
日中の気温が28℃まで上がって
快晴だった先週の金曜日、
スイスの山あいの街、
アッペンツェルを訪れました。
スイスに住んで20年以上が経ちましたが、
以前この街を訪れたのは、
2009年のこと。
ですので、16年ぶりの再訪でした。
なんと時間の経過の早いことか…。
チューリッヒ湖畔の街から
夫 Banana と車で出かけました。
前回は自宅からアッペンツェルの市街地へ
直行したのですが、
今回は途中、
アッペンツェルの小さな村
シュヴェンデ(Schwende)で
ランチ休憩をしました。

お天気が良くて、
テラスに腰掛けてランチをするには
絶好の日でした。
予約していた小さなホテルの中の
レストランの時間に少し早かったので、
ランチの前に村を散策。


村には鉄道の駅がありましたが、
どうやら乗降客がいる場合にだけ
停車する駅のようです。
ローカル列車はのどかなこの村の風景に
マッチしていて、
ゆっくりとしたスピードで走っていました。

ちょうど列車が到着して、
村の人々が乗降しているところでした。
乗り降りする人がいない時は、
ローカル列車は駅には停まらずに、
そのままゆっくりと通り過ぎて行きました。
スイスにはまだ
こんなのどかな村があるんだなぁ…。
静まり返った山の風景に囲まれて、
お昼になると鳴り響く教会の鐘、
川のせせらぎ…。
時々すれ違う人々は、
おそらくスイス国内からの
ハイキング中の人や、
サイクリング途中に立ち寄る人々のようで、
旅行者がどっと集う観光地とは
全く異なっていて、
私ものんびりとした気持ちになりました。
レストランのテラス席は、
ホテルの入り口(冒頭の画像)
とは反対側の村が広がる側にあり、
食事をしながら、
のどかな田園風景の眺望を楽しみました。
ランチで注文した、
チーズがたっぷりとかかって、
細切りのサラミがトッピングされた
アッペンツェルスタイルのアスパラガス料理
"アッペンツェルアート"
と、名付けられたお料理や、

エッセイ「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」
の中にも掲載されているスイスの魚料理、
エグリクヌスプリと呼ばれる
タルタルソースを食べていただく
白身魚のフライを、
今回は淡水のサーモンで調理された
サーモンクヌスプリ美味しかったですし、

夫 Banana が注文した
湖水魚のデュオグリル(魚が2種類)
もとても美味しかったそうです。

テーブルに運ばれたパンは無料
(サービスに含まれる)で、
ミネラルウォーターは有料
(別料金)です。


先日のブログ記事に投稿していた
男女別のトイレのサイン(プレート)と、
可愛い掛け時計は、
このレストランにありました。
今回はテラスでお食事をしましたが、
屋内も山あいの家の雰囲気で、
スイスらしさがいっぱいで素敵でした。
(屋内の画像は、お店の方の了承を得て撮影)

お腹を満たした後は、
可愛らしさがいっぱいな
アッペンツェルの街へと移動しました。
(続きます)
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「スイスの街角から」

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