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スイスでは年末頃から、
ガレット・デ・ロワ(galette des rois)
がスーパーの店頭に並びます。
公現祭の1月6日はキリスト教の祝日とされ、
ガレット・デ・ロワを食べる日とされています。
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スイスでも地域により多少スタイルも異なるようですが、
フランス語圏ではパイ生地の中に
アーモンドクリームが入っているものや、
私の住むドイツ語圏の町では、
干しぶどうやチョコチップなどが入った
どちらかというとパイというよりも、
パンに近いタイプもあります。
こちらは今年スーパーで見かけて購入した
ガレット・デ・ロワ。
ガレット・デ・ロワの中には
フェーヴと呼ばれる小型の人形が入っていて、
取り分けていただく際、
パンの中にフェーヴが入っていた人は、
その1年間幸福が続くといわれています。
フェーヴに当たった人は、王冠をかぶり、
みんなから祝福を受けるのが慣わしです。
我が家の場合、夫婦二人暮らしですから、
どちらか一方に当たることになり、
お楽しみは残念ながら小さめ。(苦笑)
今年スーパーMIGROSで購入したものはレーズン入り。
どれにも紙の王冠が付属で付いているのが特徴です。
ちなみにフランスの
本家本元のガレット・デ・ロワは、
公現祭に限らず、
お祝い事がる際に食べられるそうで、
パイ生地にアーモンドクリームが入った
シンプルなタイプとのこと。
スイスでも最近はお正月前に見かけるので、
お祝いの際に早めに食べられるご家庭もあるようです。
我が家にも昨年クリスマスの前に、
フランス人の知人から、
ホーメイドの焼き立て
ガレット・デ・ロワが届きました。
手作り感が満載のガレット・デ・ロワ。
見た目はシンプル、
(パイ生地で焼かれ、アーモンドクリームが練り込まれている)
ですが、
流石はフランス人がいるご家庭で焼かれた
本格的なお味。
パイはサクサク、中はしっとり。
うっすらシナモンの香りがして、
とても美味でした ✨✨
お店(チューリッヒ州=ドイツ語圏)
で購入したものは、いかにも "パン" ですが、
こちらもうっすらと甘みがあり、美味しいです。
同じスイス国内でも、
(フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の4つが公用語)
言語のみならず、
地域によって習慣や風習も若干異なり、
興味深く感じます。
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