
先日、チューリッヒで遭遇した
男性が主張していた内容のデモが、
土曜日にチューリッヒ市内で行われました。
日本ではデモというと、
抗議や主張を唱えながら、
行進してその意を表す様子を
(私は)連想するのですが、
海外では時と場合によって、
攻撃しあったり、警察が出動するなど、
かなり過激な内容となる場合があります。
そんな過激デモが、
スイスで土曜日に起こりました。
その場面を速報ニュースや
Twitterの映像で目にし、
想像していた以上にバイオレントな状態に、
ただ驚くことしかできませんでした。
先日ブログにも綴った、
男性が予告していたデモです。
この日はワクチン接種やマスク着用など
コロナ対策に反対のアンチ派のデモと、
それを防ごうとする
別の派閥のデモとの
2つのデモ行進がありました。
スイスではデモを行うためには
事前承認が必要とされているますが、
今回は双方ともに、
警察から正式な許可を得ていない
未承認のデモだったそうです。
大ごとにならなければよいがと
願っていましたが、
かなり大掛かりなデモとなり、
警察も介入する闘争になってしまいました。
実は土曜日は、
夫 Banana が所用のため、
チューリッヒ市内まで出かけていました。
私はその日にデモが開催されることを
知っていたので、
Banana にも事前に伝えていました。
本人もその時間帯には
駅付周辺に近寄らないよう
心がけて出かけましたが、
帰宅のため
正午過ぎに電車に乗車しようと
チューリッヒ中央駅 (HB) に行ったところ、
デモを制御するため
武装した何十人もの警察官が銃を携え、
その場を歩き回りながら警備していて、
駅構内は部分的に
警察車両でブロックされ、
とても普段の中央駅からは、
想像がつかない状況だったそうです。
その場に長くいることさえ、
恐ろしさを感じた Banana は、
自宅までの直通の電車が来るまでに
待ち時間があったため、
ひとまずその場を離れたいと思い、
すぐに到着した別の電車で一駅先の、
チューリッヒ シュタデルホーフェン駅
まで行き、
そこで次の自宅最寄り駅までの
直通電車を待ち帰宅しました。
デモ隊は14時に
チューリッヒ中央駅で集合した後、
そこから市内を
行進という流れだったようです。
州立博物館前には、
アンチ派を防ごうとする派の人々が、
約400人集まったそうです。
警察はデモ行進を抑圧しようと、
唐辛子スプレーや催眠ガス、
ゴム弾を使用
市内を走るトラム(路面電車)やバスも
一時運行を中断する状況に。
デモ隊がパトカーを妨害するため、
レストランの中から椅子を
通りの警察に向かって投げたりする場面も。
通りすがりの人が椅子を片付けて、
警察をサポートする姿もあったのだそう。
ツイッターに投稿されていた、
土曜日のチューリッヒの動画を目にすると、
かなり過激だったことがうかがえます。
チューリッヒ市の警察はツイッターで、
この日のデモは、
事前承認されていなかったため、
デモの参加者は起訴される可能性があると
指摘しています。
美しく洗練された、
大好きなチューリッヒの街が、
こんな攻撃的な状況になるなんて・・。
できればもう、こんな姿は見たくない。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
Lineでブログの更新情報が届きます。
ブログの読者登録はこちらより ♪
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
Lineでブログの更新情報が届きます。
ブログの読者登録はこちらより ♪


「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
ブログよりいち早くインスタへアップした画像や動画が、
後日ブログ記事になって登場します。
インスタにだけ投稿する限定画像などもございます。
ご興味がおありの方は、
ブログとご一緒に覧いただけますと嬉しいです。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・