
スイスの伝統行事、
ベルン州・グシュタードで開催された
牛達の牧下り。
前回のブログ記事からの続きです。 ↓ ↓
牛達の牧下りだけではなく、
その日はグシュタード全体の
フェスティバルが開催!
村のあちらこちらで、
素晴らしいヨーデルや、
アルプホルンの演奏なども行われました。


プラケットと呼ばれるバッジを
記念に購入。
フェスティバルへの寄付金となります。

通りの沿道には、
郷土の民芸品やアート、
ベルナーオーバラント地方の
チーズなどの販売、




焼きソーセージや飲み物のスタンドも並び、
各地から大勢の人々が集いました。


牧下りは同じスイス国内でも、
地域や地方によって行われ方や、
人々が身につけているコスチュームも異なります。
それは牛達も同じ。
グシュタードの牧下りは、
複数の農家の方々が同じ日に、
春から夏にかけて山で過ごした牛達を
山から連れて降りてきます。

牛達は美しい花々で華やかに
飾り付けをしているのが特徴です。
沿道で待つ人々は、
花々で飾り付けをした牛達が
村のメイン通りを通過して行くのがお目当て。
その中でも、
高地のメットレン(Mettlen)から
下りてくる農家のご一家は、
グシュタードを経由してザーネンまで、
約25kmの道のりを、
早朝4時に出発し、約8時間かけて、
下ってきます。
当日は早朝に牛を起こして
綺麗にブラッシング。
準備を整えて出発!
この農家は例年、
最も長旅 & 豪華な飾り付けで、
とても気合が入った装飾で
知られているそうです。

ダリアやヒマワリ、
キクなどの生花を組み合わせた
「Tschäppl(花冠)」で着飾った牛たちと、
刺繍入りの伝統衣装(Mutz)を着用した
一家全員が歩く姿は圧巻 ♪
ご一家は牛達の豪華な花冠を、
前日に一家総出で作り上げるのだそう!
それぞれの農家ごとに、
花の種類や色合いのテーマが異なるため、
異なる農家のご一家が通るごとに、
主役の牛達の飾り付けを見比べるのも
醍醐味です。

どの農家も、
その夏に最も多くミルクを出した
優良な牛や群れのリーダーに、
最も大きく華やかな花冠と、
巨大な彫刻入りのカウベルを付けて
山から下りてきます。
大きなカウベル(Trechel)を
着けた牛たちと、
刺繍入りの伝統ある衣装に身を包んだ
農家のご家族が一緒に歩く姿は、
ひときわ目を引く、
フェスティバルのハイライト!
どの農家の方々も、
喜びと誇りに満ちた笑顔が印象的でした。
(動画は一つ前の記事の「前半」にリンクしている
インスタグラムでご覧ください ♪)

お天気にも恵まれて、とても盛大で、
見応えのあるスイスの誇り高き伝統を
いっぱい目にできた、楽しい1日でした。
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