
ここ1週間ほどのスイスは
全国的に気温が高く、
例年の6月としては、
異例の暑さとなっています。
国内の多くで、
気温30℃を上回った地域がありました。
今年の6月の気温は例年と比較すると、
3℃以上高くなっているのだそうです。
気象学者たちによると、
これはまだ始まりに過ぎず、
この先も焼けつくような夏になると
予測されています。
チューリッヒ湖畔の街では、
昨晩未明から今朝にかけて、
ゲリラ豪雨のような雷を伴う雨が降り、
今日は一旦気温が少し下がりました。
けれども今週末から来週にかけては、
さらに暑い真夏の気候が戻ってきて、
チューリッヒ州の気温は
連日で30℃超え、
来週はジュネーブなど一部の地域で、
35℃前後まで気温が上がるだろうと
予想されている地域もあります。
いくつかのスイスの都市では、
住民に「涼む場所」を提供するための
措置がとられています。
例えば、ジュネーブ市では、
暑さ対策として26箇所の夏季施設を
設置しているそうです。
市は公共スペースにミストシステムや
マイクロオアシス、
日陰スペースなどを設けているそうです。
スイスの他の街や、
欧州の他都市を真夏に訪れた際に
目にしたことがありますが、
冷たいミストが
大型の扇風機のような機械から
出てくる冷え冷えのシステムが、
エアコン無しの真夏の暑さを
凌いでくれることでしょう。
チューリッヒではこのような場所は、
まだあまり見かけないなぁ…
と言う気がします。
スイスでは5つ星ホテルの中など、
エアコンが設置されている施設もありますが、
一般的には、
エアコンがキンキンに効いている場所は、
あまりありません。
すぐに思い当たるのは、
チョコレート屋さん、病院のロビー、
公共交通の乗り物の中、
スーパーの中などでしょうか…。
そんな状況で、
まだ6月だというのに、
エアコンがかなり効いている場所が
ありました。
それは、
先日友人とランチに訪れた
チューリッヒ マリオットホテルです。
その日の温度は
30℃を超える暑い1日でしたが、
流石はアメリカ系チェーンの
ホテル内のレストラン、
食事をしていて寒くなるほどに、
エアコンがキンキンで冷えていました。
やはり、アメリカからの宿泊客も
多いのでしょう。
チューリッヒマリオットの
ホテルのロビーには、
バー&ラウンジもありましたので、
またとても暑い日には飲み物だけでも、
エアコン目的で、
このホテルを利用したくなりそうです。
チューリッヒでも、
公共の場所の冷却システムを
ぜひ導入してほしいと願う、
2025年の夏です。
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「スイスの街角から」

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