普通の英国のお葬式とは

大きく異なるスタイルでした。


お祈りは全くありません。

おばの棺は目の前にあります。

けれども、棺は既に閉じられています。

これは英国の義母の際も同様でしたが、

スイスでもほぼ同じで、

葬儀の際に棺の中の、

故人のお顔を目にする事はありません。


葬儀ですが、表現としては、

「偲ぶ会」と表現した方が、

イメージしやすいのかもしれません。


おばが生前大好きだった、

グレン・ミラー・オーケストラの曲がかかり、

彼女を偲びました。


かつて彼女が若かった頃、

キャリアウーマンとしてロンドンでバリバリと働き、

颯爽と街を歩いている様子や、

ジョークを言って、周りに笑顔を振りまきながら、

生き生きと働いている姿。

生前の旦那様と共に、

グレン・ミラー楽団が演奏する曲を聴きながら、

週末の夜を過ごしていたであろう

おばの姿が目に浮かんできて、涙が溢れました。


今回のお葬式では、

文化の違い、宗教観の相違を多く学ばされ、

人生について、深く考えさせられました。


私が夫 Banana と結婚して18年の間に、

日本との間に、

一番大きなカルチャーショックを感じたのが、

3年前の義母の時も含め、

お葬式と彼らの人生観、

そして「死」という事の、受けとめ方です。


この件は、この場で語るには限りがありますので、

毎週火曜日に配信予定のメルマガ


「スイスの街角から」番外編 〜

3つの文化に囲まれてブログでは書けないあれこれ


の中で、

お葬式の内容を含めて、

それにまつわるブログでは語れない

日本人の私が感じた、本音トークを綴ります。


静かにこの世を去ったおばが、

愛する彼女の旦那様と天国で、

笑顔で再会している事を願い、

安らかに眠る事を祈りました。


今日の午後、スイスへ戻ります。


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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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