鮮やかな色合いの、
可愛らしい装飾の建物が立ち並ぶ
アッペンツェルのメインストリートから、
お土産物を眺めたり、
写真撮影をしながらのんびりと散策し、
街の大広場へ…。
前回のブログ記事からの続きです ↓ ↓
アッペンツェルの街の
メインストリートから続く広場は、
ランツゲマインデ (青空議会) が開催される
ランツゲマインデ広場です。

毎年4 月の最終日曜日に、
アッペンツェル・インナーローデン州の
投票権を持つ住民達がこの場所に集まります。


直接民主制のスイスでは、
中世から選挙の際には、
住民の暮らしに直結する重要事項について、
挙手で票決を決める
青空議会が開催されてきました。
現在ではほとんどの州が
この選挙法を廃止しているのですが、
アッペンツェル・インナーローデン州と、
スイス東部のグラールス州の2州では、
今も昔ながらの選挙の方法を
守り続けています。
保守的なイメージもあるスイスなのですが、
アッペンツェルでは1991年になって、
ようやく女性の選挙権(参政権)が
認められました。
だからなのかどうかはわかりませんが、
青空選挙が開催される広場の噴水に、
手をあげた(挙手している)姿の
男性の像があるのが印象的でした。
アッペンツェル地方のプロモーション用に、
民族衣装を身に着けた男性
(スイスの役者さんのようです)
が写っているポスターは、
スイス国内のあちらこちらでよく目にします。
人気のアッペンツェルチーズのお店は、
店内に入ると、
強いチーズの香りが漂います。
店内は旅行者らしき人々で
混み合っていました。

世界中からの旅行者が集う
メインストリートや、
広場から1本外れて裏通りを歩いてみると、
新緑が美しくとても静かで、
遠くに見える山あいの景色はのどかでした。


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「スイスの街角から」

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