イギリス人の夫 Banana の定年退職の日が
来年に迫りました。
昨年、後半あたりから、
夫が勤務する会社では、
定年を迎える社員を対象として、
「心の準備のためのセミナー」
が開催され、
Banana もそれに出席しています。
彼の誕生月が1月なので、
満期となる2025年1月を待たずに、
今年いっぱいで仕事を
リタイアしようかという話も
出ていたのですが、
そのセミナーの中で、
プロの講師のアドバイスにより、
来年の1月満了まで会社に在籍していた方が、
少し有利なことを知ったそうです。
さらには、
Banana の勤務する会社では春に、
その前年1年の業績に見合った
大型ボーナスが支給されるので、
1ヶ月でも在籍していた方が…
という大人の事情もあり、
誕生月まで働くことにしました。
ちなみに今年いっぱいで退職しても、
今年の業績に見合うボーナスなので、
退職後の来年の春は
今年分のボーナスが対象となり、
全額いただけるのだそうです。
スイスの企業では、
クリスマスの前の12月に、
1か月分の給与が通常の金額に
プチボーナスとしてプラスして
年間の給与が13ヶ月分支給される会社が
一般的ですが、
それ以外は、
日本のボーナス的な賞与はなし
という会社の方が多いようです。
そういった意味では、
Banana が勤務する会社は、
社員にとってありがたい会社だと思います。
前回受けたセミナーは、
私がちょうど一時帰国中で日本にいたため、
つい最近、
その詳細を本人から聞いたのですが、
セミナーで渡された資料の一部を見て
驚きました。
冒頭の画像はその一部。
左から、
⚫︎ 定年直後の元気に活動ができる時期
(GO-GOES)
⚫︎ 少しずつ体が弱って活動に支障が出る時期
(SLOW-GOES)
そして最後は、
⚫︎ 普段の日常生活が難しくなる時期
(NO-GOES)
に分けられた画像を用い、
今後のライフプランについてを含めた
説明があったのだそうです。
そんな風に考えていると、
元気に各地を旅行したり、
美味しいものを食べ歩いたりできるのは、
夫婦二人とも元気でいれば、
あと10年か、
長くても15年くらいなのかも…。
おそらくこの先の10年くらいをめどに、
旅先は世界各国から変わって
近場でのんびりへと…。
外食も食べ歩きから、
決まったお気に入りのレストランに
変わってゆくのでしょう。
それもこれも、
夫婦ともに健康でいられたらのお話です。
私は Banana よりもだいぶ若いので、
まだまだ〜 これから!
という気持ちではいますが(笑)。
セミナーで使用された
画像と内容があまりにも現実的で、
驚きを隠せなかった私ですが、
だけどこれは、
今後、誰もが通るはずの老後の現実なので、
そう言った意味での心構えをケアしてくれる
社員のためのセミナーなのだと思いました。
Banana の定年退職まで1年を切り、
人生の大きな転換の日は、
意外とあっという間にやってきそうな気がします。
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