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英国人の夫 Banana が、
彼の勤務する会社で開催された
特別英語クラスの
1日オンライン講師を務めました。
このクラスは社内活動の一環で、
社員同士が良好な関係を保つため、
日本支社の担当者が計画し、
アジア地区を中心とする
各支社に勤務する社員を対象として
不定期で行われている
英語力とコミュニケーション能力を
向上させるためのクラスです。
日本をはじめ、
アジア地区で働く社員達の英語は、
ほとんどがアメリカ英語を勉強してきた人達が多いため、
今回は英国のクイーンズイングリッシュを
ネイティブの英語として話す
本社の夫 Banana に白羽の矢がたち、
ゲスト講師として迎えられたそうです。
社内オンラインで開催された、
社員を対象としたクラスですので、
Banana もちろん、ボランティアでの参加。
クラスは日本の社員を筆頭に、
各支社の
ノンネイティブスピーカーの社員達と、
アメリカ、オーストラリア、南アフリカなどから、
ネイティブのイングリッシュスピーカー達も
数名参加し、
20名弱のメンバーで和やかに開催。
今回は英会話の勉強そのものではなく、
米国のアメリカ英語と、
英国のクイーンズイングリッシュの
それぞれの言い回しの違いや、
双方の英語の単語の違い、
文法的な相違についても、レクチャーしたそうです。
例えば、
●「色(カラー)」という単語を、
アメリカでは一般的に "color" と表記しますが、
英国では "colour" と表記すること
● 「ごみ」を、
アメリカでは garbage(ガベージ)
英国では、rubbish(ラビッシュ)
と呼ぶ
● gass(ガス) という単語は、
アメリカでは一般的に、
ガソリンを示すのに対し、
英国では gass という単語は、
大気中に舞うガスなどを示し、
車を走らせるガソリンは、
petrol(ぺトロール)と呼ぶ
● 日本でも同じ呼び名の
アメリカ英語の elevator(エレベーター)は、
英国では lift(リフト)と呼ぶ
などから Banana が会話を広げ、
普段の日常生活においても、
同じ英語でありながら、
様々な相違があることなど、
クラスでは各国の参加者も意見を交換し、
とても有意義な時間となったそうです。
オーストラリアからの参加者によると、
オーストラリアでは、
ほぼ英国と同じ英語の使い方なのだそうで、
歴史的背景を連想し、興味深く感じました。
あくまでも社員を対象としての
コミュニケーションの一環なので、
部外者の私は参加することはできませんが、
話を聞いただけでも、生活感のある、
とても興味深い催しだなぁと思います。
Banana はこの講師のお話をいただいて以来、
どんな例を挙げて話を進めようかと、
数日、真剣に考えていました。
私もノンネイティブとして普段から感じている、
英語の使い回しのあれこれをアイデアとして
本人に話したりしましたが、
少しは参考になったかな!?
本業の仕事以外でのこんな時間は、
Banana にとってもまた新しい世界で、
レクチャーした本人も楽しめたようです。
こんな時代ではありますが、
世界は繋がっているんだと感じた、
最近の夫の出来事。
こんな機会はまた、巡ってくるのかも〜。
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