
先日、今年の夏から通う
チューリッヒの病院を訪れました。
本日の話題は、
以前ブログに綴っていた、
スイスの病院の話題の続きです。
鼻にアレルギーか副鼻腔炎らしき問題があり、
季節により悪化していた症状が
慢性的に酷くなっていたため、
医師の診断を仰ぐことにし、
今年に入ってから初めて、
私立病院の中にある
スイスの耳鼻科を訪れました。
検査と医師の診断の結果、
やはり少し問題ありとのことで、
7 月以降、
薬を投薬しながら経過観察中だったのです。
その後の状況をドクターと話すため、
次の予約を 10 月に入れていました。
その日にちが近づいてきた予定の前週に、
病院から電話が…。
担当ドクターの秘書の女性からで、
予約していた日に緊急手術が入り、
ドクターが診療できなくなったため、
別の日にちに変更して欲しいとの
内容でした。
そういう事情ならば
やむを得ないと、こちらも快く承諾し、
次の予約を 2 週間後に入れました。
次は週明け月曜日の
午前の予約だったのですが、
前週の金曜日に、
また病院から電話が入りました。
土日は休診ですので、
それを含まなければ前日の連絡です。
まさかと思ったのですが、
またもや、
ドクターに手術が入ったので変更して欲しい
とのこと。
今度は私も、
「またですか?
前回も同じ理由で変更したのですけれど…。」
と、反応。
すると秘書の女性は、
大変申し訳ないのですが、
もう一度変更をお願いしますと…。
そんなに暇なわけではないし、
埋まっていた予定の合間をぬって
病院の予約を入れていたので、
2 度もドタキャンはキツイのですが、
まあ、仕方がない…。
その翌週の、
今度は金曜日に予約を入れました。
その日を逃すと、
もう日本へ一時帰国する前には
時間の都合がつかないし、
アウトだな〜と思いつつ、
いくらなんでも、
3 度目はないだろうと思っていました。
とはいえ、
予約の日にちが近づくと、
病院から電話がかかってこないかどうか、
ドキドキ。
前日の木曜日も電話はなくセーフだったので、
よかった…と思い、
当日予約した午前 10 時より少し早く
病院へ到着しました。
耳鼻科の受付へと進んで名前を告げると、
受付担当の女性が慌てた表情で、
今、担当の秘書がちょうどあなたへ
電話を入れていたところなのです。
ドクターに緊急手術が入ってしまい…。
と告げられた時点で、流石に私も、
「ウソでしょう? これで 3 度目ですよ〜!」
と、声をあげてしまいました。
その日は夫 Banana も
付き添っていてくれていて、
Banana も、えっー!!
と声をあげました。
受付の女性は申し訳なさそうに
謝って下さったので、
私も平静を取り戻したところで、
ちょうど秘書の女性からの電話が入りました。
その後、秘書からの説明があり、
ドクターに緊急手術が入ったことは
確かだったようですが、
それは早朝だったらしく、
診察はできるだろうとのこと。
ただし、
その日のうちに
診察していただけるかどうか、
11 時の時点でわかりますので、
それまでお待ちいただけますか?
とのことでした。
まずは、
院内のカフェで 1 時間待つことにしました。
病院は私立の病院で、
院内にはチューリッヒの老舗カフェが
入っていて、
院内の食堂といったイメージではなくて
街なかのカフェのような場所です。

余談ですが、
ケーキの種類も豊富です。
コーヒーに付けられたチョコレートに、
病院の名前が記されているところが
すごいなぁと感じながら、
30 分ほど待っていると、
先ほどの秘書から電話が入りました。
11 時には診察可能ですので、
診察室前の待合室に戻ってきて下さい
とのことでした。
ようやく 3 度目の正直で、
ホッとしました。
朝の先の予約だった他の患者さんから
順番にスライドするため、
最初の予約時間より
1 時間ちょっと待ちましたが、
ようやくドクターにお会いできました。
ドクターも時間の件を詫びてくださったので、
もう何も言うことはありません。
スイスの病院ではだいたい、
順番がくると待合室にドクターが現れ、
挨拶をして、
患者さんを伴って一緒に
診察室へ入るというパターンが多いです。
診察室に行く前に、
ちょっとご相談がありますと告げられました。
その日は他国から
医学生が研修で訪れていたそうで、
差し支えなければ、
診察中に彼らを同席させて欲しいとの
要望でした。
私がそれについて心地よくなければ、
断っていただいて大丈夫です
とのことでしたが、
鼻の中を診察するのであれば、
NG を出したと思いますが、
その日は経過観察で、
口頭でだけの診察だと思っていたので、
了承しました。
すると、ドクターは嬉しそうに、
よかったです。
英語での診察だと、
医学生たちも理解できるので、
助かりますと、
喜んでいる様子でした。
同行の家族も診察室へ一緒に入るケースが多いので、
Banana も同席しました。
以前の別の記事でも綴りましたが、
看護師さんは中にはいません。
ようやく診察室へ入ると、
3 名の医学生が並んで立っていました。
これも以前のブログ記事で綴りましたが、
スイスの病院の診察室は広い所が多く、
その診察室も、
畳で 20 畳以上はあるスペースです。
一人はオーストラリアから、
あとの二名はドバイからの
医学生さんだったそうです。
ドクターの卵たちに背後から見守られ、
私も少し緊張しましたが、
まずはドクターから前回撮影した
CTスキャンの画像とともに
再度の説明を受け、
私の方も薬 (長期使用しても安全な
ステロイドの点鼻薬) の投薬で、
随分と体調も楽になった
ことなどを伝えました。
実際に鼻の痒みやムズムズは消え、
くしゃみもほとんどしなくなったし、
快適に過ごせています。
ただ、過去の例では、
これから先の冬の季節に、
風邪をひいたりして、
鼻の状態が悪化することも多かったので、
冬にどうなるか今後の様子を見てみたい
と伝えました。
ドクターは、
これは彼らにとってもとてもよい症例ですと、
学生さん達にも言葉をかけながら、
診察を進めました。
確かに、
ドイツ語を話すスイス人の患者さんだと、
ドクターがその都度通訳をして、
学生さん達に説明をしながら、
診察を進めなければならなかったのかも
しれません。
そう言う意味においては、
私でも少しはお役にたてたのかも?
こんな体験は初の経験で、
私にとっても、
とても興味深い診察となりました。
一緒にいた Banana も
時にはドクターに質問しながら、
大きな問題もなく、
次回は来年の春まで経過観察となりました。
このまま鼻の状態も安定して、
まだ先のことではありますが、
次の予約は、
予定通りにいけばいいなぁと思っています。
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