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ついにワクチンパスポートが、

スイス国内でも必須になりつつあるようです。


私も2度のワクチン接種の後に取得している、

ワクチン接種証明
【ワクチンパスポート】

今年の6月に取得して以来、

スイス国内で提示を求められたことは一度も無く、

効力を発揮することなく今日まで来ましたが、

ようやく国内で、新たな動きがありました。


8月23日から、

ジュネーブ大学病院を訪問の際、

Covid19のワクチン接種証明

無しでは、

大学病院の建物内に入れなくなるそうです。


病院内に入るには、

入り口で証明書を提示することが

義務付けされます。

治療を受ける患者さんのみならず

病院内への訪問者も同様とのこと。


この措置は23日より開始され、

16歳以上のすべての訪問者、

および、外来患者全てに適用とのこと。


看護スタッフも、

8月23日からは有効なCovid-19証明書を

所持している必要があるそうです。

過去6か月の間にワクチン接種をしていないか、

もしくはコロナに罹患し回復した人は、

7日ごとに検査を受ける必要があるのだとか。


ちなみにジュネーブ大学の職員とスタッフ達は、

65%がワクチンを接種済みなのだそうです。

ワクチンを打つ、打たないは個人の自由で、

決して強要されることではありませんが、

医療従事者でも、

35%はワクチンを受けていないという数字に、

個人的には少し驚きました。


先週末のデータでは、

スイスのワクチン接種率(2回完了している人)

は約50%をほんの少し上回る程度で、

接種していな人達の割合は

子供を含む若年層が中心。


病院内でのワクチン接種証明の提示については、

ジュネーブ州はこの措置を導入する

スイスで最初の州になります。


ただし、

緊急事態、その他の例外的な状況の場合は、

上記は免除されることもあるとのこと。


このような措置が決まると、

必ず反対派も現れる。

8月31日には、

措置を不服とする反対派による

デモが行われる予定です。

ジュネーブでは先週の土曜日にも、

約800人が集う抗議活動が開かれたそうです。


なんとなく、

大荒れしそうな予感もしてしまう、

8月後半のスイス。


スイスの場合、

最初はスローなスタートに見えても、

一度決まると、

とんとん拍子にコトが進んでゆく

印象を持っています。


他の大学病院といえば、

チューリッヒ、バーゼルを思い浮かべます。

今回ジュネーブの大学病院が先頭をきったことで、

他州の病院でも今後、このような措置が、

広まってゆくのかも!? しれません。

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