jcr-content

「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★

昨日目にした日本のニュース、

東洋経済オンラインで、

「コロナ疲れで病む人・病まない人の決定的な差」

という、

興味深い記事を読みました。

精神科医で作家の、

樺沢 紫苑(かばさわ しおん)先生によるコラムで、

コロナ疲れによって、

心が病む人の特徴が示されていました。


特徴 1. 情報過多の人  

「暗いニュース」の見過ぎは要注意  

特徴 2. 外出自粛でピリピリしている人  

特徴 3. 夜更かしする人  

特徴 4. 毎日1人でお酒を飲む人  

特徴 5. 孤独な人  

「高齢の家族」のケアも大事  


上記によると、

私は知らず知らずのうちに、

危険エリアに足を踏み入れてしまっているような

気がします。


完全に該当しているのは、

特徴 1 と 3。

特徴 4 も当てはまりそうですが、

ほぼ毎日お酒は飲みますが、

一人ではなく、

夫 Banana と一緒なので、

これに関しては、△といったところです。


ロックダウン生活最初の頃は、

気分も暗く、テレビを観る気にさえならず、

ラジオばかり聴いていました。


その後、

ヘンな意味で軟禁生活に慣れてきた頃から、

ついつい、夜更かしをしてしまい、

動画サイトで日本の古いドラマや、

バラエティ番組などを深夜まで観てしまいます。


日本の友人達には3月の初旬に会ったのが最後で、

自粛生活中は、英国人の夫 Banana と、

英語でしか会話しないため、

「日本人」恋しさ、

母国語の「日本語」恋しさで、

たまらなくなる事もしばしば。

つい、日本語のテレビ番組に釘付け。


ラジオは家事をしながら、

相変わらず気晴らししています。

夜更かしテレビに関しては、

やはり少し自重した方が良いのだろうなと、

生活習慣を改めようと思いました。


自分の事はこの辺でさておき、

話を戻すと、

特徴 5.孤独な人という項目が、

なんだかとても気にかかり、

 "孤独な人  

「高齢の家族」のケアも大事"  

と記述されているのを目にし、

ふと、ある光景を思い出しました。


ロックダウン前、

毎週土曜日の買い出し前に、

ブランチをするため通っていた、

MIGROS のスーパーに隣接されている

カフェレストランに集う高齢者グループの

楽しそうな姿です。


彼らは皆、

70代〜80代くらいの男女混合グループで、

毎週大体同じ時間に、

MIGTROSのカフェに集っていました。


私達夫婦が週に一度、その場を訪れるので、

毎週と書きましたが、

おそらく毎週ではなく、

毎日、同じ時間帯にそこに集まり、

早めのランチとティータイムで、

友人同士の会話を楽しんでいたのだと思います。


毎回、同じ場所、

10名ほどがかけられる大テーブルに陣取り、

馴染みの顔ぶれが揃い、挨拶を交わし、

席に着くと、ワイワイガヤガヤと、

いつも同じメンバーで楽しそうでした。


中にはご夫婦で参加されている人もいますが、

ほとんどの人はシングルで気ままに

通っている様子でした。

あの場所は、

彼らの社交の場であった事は間違いありません。


そして、今思えば、それは自分にとっても、

あんな、ありふれた日常生活の一場面も、

とても幸せな光景でした。


MIGROSレストランのランチは、

高額なスイスの物価の割にはリーズナブルで、

20フラン以下(2,000円以下)

でお昼ご飯が食べられます。


フードコート式なので、

料金を支払って、好みの席に着席した後は、

何時間いても追い出される事はなく、

ご飯の後はお茶1杯で気兼ねなく長居ができるので、

年金暮らしのご高齢者にとっては、

最高の場所なのです。


お昼ご飯をメインとしていっぱい食べて、

夕飯は軽めに、

チーズとパンで済ませるのも、

スイススタイル。


早めの昼食を済ませ、

その後はお茶を飲みながら、

ずっと和やかに楽しそうに会話をする・・。

毎週土曜日に眺めていた、

穏やかで和やかな、お馴染みの光景でした。


現在は当然、

MIGROSのレストランは閉まり、

彼らがその場に集う事はできません。

高齢者の外出は特に控えるよう、

政府からもお達しがあるので、

お互いの家を行き来する事もままならいはずです。


毎日のささやかな楽しみを奪われた

あの高齢者達は、今、おひとりで、

どんな暮らしをされているのだろう? 

と、ふと考えてしまいました。


買い物は、

近くに家族が住んでいない場合、

ボランティアや自治体で、

買い物代行をして、

自宅の玄関前まで届けるシステムも行われていますが、

家の中まで入って話し相手をする事はできません。


スイスでは、

ご高齢になっても一人暮らしをしている人は圧倒的に多く、

もしもそれが叶わなくなると、

施設に入居されるパターンがほとんどです。


娘や息子夫婦と同居している人は、

ごく稀に耳にする事も無くはありませんが、

ほとんどあまり無いケースだと思います。


スイスに限らず、今は世界中が同じで、

孤独な時間を過ごしている人は、

どの国にも、老若男女、

たくさんいらっしゃるのだと思いますが、

毎週、MIGROSのカフェで

顔馴染みにもなっていたあの

元気なご老人達の顔がふと思い出され、

少し切ない気持ちになりました。


スイスのロックダウン緩和は、

予定通りに進めば、

第2段階が5月11日に決行され、

レストランも再開します。


あの元気な大人のグループがまた、

笑顔で同じ場所に戻ってくることを、

心ひそかに願う私です。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。 

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ



ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ブログの読者登録はこちらより ♪
 
 

スイスの街角から(新) - にほんブログ村 

PVアクセスランキング にほんブログ村