
夫婦で一時帰国中の我が家です。
今回は夫 Banana と一緒に
2ヶ月以上の日本滞在なのですが、
その生活も残りわずかとなりました。
年に何度か帰国して、
そのたびに1〜2ヶ月東京に住んで、
日本の生活に慣れ親しんでいる
私とは少し異なり、
Banana は今までは一度の滞在で、
長くて3週間、
平均は2週間程度の滞在でしたので、
今回は久しぶりに、
観光とショッピングだけではない
東京ライフを満喫できたようです。
Banana が今年の1月いっぱいで
長年勤めた勤務先の会社を定年退職して、
今まで自由気ままだった
私のライフスタイルはどうなるかと
思っていましたが、
今のところ、
まあなんとか夫婦円満に暮らしています。
日本到着以来、
夫婦でほぼずっと一緒にいますので、
時々は別行動して、
私は友人に会ったり、
時には小旅行に出かけたり、
Banana は元同僚達とゴルフに行ったり、
一人で通えるスイミングプールや
ゴルフの打ちっぱなしの場所へ出かけたりして、
お互いの趣味や自由時間を楽しんでいることも、
うまくいっている理由の一つなのかもしれません。
今回は国内各地の旅行も楽しだり、
たまには外食をしたりしていますが、
私が日帰り旅行にでも出ていない限り、
ほぼ毎晩夕食は共にしています。
普段は大体家で自炊をしています。
スイスではスーパーへの買い出しは
数日おきでしたが、
今では我が家も日本流に!?
毎日スーパーに通っています。
そんな私達が驚かされているのが、
日本の物価高です。
今回2ヶ月自炊をして生活をしてみて、
野菜を中心とする
価格の高騰に驚かされる毎日でした。
以前のブログ記事にも綴りましたが、
スイスは物価が高い高いと言われるけれど、
日本の方が高いと感じさせられるものも
たくさんありました。
買い物をするのが都内中心地の
スーパーだからかもしれませんが、
2月に日本に到着してまず驚いたのが、
野菜の高さ!
そして、お米不足の問題に、
自身もこんなに関わろうとは、
夢にも思っていませんでした。
これも日本に住むにあたっての
現実なのだと受け止めていますが、
価格の高騰と、
お米不足にも驚かされています。
お米は2月下旬に日本に到着した際、
都内の家で消費する分と、
少し早い気はしましたが、
スイスへ持ち帰る分とを合わせて、
5キロ x 2 で購入していました。
毎回帰国のたびに
利用する新潟のお米屋さんが決まっていて、
ネットで購入しているのですが、
スイスへ戻る日が近づいてきて、
もう少し購入しようと思ったところ、
2月には在庫があった
いつものお米は品切れで、
なんとお店のほとんどのお米が
売り切れになっていました。
値段は高かったけれど、
スイスへの持ち帰り分を
5キロ余分に買っておいてよかった…。
その後、
なんとかいつもとは異なる銘柄のお米を
確保できましたが、
こちらも高額でした。
お米はすぐに消費してしまいそうです。
ちなみにスイスでは、
日本のお米は日本食材店など、
専門店でないと販売されていません。
日本からの輸入品ですので、
価格も高額になります。
チューリッヒの日本食材店での
日本のお米5キロのお値段は、
55スイスフラン前後…。。
(現在の換算レートで、約 9,500円)
真空パック状態になって、
販売されています。
それらを利用している日本人もいれば、
MIGROS など、
一般のスーパーで販売されている
海外からの輸入のお米を使用している
日本人の方々もいます。
お子様のいらっしゃる日本人のご家庭でも、
MIGROS で出回っている
イタリアのお米が人気のようです。
味わいが他と比べると、
一番日本のものに近いのだそうで、
駐在の奥様方の間でも口コミで
広がっているそうです。
育ち盛りのお子様がいらっしゃるご家庭などでは、
日本からの輸入米を日常的に消費するのは、
高額過ぎますものね…。
我が家の場合は初老と中年の
夫婦二人暮らしですので、
時には日本からお米を持ち帰ったり、
日本食材店で
日本からの輸入したお米を手に入れたりして、
今までは過ごしてきました。
だいたい1ヶ月で
ちょうど5キロの米袋を
夫婦二人で食べ切るくらいのペースで
消費しています。
えっ? 夫はイギリス人なのに、お米??
と思われるかもしれませんが、
Banana は私に勝るとも劣らずの
日本食とお米好きで、
スイスにいる時も我が家の食卓は、
週5回は日本食なのです。
決して安くは無いのですが、
夫婦二人ともお米好きなので、
ここは譲れません。(笑)
今年からは年金暮らしになりましたので、
いつまでこんな生活を続けられるのかは
わかりませんが…。
今回の日本滞在は
Banana も一緒なので、
お米を半分半分で手分けして
持って帰れる〜
と最初は思っていたのですが、
まさか、
お米を手に入れることさえも
難しい現実があるなんて…。
天候が大きく左右されるのでしょうが、
今年は実りの年になって、
十分なお米が収穫されることを
願うばかりです。
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