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前回のブログ記事からの続きです。



7月10日の夕刻、日本に到着しました。

その翌日から起算して14日間、 

自宅での隔離と健康観察が必要でしたが、

遂に本日で、その制限期間も終了です。


日本政府が定めたルールの通り、

本当に一歩も外出せず・・。

我ながら、よく頑張りました。


しかし、マンションの同じ階にある

ゴミステーションへのゴミ出しだけは、

夜、住民が寝静まった頃を見計らって、

そっと部屋を出ました。


あとは自宅のベランダに出て、

遠くに走る電車を眺めてみたり、

目の前を流れる目黒川を目にし、

春の桜が満開の頃は、綺麗だったんだろうな・・

と、少し切ない思いも。


最初の数日は、結構余裕で過ごし、

ちょうど7日目に差し掛かったあたりで、

まだ半分か、長いな〜。

と、ちょっとヘコミそうにもなりましたが、

10日目を過ぎると、自分の中での、

自粛生活終了までのカウントダウンも始まり、 

何とか14日を終える事ができました。
 

日本到着後、毎日曇りか雨なので、

外に出られない事は、

さほど苦痛でなかったとも言えます。


到着した成田空港で受けたPCR検査の結果は、

"大体、3日くらいで判明"

と、ご案内いただいていました。


土日を挟むし、

早くて週明けの連絡なのだろうな

と思っていましたが、到着した翌々日、

7月12日の午前中にメールで

お知らせをいただきました。


金曜日の夕刻に検査をし、

土曜日をおいてその翌日、日曜日の朝にです。

スイスでの海外生活が長くなっているせいか、

土日にも関わらず仕事をされている事に驚きました。

本当にありがたい事です。


実はこの日は、私の誕生日でした。

今年は夫 Banana と離れ離れで一人きりの

誕生日を過ごさなければならないというだけでなく、

PCR検査の結果を待ちながら、

一人悶々とした気持ちで迎える

誕生日になるのだなぁ・・

と、覚悟をしていたのですが、

結果的には日曜日の朝、

違った意味で
最高の気分で迎える、

特別なバースデープレゼントになりました。


現在私は、

昨年購入した都内のマンションで、

8月まで一人暮らし中です。


このブログでは、

「海外から日本に家を買う」というシリーズで、

スイスから日本にマンションを購入した

ストーリーを不定期連載いたしましたが、

今になって思えば、

昨年のうちにビビッとくる物件に巡り会え、

購入できたことを、

本当に幸運だったと思っています。


そして、散々悩み抜いた挙句、

都外の郊外、広さ重視の物件を断念し、

英国人の夫からすると少しコンパクトサイズではありますが、

日本では平均サイズの、都内の中心部にある、

どこへ出るにも便利な物件を選んで正解でした。

あくまでも我が家のライフスタイルにおいて

という意味です。


もしも昨年の時点で、

「まだまだ、のんびりと行こう」と、

吟味に吟味を重ねていたとしたら、

この時期に日本へ一時帰省を実行する事は、

まず叶わなかったと思います。


これまで長年にわたり、

東京に滞在する際に利用させていただいた

都内のホテルは、

年に3〜4回の帰省で、
合計すると毎年、

ヶ月間の滞在となっていたこともあり、

特別待遇でよくしていただけ、

とても快適なホテルライフを過ごさせて

いただきましたが、

外出規制のかかっている現在のこのような状況では、

ホテルの部屋の中で、

ひとり
狭い部屋にじっと籠もり、

缶詰生活を送ることを考えると、

14日もの間という期間は、

私にとっては、

現実的ではなかっただろうと思います。


今回帰省できた大きな理由は、

空港から車で辿り着ける距離に、

自分の「家」があることと、

住まいの地域は、

Amazonフレッシュの配達地域にも入っていた事も、

日本に帰ってきた後の14日間、

外出をせずに家で過ごす事は、

何とか可能だろうと思えました。


ちなみにAmazonフレッシュは、

Amazon プライム会員が利用できるサービスで、

食材から生活用品 etc .. スーパーの宅配感覚で、

ネットで注文した商品を

デリバリしていただけるシステムです。


現在一部の地域のみが利用可能ですが、

我が家のマンションはその配達エリアに入っており、

利用することができます。


何よりも魅力なのが、

自宅へ到着したのは夜だったにも関わらず、

その日の注文の際、

翌日午前中の配達時間

(その時点で可能な、一番早い配達時間)

を選べた事がとても助かりました。


年末年始の帰省で、

1月中旬にマンションを後にした際は、

その2ヶ月後には、

また東京へ戻ってくる予定だったため、

ペットボトルの水、ティシュやトイレットペーパー、

常温で保存できる食糧、

お米や缶詰、レトルト食品など、

そして、

冷凍庫の中の食材も、一部そのままでした。


初日の夜は、

お水などの飲み物と、

軽くお腹を満たせる食材もあったし、

翌朝もありあわあせで何とかなったところで、

午前10時過ぎに、

Amazonフレッシュの配達が到着〜。
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卵、牛乳、野菜ジュース、パン、

サラダ、野菜、お米を更に と、

焼きそば、おうどんなどの麺類、

簡単に使用できるパック入りお肉、

冷凍食品に好物の納豆など、

ひとまず数日分の食材も手元に届きました。


食材と共に、

まず初日にネット注文したのが、

運動不足解消用のヨガマットと、

その後は、

寝ながらゆらゆらストレッチ&骨盤運動

ができるという、

「ゆらこ」という名の運動器具。

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あとは生活する中で、

その都度必要なものをAmazonプライムや、

急ぎでないものは、

Amazonパントリーや、楽天市場など、

ネットショップを通じて注文し、

何とか2週間を凌ぐことができました。


出前のアプリのサイトから、

食事のデリバリも種類が豊富で、

利用しようと思えば出来ましたが、

2週間目あたりから、

お取り寄せサイトで注文した

日本の美味しいものの数々も届き始め、

今のところ、

出前を利用するには及ばず、

食生活も十分に潤っています。


せっかくなので、

近いうちに出前のサイトで、

大好物のお寿司を

注文してみようかとは思っています。


一応、成田空港の検疫では、

係の方から、

PCR検査の結果が陰性と出た後は、


「ご近所ならば、買い物に出ても良いです。

けれども、なるべく外出は控えて下さい。」


と伝えられていました。

我が家の建物のすぐ下には、

スーパーがある事はありますが、

今回はそこを利用しなくても、

一人なので宅配だけで何とかなりました。


PCR検査の結果報告の後、

数日以内に健康状況のチェックあり

と案内されていた件は、

12日目に、

住まいの管轄の区の保健局担当者より

電話をいただき、

健康状態と体温について尋ねられました。


到着以来、朝・晩と、

毎日2回検温していますが、

体温は36.5度前後の平熱で、体調も順調です。

味覚や嗅覚の異変もなく、

食事も毎日美味しくいただけています。


と、今、この記事を書いている最中に、

再度保健局のご担当者より電話が入りました。

自宅待機最終日となる本日14日目、

現在の健康状態を最終チェックされた上で、

明日からは外出しても差し支えないとの

お言葉をいただきました!


現在の東京の状態を鑑みると、

もちろん、ハメをはずして遊ぶ気はなく、

いつもの帰省時の時のように、

頻繁に出歩く予定もありませんが、

必要最小限、限られたお友達と再会したり、

行きつけの美容室くらいには出かける予定です。


まずは何よりも、

到着後14日間、体調に変化はなく、

元気に過ごせている事に、今はホッとしています。

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