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夏が舞い戻った今週、
快晴の日々が続くチューリッヒ湖畔の街です。
町のスーパーへ買い物へ出かけると、
スーパーでは限定商品の、
「LIMITED EDITION」
『LIMITED 〇〇』
と表示された商品を目にします。
日本と同様で、これらは夏に限らず、
季節ごとに登場する限定品です。
以前のブログ記事でも、
目移りするほど豊富な種類の
スイスのヨーグルトについて綴りましたが、
暑い季節にヒンヤリと味わえるヨーグルトは、
秋冬よりも圧倒的に
夏の方が種類が多い気がします。
ヨーグルトに関しては、
様々な限定商品の品揃えが多いのも夏
最近私が気に入っているのが
季節のヨーグルト、
ニワトコとルバーブをミックスしたもの。
日本ではあまり目にしないであろう、
ルバーブのヨーグルトも、
スイスでは人気で、
各社から様々な種類が発売されています。
初夏〜夏にかけて、
マルクトやスーパーで目にするルバーブ。
ちなみにスイスのスーパーに並ぶヨーグルトは、
2個くっついて販売されていることが
よくありますが、
1個しか必要なければ、
お店で(自分で)真ん中の切れ目から
1個に切り分けて購入します。
2個でそのまま購入する場合は、
お値段も2個分のお支払い。
さて、白い花を咲かせるニワトコは、
スイスやオーストリアなどで、
初夏になるとよく目にする花です。
スイスドイツ語圏ではこの西洋ニワトコを
「ホルンダー(Holunder)」という名称で呼び、
親しまれています。
日本では、
英語の「エルダーフラワー(Elder)」
という呼び方で商品が出ているようです。
ホルンダーの花は欧州では、
昔からインフルエンザや風邪の特効薬として
知られてきました。
薬用植物としても認知されており、
呼吸器系の疾患や、
解熱剤としても利用されます。
また、ホルンダーのシロップは、
喉の痛みの緩和にも良いため、
キャンディやハーブティーとして、
商品化もされています。
スイスメイドの代表格の一つ、
リコラのハーブキャンディにも、
ホルンダー味があります!
ヨーグルトは、
そのホルンダー(ニワトコ)と、
爽やかなルバーブの組み合わせ。
舌触りが滑らかで、
いかにも体に良さそうな自然な甘さ。
酸っぱいものが苦手な私でも楽しめる、
酸味が柔らかでマイルドな味わい。
ルバーブだけのものも滑らかで美味しいけれど、
私は断然、
このホルンダーとのミックスの方が気に入っています。
夏の間、食べ続けます 🎶
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