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湖畔の街の朝の風景は、

陽の光を浴びて湖がキラキラと輝き、

これぞ夏〜!

という季節になりました。


さて、本日は、

ちょっと驚いたスイスのニュースより。

スイスのレストランでの話題です。


アールガウ州のあるレストランでは、

食事を食べ終えることができなかった

顧客に対して、

罰金を請求することにしたそうです。



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スイス アールガウ州のバーデンにある

インドレストラン「Casanova」では、

料理を皿に残したままの顧客に、

食事代金に加えて

5フラン(約700円)の

「罰金」を請求することに

したそうです。


これは営利目的ではなく、

フードロスを避けるため、

食べ放題のビュッフェを選択した人にのみ

該当する手段だそうです。


スイス在住20年のこの店のオーナーは、

人口の大部分が十分に食べることが叶わない

インドで育ちました。


彼は、店に来る人々に、

目の前にある料理が

どれほどおいしく、

それを当たり前に口にできることが

どんなに幸せなことかを

思い出させたいと語っています。


「インドでは食べ物は貴重です。

私たちはそれを捨てません」


店に来るお客さんの中には、

お皿の上をまだ半分以上残したまま、

ビュッフェに戻って

別の料理を試す人もいると、

オーナーのガウリ氏は

スイスのメディアに語り、

スイスでの食品廃棄物を避けるように

勧めています。


彼のレストランでは、

20フラン(約2,800円)で

食べ放題のビュッフェを

提供していますが、

顧客の中の一部の人々は、

消費できることが可能な量よりも

多くの食べ物を皿に積み上げ、

食べ残してしまうことがあるそうです。


結果、それらはゴミになってしまい、

それを避けるための

アイデアということのようですが、

かなり苦肉の策のだなぁとも感じます。


お皿に残したまま、

それを最終的に食べずに

次のビュフェに行くという点は、

もったいないことをすべきでないと

私も思います。


幼い頃に祖母と過ごすことが

多かった私ですが、

戦争の混乱の中を生きた祖母は、

「食べ物を粗末にしてはならない、

もったいない。」

と口にしていて、

それを間近で見て育った私も、

その精神は子供の頃から

ずっと根付いています。


もしも自分が、

目の前でそうしている人を目にしたら、

不快感を覚えるでしょう。


けれども、

お皿に取って食べてみて、

どうしても口に合わない場合も

無くは無いので、

特に自国の食べ物でないものは、

見た目と味が違っていて、

口にしてみるまで味が

想像できないこともある。


ただ欲張ってお皿に盛るのは

NGだとしても、

色々な状況もあり得るでの、

残した人全員に

5フランの追加徴収は、

ちょっと厳しいような気もして、

難しいことだなとも思えたり…。


あくまでもこのお店の一件は、

少し極端な例だと思いますが

スイスの人々は、

このことについて、

どう感じるのだろうと思った

ニュースです。


でもきっと、

常連さんはそれでお店に

行かなくなるのではなく、

5フラン支払うのを避けるため、

(これ ↑ 18年スイスに住んでいる

私の中のスイスの人々のイメージ 笑)

オーナーの意向に従うのかも〜

という気もしています!

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