「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
相変わらず暖かな毎日が続く今週のスイス。
チューリッヒ湖畔の街も、晴天の1週間です。
先週末の日曜日は、
夫婦でいつもの「パノラマの散歩道」を散策。
お天気の良い週末の午後には、
近隣住民はもちろん、
遠方からも人々が車でやってきて、
散策を楽しむ人々が多い人気の遊歩道です。
ちなみに、ひと月ほど前の様子がこちら。
数年ぶりに積もった大雪の後の銀世界でした。
晴れた日の週末はマスク無しの人々が集まり、
危険地帯と化すのですが、
我が家が着目をしたのが、"歩く時間帯"
なんてったってスイスの人々は
(少なくともドイツ語圏の人たち)
決まって12時になるとランチタイムへと突入するので、
この時間に散策にすれば、
歩いている人も少ないだろうという判断。
結果、大当たり。
湖畔の自宅をお昼前ちょっとに出て、
いつものパノラマの道へと辿り着くと、
晴天の週末とは思えないほどの静けさ。
私達夫婦のように、
同じような考えの少数派を
チラホラと見かけましたが、
ほとんどの人々は
一斉にお昼ご飯を食べている時間らしく、
アルプスの美しい風景と、
キラキラと輝くチューリッヒ湖を見渡しながら、
のんびり散策を楽しめました。
雲ひとつ無い青い空。
リギ(山:左)と、ピラトゥス(山:右)のてっぺんも、
くっきりと眺められました。
リギは、我が家から眺める景色の画像に
よく登場する、
ちょっと富士山の形にも似た山ですが、
ピラトゥスの方は、
冬の空気が澄み渡った日か、
よほど晴れていない限り、
この位置からも滅多に見えません。
なんとなくトクをした気分 ♪
【インスタグラムをご利用されていない方でも、
上記の矢印 ➡️ をクリックすると、映像と画像がご覧いただけます。】
周りは自然がいっぱいです。
この界隈は高台にある住宅街よりも、
更に小高い場所にあるので、
住宅街の雪がとけた後も残り雪が長いこと
残っていましたが、すっかりとけました。
自宅近隣の屋外を歩く際には、
マスクは着けずに出かけることが多いのですが、
現在はスイスも花粉が飛びまくっています。
特に先週末からは、
『週末は花粉がかなり飛びます。
アレルギのーある方、花粉症の方はご注意を。』
の花粉予報が出ているほど、
ピークに差し掛かっています。
例年ならば、3月に入った頃から、
こんな花粉警報を目にするのですが、
今年は急に春がやってきたせいか、
花粉の出足も早い気がします。
自宅のバルコニーに積もる黄色い花粉も、
今年は少し早めにやってきました。
こちらは過去の、
夫 Banana のバルコニーお掃除風景のひとコマ。
目にするだけで、身も凍る〜。
現在は、ヘーゼル(西洋ハシバミ)ハンノキなどの他、
3月が近づき、白樺も加わったようです。
日本でも白樺が生育する北海道などでは、
その花粉症で悩まれる方々もいらっしゃるようですが、
スイスでも白樺の花粉症はよくある症例です。
散策している途中でも、
至る場所に、
この黄色い尾状花序が木に垂れ下がる姿があり、
最近、花粉に反応しつつある私には恐怖。
この日はコロナの予防というより、
花粉予防でマスクを着けて外出しました。
途中、テイクアウトのみで営業している
地元のレストランの前を通りかかりました。
数組のカップルや家族連れが
お店から少し離れた場所の屋外に腰掛けて、
ビールを片手に、
焼きソーセージを食べている姿がありました。
こちらは、
今はまだ閉鎖を強いられている、
そのレストランのテラス席。
3月後半から、現在閉鎖中のレストランの
テラス席部分のみ再開されるかもという声も
聞こえています。
いろんな意味で、
是非再開を実現していただきたいと願います。
お天気も良かったし、
周りに人も少なくリラックスムード全開だったので、
この日はちょっと遠回りをして更に散策。
小高い場所からは、隣町も一望できます。
こちらはワインフィールドの下に見下ろす、
湖畔の我が町。
夫婦で一緒に2時間ほど歩きました。
久しぶりに散策をしたせいか、
坂道を登ると、
なんとなく足腰が弱くなっているような気が。
毎日とは言わずとも、
週に何度か急勾配の坂道を歩くと、
日に日に足腰が強くなってゆくのを感じていたのですが、
あーあ、また振り出しに。
やはり、続けないとダメです。(反省)
今週はずっとお天気も良いので、
夫 Banana がホームオフィスで仕事をしている間、
ショートコースで、
一人歩きを続けるつもりです。
スイスに春の訪れを知らせる、
クロッカスとスノードロップの花も、
今年も可愛らしく咲いています。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・