寒い寒い、真冬のスイスです。
ここのところ、朝晩はもちろん、
日中でも氷点下の気温になることが多くて、
年が明けてからはさらに、
冬真っ只中という感じになりました。
早朝は道路や歩道が凍結していることもあって、
滑って転ばないよう、
気をつけなければならない日もあります。
先日、とても美しかった
朝のチューリッヒ湖を撮影しようと、
自宅のバルコニーへ出たところ、
いきなりツルっと滑ってしまって
危なかったのですが、
咄嗟に壁につかまってセーフでした。
それ以来、
滑らないように気をつけています。
このトシになると、
注意しなければならないことがいっぱい。(苦笑)
日中との気温差があることで、
自宅近くの外の景色はここ数年に見ないほど、
美しい景観が広がっています。
朝晩の気温が 0℃ 以下になることで、
木々には美しい樹氷ができています。
まさに、自然の造形美!
樹氷とは 0℃ 以下の気温で、
水滴が樹木にぶつかることによって凍りつき、
薄い氷の層を作り出す現象のこと…
なのだそうですが、
まさに今が、その状態なのです。
昼間はお天気が良い日もあるので、
一旦氷が溶けて、
まるで粉雪が降るように、
木々の上から落ちて来る様子も
素晴らしい自然の景観です。
昨年の冬は比較的暖かくて、
雪も少なかったので、
このような景色は、
家の近所ではあまり記憶がありません。
元旦は救急外来(Notfall)で、
全て異常なし、
普段通りの生活に戻ってよし、
食生活も普通通りでよし!
と、医師の最終診断を受けてから、
夫 Banana と一緒にドライブをしました。
目的地であった、
自宅近くとは別の湖畔にある
自然公園の冬の景観も素晴らしかったのですが、
そこまで辿り着くまでの
一般道路から眺める木々にも、
真っ白な樹氷で覆われていて、
それは美しかったです。
体調もすっかりと回復しましたし、
年末の 2 日間の出来事を思い返すと、
災転じて福となすの心境でした。
健康のありがたさを身に沁みて味わえて、
夫婦でお互いの大切さを
あらためて実感もできて、
特別なことはできなかったけれど、
結果的には、
今年もよいお正月だった…
と、思うことにしました。
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