スイスでも物価の上昇が止まりません。
現在のインフレ率は約 3.5%です。
しかしこの数値は、
インフレ率が 6% から 9% を超えている
隣国のフランス、ドイツ、
イタリア、オーストリアなどに比べると、
まだ緩やかな上昇率なのだとか。
どの価格が最も上昇したかを調べる
連邦統計局 (OFS) の最近のデータによると、
一般的にエネルギーが最も高く28% とのこと。
カテゴリー別では、
燃料油:86%
ガス: 58%、
ガソリン: 28%、
木材: 26%
の上昇だそうです。
電気料金は急激な値上がりとなっています。
頑張って節電しなければ…。
急上昇を記録した品目は 4 つで、
上昇率は、
パスタ:13%
食用油:11%
バターとコーヒー:それぞれ 10%
次いで、
魚:9%
牛乳、ヨーグルト:5%
パンと卵:4%
牛肉:3%
食品以外では、
歯磨き粉やその他の歯科衛生用品の価格が
12%上昇。
このニュースを目にした後、
メディアの報道との
関連性は分かりませんが、
先週のスーパーの買い出しでは、
ニュースに反し、
なぜだか週替わりのお買い得価格で、
COOP:歯磨き粉や歯科衛生用品は
最大20%割引のセール中、
MIGROS:一部の食用油が割引価格で
販売されていました。
人々が値上がりに注目している商品は
お店側からすると、
割引にしてでも売りさばいた方が
儲けになるということなのかな??
と思いながら、
私も歯磨き関連の割引商品を購入。
このような状況下での朗報は、
生鮮野菜の価格は 4.6% 下り、
靴の価格も 4% 下がっているそうです。
普段から物価が高いことで知られるスイス。
スイスに住んで20年近く経った今でも、
買い物をしていて、
高いなぁ〜
と驚かされることばかり…。
在住者にとってももちろんですが、
円安の日本からご旅行に来られるのも
なかなか大変な時代になっています。
スイスの物価高を表すのに、
よく、マクドナルドの
ビッグマック1個が1,000円
という例えを耳にしますが、
現在の換算率だと、もっと高い!
先日、夫の勤務する会社の日本支社から、
出張でスイスに来られた方が、
チューリッヒのラーメン屋さんで
飲食されたそうで、
ラーメンと餃子、飲み物の価格
合計:約3,000円に驚愕されていました。
もちろんとても高いとは思うけれど、
在住者の感覚で現地通貨のフランで
考えるので、
ランチの価格だと捉えると、
それがもうなんとなく
当たり前になっている部分もあるのですが、
日本からいらっしゃる方々には、
想像もできないラーメンの金額だと思います。
特に今現在の換算レートだと。
逆に私が一時帰国すると、
1,000円出せば普通のランチ、
3,000円ならば、
豪華なランチがいただけることに、
逆カルチャーショックを感じることも
あります。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
Lineでブログの更新情報が届きます。
ブログの読者登録はこちらより ♪
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
Lineでブログの更新情報が届きます。
ブログの読者登録はこちらより ♪
「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
ブログよりいち早くインスタへアップした画像や動画が、
後日ブログ記事になって登場します。
インスタにだけ投稿する限定画像などもございます。
ご興味がおありの方は、
ブログとご一緒に覧いただけますと嬉しいです。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・