またもや目にした、
空港・航空機関連のビックリなニュースです。
コードシェア便の SWISS 航空機が、
スペインに向けて
チューリッヒ空港を飛び発つ際、
乗客のスーツケースを
一つも積まずに
出発していたそうです。
考えられないトラブルは先週末、
チューリッヒ空港で発生。
乗客にはそのことは知らされずに、
飛行機はチューリッヒ空港を出発。
各紙の報道によると、
土曜日の夕方、
スペイン北部の都市 ビルバオ行きの
SWISS 便を利用した乗客たちは、
目的地へ到着地後、
預けた荷物が流れて来るはずの
ベルトコンベアの前で、
2時間以上待ったそうですが、
荷物は現れず…。
SWISS の広報担当は、
航空機は乗客111人を乗せて離陸したが、
荷物は積んでいなかったと認めているそうです。
同担当者はAFPの取材に対し、
「地上スタッフが不足していた」
と語り、
乗務員は荷物が積まれるのを待っていた
と付け加えました。
けれども、
1時間16分経っても状況は変わらず、
運航上の理由から
機長は荷物を積まずにビルバオへ飛ぶことを決断。
その理由は、
折り返しでビルバオで乗客を乗せて、
空港が夜間の閉鎖になる前に
チューリッヒ空港まで戻ってくる必要が
あったためだったと同氏は説明しています。
「関係者にとって好ましくない状況だったことは
重々承知しており、
ご迷惑をおかけしたことは、遺憾に思う。」
と述べたそうですが、
なんだか人ごとには到底思えません。
ちょうど我が家もSWISSの便を利用して
スペインから戻ったばかりなので、
ロストバゲージにもならず、
上記のような
びっくり仰天なトラブルにも巻き込まれず、
ラッキーだったと思うばかりです。
チューリッヒ空港の
空港スタッフの人手不足は以前から深刻で、
夏のホリデーシーズンが始まった
7月頃から、出入国にも時間がかかるなど、
いろいろとトラブっていました。
荷物を積み忘れではなく、
あえて積まずに目的地へ飛んだというニュースも、
今年の夏、これが初めてではなく、
とても似たようなニュースを目にして
驚いた記憶が残っています。
その際もエーデルワイス航空で、
夜間の空港利用時間内に戻ってこなければ、
翌朝出発予定の便の運行にも影響するので、
荷物を積まずに出発したというような
極めて酷似した荷物トラブルでした。
今回のケースは、
乗客らの証言によると、
ビルバオ空港にはスイス人地上係員はおらず、
スペインの航空会社イベリア航空の職員から
飛行機が荷物を積んでいない状態で
着陸したことを知らされるまで、
荷物を受け取るために
2時間以上待った…
一部の人は、休暇が台無しだ…。
と、憤りも見せたそうです。
機長は苦渋の決断を下したのでしょうが、
自分がもしも、
その便に搭乗している乗客の立場だったら、
出発する前に機長から
機内アナウンスで説明があっても
よさそうなのに… と感じるかも。
しかも、
乗客の荷物を積んでいないのに、
到着後 2 時間も待たされるなんて、
信じられません。
とはいえ、
信じられないことが意外と普通に起きるのが、
外国なのだとも思えてしまいます。
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