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1月17日は阪神・淡路大震災の発生から26年。

日本国内各紙では、

震災の記憶のニュースが伝えられていましたが、

スイスに住んでいる我が家も、

朝から夫婦でこの件について語り合いました。


忘れないことが最大の応援、

今回は、

26年前の夫の記憶とともに綴ってみます。


実は私の英国人の夫 Banana は、

阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日、

日本に滞在していました。

それは、彼がその後、

7年間日本に住むことになる前で、

私と出会う以前のことです。


私は当時、

日本人男性と最初の結婚をしていた時で

国内に在住していました。

一方 Banana は英国人女性との最初の結婚が破綻し離婚して、

一人でスイスに赴任している時でした。


Banana はその頃、

現在勤務する医療関連の会社に転職する前の

別の製薬会社に勤務しており、

スイス本社から東京支社へ派遣され、

長期出張で約3ヶ月間東京に滞在していました。


最初の日本赴任の際は、

3ヶ月という期間限定であったため、

都内の会社近くのホテルに滞在していました。

友人はおろか、

知人の一人もいない初めての日本で、

孤独を紛らわすため、

ギター1本を携え滞在していたそうです。


1月17日の早朝、

都内のホテルのベッドで眠っていた夫は、

突然の揺れで目が覚めました。

英国ロンドンで生まれ育ち、

その後スイスで数年生活。

地震は当時の彼にとって、

決して慣れていた体験ではなく、

少々の揺れにも敏感に感じたのでしょう。


26年前の Banana は片言の日本語しか理解できず、

インターネットもまだ普及されていない時代でしたから、

震災当日はどこで何がおきているのかがすぐには理解できず。


会社に出勤して、

日本の同僚達がテレビの画像に食い入って

慌てふためきながら大阪支社と、

関西地区の営業所の社員の無事を確認しつつ、

各所へ対応していた大変な姿が

今でも目に焼き付いていると言います。


当時の東京支社での、

ある同僚の方は神戸の出身で、

ご実家のご両親が被災されました。

ご自宅が倒壊の被害に遭われたそうです。

幸いにも彼のご両親の身に大きな怪我はなく、

息子さん達のサポートで

家屋を無事に建て直しされたそうですが、

そんな身近な人による体験話も、

直接ではないものの、

初めての目にした地震の光景ととともに、

ショックで大きな記憶として、

今も尚鮮明に残っているのだと思います。

毎年この日が訪れると、

その時日本にいた日の記憶を私にも語り、

一緒に静かに祈りを捧げます。


Banana が東京に滞在していた1995年は、

地下鉄サリン事件(1995年3月20日)

が発生した年でもありました。


彼が初めて滞在した日本での3ヶ月間は、

あらゆる意味においてインパクトが強く、

とても印象深い思い出となったようです。


その数年後に、

まさか長期で日本に住むことになろうとは

思ってもいなかった・・。

そして、日本人(私)と再婚し、

その十数年後、

日本国内にマンションまで購入することになるなんて、

夢にも思っていなかったのだと思います。


今でこそ、

日本と日本文化をこよなく愛する英国人の夫ですが、

私と出会う以前の26年前から、

日本とは見えない糸で

繋がっていたような気もしています。


今年の3月11日は東日本大震災から10年。

色々な思いを込めて、

また夫婦で日本について語りながら、

考え合う時間が更に持てそうです。

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