「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
前回の記事からの続きです。
搭乗予定時間より少し早く、
搭乗開始のアナウンスが始まったような気がします。
ここからは機内の様子ですが、
これは、私が搭乗した、
「2020年7月9日の LX160便 チューリッヒ-東京」
においての記録です。
今後のコロナの状況次第では、
機内でのサービスの方法やスタイルには、
これから記述する内容から、
変更が発生するかもしれません。
あくまでもご参考としてご覧ください。
この日の乗務員の方々は全員マスクを着用。
乗客もみんな、
マスク着用が義務付けられています。
マスクは乗客自らが持参する必要があると、
搭乗前の注意書きにもありました。
乗客の人数は、
ビジネスクラスが10名
(人数はチェックインカウンターで確認)
エコノミークラスは尋ねていないので、
正確にはわかりませんが、
成田到着後の待合所でざっと数えたところでは、
35名前後に見えました。
このタイミングで機材の件に触れるのも
どうかとは思いますが、
ご興味がおありの方もいらっしゃると思いますので
記述しておきます。
チューリッヒ ー 東京のフライトは、
今年に入ってから一新された、
新機材(ボーイング)での運行でした。
この件は、過去のブログ記事にも綴っています。
画像はビジネスクラスです。
座席周りは以前よりもゆったりとしていて、
身の回りのものをしまっておくスペースも増えています。
離着陸の際、
いつもゴロゴロ転がってしまいそうだった
ペットボトルの水も、
ドリンクホルダーに納められます。
3月以降のコロナ禍の中で、
生活用品や食品以外で唯一購入したもの、
自宅で愛用中の、
ノイズキャンセリングヘッドホンを持参しました。
もちろん機内でもヘッドホンは貸し出されますが、
使い慣れた自分のヘッドホンで、
音を遮断して12時間のフライトの間、
音楽を聴いたり、iPadで動画を観ながら、
とてもリラックスできました。
搭乗する際に入り口で、
Sterilliumの除菌シート(試供品らしきもの)
をいただきました。
が、
12時間のフライトで、この小型1枚では・・。
トイレの中にもいくつかは置いてありましたが、
除菌シートは個人で持参した方が良さそうです。
機内はとても綺麗にピカピカに保たれていましたが、
一応念のため、
自分で持参した除菌シートで
まずは最初にテーブル周りを拭きました。
同じくSterillium の除菌ジェルと、
機内で配られたのと全く同じ
除菌シートも持参して搭乗していたので、
それらとハンドクリームも手元に置いて、
自分の中の、心の準備も完了。
機内はトイレも含め、
どこも綺麗に清潔に保たれていましたが、
念のため、どこかを触るたび、
何度も何度も除菌ジェルで手を消毒しました。
ほぼ定刻の22:40にチューリッヒ空港を出発。
この日のSWISSの乗務員さん達は、
どなたもとても、
プロフェッショナルな対応をして下さいました。
とてもフレンドリーな挨拶で迎えてくださり、
少し緊張気味の搭乗客を
少しでもリラックスさせようと、
飛行中も終始、
代わる代わるに様子をチェックしながら、
笑顔で声かけをしてくださり、
乗客の気持ちを気にかけてくださっている様子が、
ひしひしと伝わってきました。
実際に飛行機に乗る前は、
どうなるかと不安な思いもありましたが、
結果的には、少しも不安や心配な事はなく、
想像以上に快適なフライトでした。
マイヘッドホンの助けもあり、
4時間ほど眠れました。
むしろ、この時期に、
あんな快適な時間を機内で過ごせるとは、
思ってもいませんでした。
機内食は、
以前に読んだニュースの内容では、
SWISSもワンプレートの機内食を提供。
ビジネスクラスとエコノミークラス、
同じ機内食が提供される。
飲み物は、
例えばワインの場合、
座席でボトルからグラスへ注ぐサービスは停止で、
希望の場合は小型ボトル1本ずつを個々に。
と書かれていたように記憶していましたが、
この日、
機内のサービス(ビジネスクラス)は、
ほぼ通常通り。
機内食も好きなメニューを選択できました。
通常、SWISSビジネスでは、
主菜を何にするかだけを先に伝えて、
前菜はワゴンで運ばれてきて、
それぞれ座席でチョイスするサービスでしたが、
現在は前菜もメイン同様、
先に何が希望かを尋ねられ、
ギャレーからプレートにのせて運ばれてきました。
この日の前菜。
通常はデザートの前にワゴンでサービスされるチーズも、
最初のプレートにのっていました。
それぞれの器の上は、
カバーがされて運ばれます。
チーズは最後に食べようと、
とっておいたのですが、
最初に自分で
全ての器のカバーを外してしまったため、
最後に残したチーズは "かぴかぴ" になってしまい、
ちょっとだけ残念。
だけど、
そんなことを残念だと思えたということは、
それだけ機内で、
リラックスできていたのだろうと思います。
前菜のプレートの後、
メインで選んだチキンがカバー付きのお皿で
運ばれてきました。
最後のデザートのケーキも同様でした。
飲み物はその場(ワゴン)ではサービスせず、
メニューの中から選び、
ギャレーからその都度ボトルを運んで
その場でグラスに注いで下さいました。
こちらは機内で配られる、
日本入国に必要な書類。
いつも入国カードと共に、
検疫の必要事項を記入する用紙が配られました。
内容は、
● 到着便名 / 出国の際の出発便名
● 日本での滞在期間
● 滞在場所
● 連絡先の住所と電話番号
● 到着後に受ける、PCR検査の結果連絡方法
(メールか電話か)など
そして、現在の体調、
● 発熱していないか
● 自分の周りに、新型コロナウイルスに感染した家族など、近親者はいないか
● 現在服用中の薬はないか
などを記入し、自分のサイン。
成田空港に到着をする直前のアナウンスで、
空港到着後、指示があるまでは、
機内で待機する必要がある場合も考えられるとの事でした。
また、15名くらいのグループに分かれて、
順番に降機する必要の可能性も示唆されました。
全ては成田空港側の指示待ち。
実際には、幸い私達の飛行機は、
到着後に待機する必要は無く、
人数も乗客同士が距離を保ちながら、
全員一緒に飛行機を降りる事ができました。
いよいよ成田空港到着間近。
曇り気味の空の雲の隙間から、
明るく眩しい光がさしていて、
「おかえり」
といってくれているような気がして、
半年ぶりに戻れる日本を思うと、
目がうるうる・・。
到着予定時刻は 17:20 でしたが、
実際の到着は予定よりも早く、
16:58 に成田空港到着。
実際に長距離の日本までのフライトを終えてみると、
結果的には、
「案ずるより産むが易し」だと感じさせられた、
今回のチューリッヒー東京のフライトでした。
しつこいようですが、ただしこれは、
あくまでも、
私が搭乗した便での個人的な感想であり、
さあ、みんな、日本へ帰りましょう!
と、唱えている訳ではありません。
それはもちろん、その人によって、
個人個人の異なる状況と判断で、
決めるのは自分自身と、
周りの家族だと思います。
乗務員の方々のプロ的なサービスがなければ、
もっとナーバスな思いで、
緊張した12時間のフライトになっていたかもしれません。
飛行機を安全に飛ばすことに携わる、
チューリッヒ空港の係員の皆さん、
SWISSの地上スタッフ、
そして、
今回お世話になったSWISSの乗務員の方々、
全ての皆様へ、心の底から、
感謝の気持ちでいっぱいです。
次回は、成田空港で人生初めて受けた、
PCR検査の様子をお話しします。
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