
「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
残暑が続くチューリッヒ州の湖畔の街。
日中はまだ汗ばむ日も多いのですが、
空の雲も、湖の色も、なんとなく秋の気配が感じられ、
今年の夏も終わりに近づいています。
夏の間、
特に我が家の和食作りに大活躍してくれた
プランターの紫蘇も、
あとしばらくで終了です。
実は、私が一時帰国で日本にいる間、
この紫蘇が急激な成長を遂げていて、
驚きました。
留守中も、夫 Banana はせっせと毎日、
朝晩、プランターの水やりを
怠る事なく続けてくれていました。
ガーデンセンターで購入できたものは、
ありがたい事に、
買った時点で大葉がついていました。
すぐに料理に使用できていましたが、
我が家にはもう一つ、
種から育てた紫蘇の鉢植えがありました。
過去のブログにも掲載していた件です。
5月下旬の時点で、
小さな芽が出て、葉っぱとなった後、
ほとんど成長が見込めない時期が続いて、
諦めかけていたところ、
同じスイス在住のブログ読者様より、
種の芽出しの方法を教えていただき、
その方法でもう一度、
残った種で種蒔をしていました。

すると、それらの一部が発芽しました。
すごくのんびりな成長で、
そのままストップするのでは??
と、何度も思いながらも、
毎日水やりだけは欠かさず、
その成長を見守っていました。
その後、ゆるーりとではあるものの、
少しずつ、少しずつ、葉っぱが大きくなってきて、
私が日本に出発するちょうど1週間前の7月初旬には、
がんばれ〜!
と思わず声をかけたくなるほど、
のんびりと成長していました。

日本に到着し、
そんな紫蘇の存在も忘れかけていた頃、
Banana から送られて来た紫蘇の画像にビックリ!
どうやら7月に入って、
急激に成長が進んだようです。

で、
8月にスイスの自宅に戻ってみると、
ガーデンセンターの方も合わせて、
紫蘇の成長がエライ事になっていました。

私の留守中、
Bananaは紫蘇を使用した料理は
一切しなかったため、
一度も紫蘇を摘むことが無かったのだそうです。
それにしても、
3ヶ月前のキミの姿を思い出すと、本当に驚いた!

急成長した、
種から育てた方の紫蘇を味わってみると、
スイスのガーデンセンターで購入してきたものより、
更に香り豊かで、
まさに日本の紫蘇そのものです!
日本で種を購入してきたので当然ではありますが。
葉っぱも、柔らかい気がします。
肉眼での判別は難しいかもしれませんが、
左が日本、右がスイスで購入したもの。

もちろんスイスで購入した紫蘇も、
美味しい事には変わりはなく、
それはそれでもちろん良いのです。
薬味として活躍してくれている事にも
間違いはありませんが、
他の国の種で栽培されている事が多いらしく、
日本のものと完全に同じかと言うと、
やはりそうではないようです。
以前にお料理の先生が、
こちらの紫蘇と日本の紫蘇の香りの違いを
指摘なさっていて、
その時は、
「そうなのか〜。」
と思いながらうかがっていたのですが、
今になって、
「このことか!!」
と、香りをかいで、味わってみて、
ようやく理解できました。
来年は是非、
もっと大きめのプランターで、
種から日本の紫蘇を育ててみようと思います。
それにしても、
たかが紫蘇の成長と言えば、
それはそうなのかもしれませんが、
もダメだと諦めかけていたものが、
少しずつ、のんびりと、
緩やかではあるものの、
成長し続ける過程を観察して、
諦める前にもう一度やってみよう・・
続けてみようと言う、
物事を "簡単には諦めざるべからず" 的な
忘れかけていた大切な事を
思い出せたような気がしています。
意外なものから学ばされた気がする、
今年の夏でした。
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