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スイスの鉄道駅でいたましい死亡事故が発生しました。

去る8月4日の日曜日の夜、

バーデンの駅でSBBの運転士が電車のドアに挟まれ、

電車が動き出した事により致命傷を負い、

亡くなる事故が起こりました。

運転士の名前は Bruno R. 氏、

30年以上もSBBに勤務するベテラン運転士だったそうです。


このSBB社員の死を悼むと共に、

彼の功績をたたえるため、

9日金曜日にチューリッヒ中央駅(HB)で

彼の同僚達による黙祷の時間が設けられました。

同僚達の中には、

イタリア語圏のティッチーノ 州や、

フランス語圏の町から駆けつけた人々もおり、

涙を流し、亡き同僚を偲ぶ人もいたそうです。


独特な方法での故人を送る同僚達の見送り方が、

私の感覚ではちょっと意外でした。

何も知らない通行人、乗客達の中には

突然の大音響に耳をふさぐ人達も・・。


最後は拍手で Bruno R. 氏をたたえました。


中央駅構内で行われたこの、

小さなセレモニーの様子が

情報誌 20Minuten のビデオにあがっていましたので、

ご紹介します。


こちらのニュース(20Minuten)に入り、

ショートビデオをご覧いただけます。

(注)ビデオは大音響が流れます。

Ich sah Kollegen weinen(20Minuten)


日本では、故人を出棺する時に、

大きなクラクションを鳴らしてお見送りをしますが、

それに近いのだろうと思います。


故人が長年勤めた「駅」を象徴とする、

チューリッヒHBでのセレモニーは

故人を最大限にリスペクトする意味が

込められているのでしょう。


亡き人を思い、偲び、悼む

人の気持ちは各国共通なのですが、

とは言え、

日本ではおそらくあり得ないだろうスタイルに、

故人の見送り方も大きく異なるものだと感じさせられた

ニュースでした。

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