スイスの街角から

スイス在住18年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

イギリスの話題&旅行

ブログ【スイスの街角から】が、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" をいただきました。いつもブログをご覧下さり、ありがとうございます。


こだわりのある英国人!?


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インスタグラムをフォローして下さっている皆様は

既にお気づきかと思いますが、

ブログよりいち早くインスタへアップした画像や動画が、

後日ブログ記事になって登場します。

インスタにだけ投稿する限定画像などもございます。

ご興味がおありの方は、

ブログとご一緒に覧いただけますと嬉しいです。


ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

12月16日。

本来ならば、今夜のスイス発の直行便で、

夫と共に年末年始を過ごすため、

日本へ帰国する予定の日でした。


2年ぶりに、

日本でお正月を迎える予定でした。

しつこいですが、本当に残念です。


スイスをはじめ、世界中には、

こんな思いをされている方々が

他にもたくさんいらっしゃる。

もうこれを最後に、

泣き言は言わないことにします。


でも、正直まだちょっと、

気持ちがとても、

繊細な状態であることは確か。

このような状況に陥ってしまい、

一時帰国のことも、日本のことも、

しばらくの間は考えたくないし、

今は日本のお話も耳にしたくはない・・。

そんな私の現在の心境。


ということで、

今日は英国人の夫を見て

ちょっと驚いた?

クリスマス前の過去の思い出話を

以前に有料配信していたメルマガから

抜粋・編集して、お話しします。


数年前のクリスマスの前、

12月のある土曜日、

夫 Banana と共に週末の買い出しに、

スーパーへ買い出しに出かけた時の出来事です。


コロナの時代がやってくるなんて、

予想もしていなかった頃、

ほぼ毎週MIGROSのカフェでブランチをした後、

買い物をスタートしていました。


その日はクリスマス前だという事もあり、

お店の商品のケースには、

クリスマス用のクッキーが

テイクアウト用にも並んでいました。

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通常サイズに比べると、

結構大きなサイズのクッキーで、

1枚ごとに購入できるのがスイスのシステム。


ハート型のクッキーを、

いつも注文するパン添えて購入しました。

クッキーは厚みもがあるし、

サイズも大きいので、

2つに割って Banana と半分こしました。


すると、

Banana は半かけのクッキーを、

目の前のコーヒーに

浸そうとしているではありませんか!


「えっ えっ!?ちょっと待って〜。

さすがに "コレ" は違うでしょ!」


と思わず声に出してしまった私。


Banana がいつも、

プレーンタイプのクッキー

(英国のショートブレッド)や

ビスケットを、

ミルク入りの紅茶に浸して食べるのは

知っていました。


ショートブレッド(Shortbread)とは、

こんなクッキーです。



実は20年近く前、

最初にその姿を目にした時、


『ええっ〜? 大人もそれをするの??』


と思ったのですが、


義母(Banana の母 / 故人)や、

彼の妹家族もそうするのを目にした時、


『ああ、この家族は

こうやってクッキーを食べるのかぁ。』


と、ちょっと驚いたのでした。


しかしその後、

テレビで英国のドラマを観ていた時、

主人公の刑事役のおじさんや、

居間でティータイムの老婦人も

全く同じように、

クッキーを紅茶に浸して食べているのを目にし、

英国ではみんな(?)やるのだと、

それが彼らの習慣である事を

初めて知りました。


その日食べていたクリスマスクッキーは、

スイス版のバタークッキー。

しかも紅茶ではなく、朝のコーヒーです。

ミルクティーならば、

何となくイメージもできるけれど・・。

クッキーをコーヒーに浸して、

果たして美味しいの〜??

と思ってしまった私。(苦笑)


Banana いわく、


「だってこれが習慣だもの。」


とのコト。


で、自分の知らない英国の事が気になり

調べてみたところ、

これはれっきとした、

「ダンキング(Tea Dunking)」という

英国(イギリス)流の楽しみ方である事が

判明しました。

ちゃんと単語があるという事にもビックリ!


『英国 紅茶 浸して食べる』 と

ネット検索してみると、

画像もいっぱい出てきます。  

スクリーンショット 2021-12-16 2.18.11

ミルクに浸して食べると、

クッキーやビスケットの自然な甘みが更に増して、

風味豊かに味わえる事が、

科学的にも証明されているのだとか。


夫 Banana が好きなのは、

最近は日本でもよく見かける

スコットランドのメーカー、

「ウォーカー (Walkers) 」のビスケットです。


スイスでもCOOPやMIGROSなど、

一般のスーパーで販売されているため、

我が家には欠かさず常備してあります。

上質な原料とバターが使用されており、

確かにこのクッキーは、

他のメーカーのものと比べると格段に美味しく、

私も好きです。


私はそれを紅茶に浸して

味わってみた事はありませんが、

味が引き立つのであれば、

いつか試してみようかな〜!?

という気もします。


ちなみに「ウォーカー(Walkers)」からは、

いろんなタイプのクッキーが

販売されているのですが、

Banana にはこだわりがあり、

実はどれでも良いワケではありません。  


私の場合、

チョコチップが入ったものが

一番好きなのですが、

Banana からすると、

チョコチップ入りは紅茶に浸して食べると、

チョコの油分が浮くので、

不向きだそうです。

そりゃ、そうか〜。


プレーンのものでも、

丸い形のものは、

カップの中の紅茶に浸しにくいそうで、

こちらも彼に取ってはNG。


一番良いのは、

長細いフィンガーサイズの

典型的なショートブレッド。

スクリーンショット 2021-12-16 2.30.53
これが紅茶に浸す際に

ちょうど良い形・サイズなのだそうです!


英国人って、

結構こだわるんだなぁ

と感じさせされた、

数年前の思い出です。

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目が離せない


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先日のブログの続きです。


英国に住む、

夫 Banana の娘ローラから、

元気で頑張っていると連絡がありました。



州立病院に勤務するローラは、

看護師長としてコロナのICU(集中治療室)の

患者さんの看護をするという

日夜ハードな業務が続いていますが、

ほんの数日だけ、

旦那様のジミーと共に連休で

休暇をいただけたのだそうです。


コロナの患者さんのお世話をすることは

現在の彼らの重要な任務ですが、

看護師だって人間。

どんなに忙しくとも、心身の安らぎは必要だと思うし、

ほんの少しの間だけでも仕事を忘れて休養して欲しい。


テレビ電話の向こうの彼女の姿は

前回話した時よりも少しリラックスした様子で、

安心しました。


冷たい雨の多い印象の冬の英国ですが、

ここ数日のコーンウォールは美しい晴れ間が広がり、

例のホットチョコレートを

ステンレスボトルに入れて一緒に持ち運び、

屋外で自然も満喫できているようです。


ローラはいつも、

「とてもタフな状況が続いている」

とだけ私達に伝え、

それ以上は語りません。


患者さんに対しての守秘義務もあるからなのでしょうが、

医療関係者ではない家族には

余計な心配をかけたくないのか、

仕事がオフの時には病院のことを語りたくないのか?

いずれにしても、

言葉にはできないくらいの惨状の中にいることは

確かなのだと思います。


「貴方とジミーのことがとても心配で、

パパもすごく心配しているよ、体調は大丈夫?」


と問いかける私の隣で、


「いやいや、全然心配はしていないよ〜。」


と照れ隠しの様子の Banana。

父親って、全世界共通ですね。


さて、彼らは最近コーンウォールで、

マイホームを購入すべく行動を開始しました。

英国では若夫婦でも一軒家を買うのが普通です。

今はコンパクトサイズのフラット(マンション)

住まいのローラとジミー。


一度 Banana と一緒に

彼らの部屋を訪問したことがありますが、

日本人の私から見ても、

寝室が一部屋とリビング&ダイニング、

キッチンとバスルームだけでバルコニーや庭は無し。

1LDKサイズのマンションは小さいと感じました。

昨年から休みの日には色々と物件を見学をしてみて、

現在かなり興味を抱いている物件は、

コーンウォールの静かな村にある

4LDKに広々としたガーデン付きの家だそうです。


これから新しい家族を増やしたい二人には、

将来の子供達を育てる上でも、

とても良い環境なのでしょう。

ガーデンには仕事や趣味に利用できそうな小屋もあり、

緑もいっぱいなのだそう。


家はローンで購入予定で、

頭金くらいは二人で貯金できているそうですが、

さて、どうなることか。

ジミーのご両親同様、

Banana も金銭面で多少はサポートの予定があるし、

若夫婦の夢はそう遠くない将来に

叶いそうな気もします。
 

ところでコーンウォールは、

日本の首脳も参加する

2021年6月11日-13日まで予定されている

G7サミットの開催地として決定しています。

(G7サミット= 日、米、英、仏、独、伊、加
7か国の首脳並びに欧州理事会議長及び
欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議)

で、奇しくもその開催場所は、

私も2017年に宿泊をした、

Carbis Bay Estate なのだそうです。



確かにとても素敵なホテルではありましたが、

G7サミットが行われるには、

ちょっとこじんまりとしていたような・・!?

という気もしてしまいました。


しかし、Banana によると、

その後改装され、規模も拡張しており、

何よりも建物が崖の上に位置しているので、

厳重な警備を置いた上で、

"外部からの侵入は不可能で、 最適な場所だと思う。"

とのことです。


コロナの影響で、開催地も含め、

今後の予定がどう変わるかは分かりませんが、 

今年は2年ぶりに対面式での

サミットを予定とのこと。

あらためて、

コーンウォールから目が離せない我が家です。

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興味深い、英国での呼び名の違い


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昨年のちょうど今頃、

我が家は夫 Banana の生まれ故郷でもある

英国 ロンドンを訪れていました。



ロンドンに滞在中、

BBCから流れてくるニュースでは、

既に新型コロナウイルスのことを

伝えてはいましたが、

正直なところその頃はまだ、

中国で発生した謎のウイルスが深刻な状況に

なってきたという認識で、

どこか遠い国で起っている出来事だと

感じていました。


そして、その時の私には、

自分とはさほど関係のない、

他人ごとのようにも思えていました。

当時はまだ、我ながら随分と呑気でした。


夫と共に、

ロンドンの居酒屋に英国人の親戚3人を連れ立ち、

ワイワイと賑やかに会食をし、

ものすごい人混みのパブにも出かけました。

今思うと、恐ろしい。

ものすごい3密状態でした。

時期的にも、一歩間違えば・・

だったのだと思います。


それから数ヶ月で世界は一転し、

1年経った現在も、

こんな状況が続いていようとは、

まさか、まさかで、

夢にも思っていませんでした。


我が家が直近で英国を訪れたのは、

その時が最後で、

英国の親戚(Bananaの娘とその旦那様、Banana の息子)

にもそれ以来会えていません。


本日はそんな英国に思いをはせながら、

【イギリス】といえばのパブフード

「フィッシュ・アンド・チップス」に秘められた、

英国(イギリス)英語の違いについて綴ってみます。


ここから先は、

2020年1月に有料メールマガジンで配信した内容を

編集してお届け致します。


昨年英国 ロンドンを訪れた際には、

久しぶりにパブでも食事をしました。

出かけたのはいわゆる伝統的な

"イングリッシュ・パブ" です。  


金曜日夜のパブは、

仕事帰りに同僚や友人達とビールを片手に

語らい、楽しむ人々で賑わっていました。

立ったまま一杯やるのも英国スタイル。

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パブで食事をするとなると、

カロリーが高そうなものばかりで、

まあ、ぶっちゃけ、

そんなに好んで食べたいものはなく、

毎回、何を食べようかと悩んでしまうのですが、

その日は久しぶりの【イギリス】訪問とあり、

英国で最も有名な伝統料理である、

「フィッシュ・アンド・チップス」を注文しました。  

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見るからに、ディープなフライです。

フィッシュは白身の魚(タラなど)を使用し、

衣には小麦粉を卵や水で溶いたものに浸して揚げます。

こんがりとした色合いを付けるために、

水で溶いた小麦粉に

少量の重曹と酢を入れるのが伝統的なのだそう。


で、"チップス" の部分について触れますと、

"チップス" と言うと、

聴こえは "ポテトチップス" を連想しそうですが、

「フィッシュ・アンド・チップス」に使用される

"チップス" とは、

いわゆる太めの「フライドポテト」です。

スイスでは、「ポムフリッツ(ポムフリ)」

と呼ばれるポテトのフライです。

英国人の彼らにとっては、

"チップス" と言えば、

魚のフライの横に添えられているこれ!


それが理由なのでしょう、

私達が世間一般で "ポテトチップス" と

認識のあるチップスの事は、

英国では "Chips(チップス)"とは呼ばず、

「Crisps(クリスプス)」と呼ばれています。


ちなみに私達が日本で使用している

ポテトチップスの英語、

"Chips(チップス)" はアメリカ英語だそうです。


英国人の夫 Banana と結婚した20年前、

英国で家族が集うと、

ポテトチップスをつまみながら、

「クリスプス、クリスプス」

と言葉が行き交うのを不思議に感じていました。


ある日、Banana に、


「なぜアナタの国では、ポテトチップスの事を、

クリスプスって呼んでいるの〜?」


と尋ねてみたところ、

少し首をかしげながら考えていた Banana は、


「何故ならば、ボクの国では、

フィッシュ・アンド・チップスが存在する。

チップスとは、あの魚のフライに添えられた

ポテトの事をそう呼ぶからだよ。」


との返答。


(なるほど〜)


「ボクらにとって、"チップス" とは、

あのポテトフライの事なので、

キミ達が呼ぶ "ポテトチップス" とは分けて呼んでいる。」


とのコトでした。


英国でポテトチップスを

『クリスプス』と呼ぶ言語の由来は、

英語の "crispy"

【カリカリ、サクサク、パリパリなどの意】

から来ているようです。


こちら、

英国のメーカ〜のポテトチップスですが、

商品の表記にはやはり、

「English crisps(イングリッシュ クリスプス)」

と明記されています。

 ccFotoJet
世界共通な呼び方であると思っていた「ポテトチップス」が、

「フィッシュ・アンド・チップス」という

郷土料理が存在する事により、

その呼び方が変わる事は興味深く、

英国の食文化の一コマだと感じます。


きっとまた近い将来、
親戚たちとも再会し、

大好きなロンドンでパプを訪れて、

フィッシュアンドチップスを頬張りながら、

クリスプスをつまみながら、

笑顔で語らえる日を待ちわびる我が家です。

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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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