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物価が高いことで知られるスイス。

マクドナルドのビッグマック1個が

約1,000円というのが、

物価の高さを語る際によく例えられます。

その背景には、

人件費が大きく関与しています。


スイスには現在、

法定最低賃金はありません。

2014年、スイスは最低賃金を、

時給22フラン(約3,100円)に

設定するかどうかについて

国民投票を行いましたが、

有権者の76% がこれを拒否しました。


その後、自治体別の決定で、

ヌーシャテル、ジュラ、ジュネーブ、

バーゼル(シュタット)、ティチーノの

5つのカントン(州)には

カントンごとに最低賃金が設定されました。


それぞれ異なる金額ですが、

最低時給は高い順に、

ジュネーブ:24フラン(約3,400円)

バーゼルシュタット(市):21フラン(約2,900円)

ヌーシャテル、ジュラ:20フラン(約2,800円)

ティッチーノ: 19フラン(約2,700円)
【⭐︎2024年末までに、19.75へ上昇予定】

です。



新たな動きとして…。

チューリッヒは現在、

最低賃金を設けていませんが、

時給23.9フラン / 月給4000フラン(約560,000円)

にて、

最低給与を導入することが予定されています。


余談ですが、

スーパーで働く従業員たちは、

年金、保険、社員割引券の取得など、

福利厚生が優れていることから、

仕事を辞めないそうです。


レジのパートの仕事は

求人誌に掲載される前に、

前任者が知り合いに声を掛けると、

あっという間に

次の人が決まってしまうそうです。

高級取りですから、納得もゆきます。  


【賃金は2023年1月時時点の金額、

レートは2023年2月時点での換算レート】

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