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「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

本日は、随分と長く間が空いてしまったトピック、

海外から日本にマンションを買った(生活編)

その後・・の続きです。

 


スイスで日本にマンションを購入するまで、

これまでのプロセスは、

「海外から日本に家を買う」のアーカイブにて掲載中です。



紆余曲折しながら、約2年かけて家探しをし、

日本帰省の度にマンションの見学をすること数十件(軒)。


数十件目の物件で、

ようやく一目でビビッとくる部屋を見つけて、

思い切って東京都内の目黒川沿いのある場所に

マンションを購入し、

早1年近くが経過しようとしています。


今年は予期せぬ新型コロナウイルスの影響により、

春の帰省は断念せねばならず、

新年に日本からスイスへ戻って以来、

まだ一度も我が家にお目にかかれていないという

残念な状況です。


あんなに楽しみにしていた目黒川沿いの桜も、

結局、まだ目にしていません。

来年もどうなる事やら。

憎い、憎い、コロナ。


英国人との夫 Banana とともに、


「老後はいつか、日本で・・。」


の思いからスタートした漠然とした構想は、

もう何年も前からありました。

なんと言っても、日本贔屓の夫です。


『東京オリンピックを日本の自宅で見たい』


から、

早かれ遅かれ、日本に家を買う計画はあるのだから、


『東京の家で、是非とも見よう!』


に意思が変わってから、

トントン拍子で進んだ我が家の日本マイホーム計画。


今となっては、自分の気持ちの中では、

オリンピックどころではなくなってしまった

というのが現在の本音ではありますが、

いずれにしても今後の事を

色々と考慮すると、

やはり昨年の時点で思い切って購入しておいて、

本当に良かったと、つくづく感じています。


これは今後のコロナの影響による不動産価値

が、今後どうなる、うんぬんとか、

そういう観点からではなく、

資産運用ではなく、

海外と日本を行き来するのに便利な環境と、

"住むための住居" を目的として購入した

あくまでも我が家の

生活スタイルでという意味においてです。


けれども、現状では、

すぐに日本に帰省する事は、

色々な事を考慮すると、難しい状況だと感じます。

我が家の都内の住まいは、

成田空港 または 羽田空港のいずれからも、

幸い車で到着できる距離ではあります。


日本国籍ではない Banana は

今は日本へ入国できませんので、

帰るとすれば、一人です。


タクシーや公共交通は使用できませんが、

迎えの車のあてはあるため、

SWISSの直行便が再開した今、

本当に帰ろうと思えば、帰れないわけではありません。


実はこのシーズンは、

日本の固定資産税の支払いを

済まさなければなりません。


マンションを購入した際の、

「不動産取得税」と「登録免許税・印紙税」

等については、

契約をさせていただいていた際、

不動産会社のエージェントK氏を通して、

全てお願いすることができたのですが、

彼との契約はマンション購入と、

それにまつわる全ての手続きが完了するまでの

お付き合いなので、

もちろん一生お世話になる事はできません。


物件を購入した翌年から支払いの義務がある

固定資産税は、

自分たちで手続きの必要があります。


そこで、

新年の時点で直接、

区役所の税務課に夫婦で出向き、

固定資産税の書類をスイスへ送っていただけないかと、

問い合わせてみました。


しかし、先方からの回答は、

日本国内あての住所にしか書類の発送を行なっておらず、

日本国外への配送はできないとの事でした。


ただ、金額は大体わかっているので、

税金を口座引き落としで支払えるよう、

手続きだけ済ましてスイスへ戻りました。


固定資産税は4期に分けて4回で分割するか、

4期分を一括で支払うかのどちらかを、

選択できます。

我が家は1回で済ませて、

また来年まで忘れていられる事を選び

4期分を一括払いにしました。


本当はその手続きは、

3月に予定していた帰省の際でも間に合ったのですが、

なんとなくですが、

ムシの知らせを感じたのかもしれません。

早くできる事はしておこうと、

(特に税金のことですし)

処理をしてスイス帰って本当に良かったと思います。


とはいえ、書類が全く手元になく、

結構な大金だけが引き落としされるわけですから、

やはり税務署からの書類は気になります。

固定資産税の書類は、

4月〜6月ごろに送付されるとの、

漠然としたインフォメーションしかありません。


マンションの郵便受けも、

今頃はパンパンに膨れ上がっているか、溢れ出て、

もはや書類どころか、

手紙さえも入らないのではないかと想像すると、

心配なのですが、

こればかりはどうする事もできない。


当初は1月中旬に日本→スイスへと戻り、

また3月初旬に日本へ戻る予定で、

その間にも、Banana が日本出張で、

マンションの点検がてら、

郵便チェックも済ませる事ができたため、

郵便物の国内転送サービスなども利用していません。


まさか、こんなに長い間、

購入したての家を

放ったらかしにしなければならない状況が

やって来ようとは、

夢にも思っていませんでした。


「郵便チェックくらいならば、やるわよ。言って。」

と申し出てくれた、

友人の優しくありがたい言葉もありましたが、

セキュリティの厳しいマンションなので、

外から誰かにお願いする事が叶いません。


賃貸マンションの場合、

溢れた郵便のチェックならば、

管理人さんやコンシェルジュに

お願いできるのかもしれませんが、

分譲マンションの場合、

そういう個人的な事は、

管理側は一切タッチできないそうです。


個人情報とか、そういうのが、

ここ数年の日本ではとても厳しくなっているようなので、

そういう関連もあるのでしょう。


これはあくまでも、

我が家が購入したマンションでの例なので、

もしかすると管理会社の異なる別の物件ならば、

また状況も違うのかもしれません。


ちなみに、住居内に入ることも、

住人が一緒でない時は、

絶対に入室はしないとのこと。

(室内の点検などはお願いできない)


まあ、一軒家の持ち家として考えてみれば、

それはそうなのでしょうが、

以前、東京に住んでいた頃は賃貸マンションで、

管理側のスタッフがなんでもやってくれた

という記憶が残っていました。

同じマンションでも、

賃貸と分譲の違いを実感しています。


もう今となっては、

「なるようにしかならない」と、考えるしかない。


家の管理と書類仕事、

スイスへ持ち帰りたい日本食材の補充など、

本当は日本に飛んで帰りたい気持ちでいっぱいですが、

今の日本のみなさんの感情を想像してみると、

海外から日本に戻るということを躊躇。


自分が日本にいて、

逆の立場だったら・・と考えると、

理解はできるのです。


ひとまず今の時点では、

固定資産税が問題なく、

無事に口座から引き落としされる事を、

待つしかありません。

スイス以外でも、あれこれと悩み多き、今年の夏です。







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