「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
インスタグラムをフォローして下さっている皆様は
既にお気づきかと思いますが、
ブログよりいち早くインスタへアップした画像や動画が、
後日ブログ記事になって登場します。
インスタにだけ投稿する限定画像などもございます。
ご興味がおありの方は、
ブログとご一緒に覧いただけますと嬉しいです。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
今年も8月1日の
スイス建国記念日が近づいてきました。
毎年このシーズンになると、
スイスの各町では、
スイス国旗や州の旗、
町の旗などが掲げられ、
国全体が建国記念日をお祝いするムードに
包まれます。
一般家庭の窓や壁にも、
スイス国旗が掲げられている光景を目にします。
とはいえ、町の中には、
建国記念日とは関係ナシで、
年中国旗が立てられているところもあります。
すぐに思い浮かぶのは、
チューリッヒ市内の旧市街にある通り。
こんな感じの場所は、
スイス国内に意外と存在します。
さて、建国記念日が近づくと、
毎年自宅の郵便受けに入っているのが、
住まいのあるチューリッヒ州の
町の自治体から記念式典のご案内状。
毎年、国歌のメロディと歌詞がプリントされた
紙も一緒に入っているのがスイススタイル 🇨🇭
(我が町の場合)
私の住むチューリッヒ州の町と、
その近隣の町では、
8月1日には各自治体で町民が集まって、
地域の名士のスピーチから始まり、
飲めや歌えや祝典が開催されます。
屋外にはビールや、
スイスといえばの焼きソーセージの屋台も立ち、
盛大なお祝い。
最後はブラスバンドの生演奏で、
スイス国家をみんなで斉唱して終了。
大きな町では、
この後に花火も加わります。
我が家もスイスに住み始めた最初の数年は、
地元の町に馴染もうと、
何度か参加したことがあります。
と言っても、
夫婦ともにスイスドイツ語は全く話せないし、
(チューリッヒ州=ドイツ語圏)
相手が話している内容も
ほとんど理解ができない。
結局、人々の輪の中にいても、
会話をするのはお互いだけ。
アウェー感に包まれ、
近年ではこの催しには参加しなくなりました。
過去に何度か参加しただけで、
それはある意味では良い経験で、
スイスの人々の愛国心の強さや結束力を
強く感じさせられた体験でした。
昨年はコロナの影響で、
これらの催しは全てキャンセルされましたが、
今年のセレモニーは縮小して再開されるようです。
祝典の案内には
いつも通りにスイスの国歌の紙も入っていて、
中に目を通すと、
今年はいつもは無い違うフレーズを発見。
「家に旗を立てて下さい」
昨年はコロナ禍で式典すら開催できなかったし、
お祝いするというムードでも無かった。
コロナの完全終息にはまだほど遠いものの、
ワクチン接種を完了した人々も増え、
今年の夏は、
人々の生活も少しずつではあるものの
平常を取り戻し、
お祝いムードも2年分に
高まっているのかもしれません。
我が家にはスイスの国旗はありませんが、
どのくらいの住まいの町に
スイス国旗がはためくのか?
残念ながら今のところ、
建国記念日当日の天気予報は雨 ☔️
7月も終わろうとしているのに、
雨が続いてパッとしないお天気が続いていますが、
人々が屋外で開催されるお祝いの式典に
参加している時間帯だけは、
晴れて欲しいなぁ・・。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・