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前回の記事、

初の一人フレンチ、美食を味わう(前半)〜 ザ・ひらまつ ホテルズ&リゾーツ 熱海 3

からの続きです。


3杯目のワインは、

見覚えのあるこのボトルのカタチ!

よくスイスの自宅からも訪れる、アルザスのワイン ♪

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● 肉料理

熱海で獲れたイノシシのバテアンクルート 

腿肉とカーボロネロのカルボナーラ  グランヴヌールソース

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猪のお肉は普段は好んでいただくお肉ではありませんが、

このお料理はソースともとってもよく合って、

パイ包みの中のお肉もジューシーで、

すごく美味でした〜。

見た目も味わいも、シェフの素晴らしい「作品」でした。


私は赤ワインはあまり好まないので、

お肉料理も白でアレンジしていただけるよう、

事前にお伝えしていたのですが、

ソムリエが選んで下さったワインはお料理にもよく合いました。


チーズはワゴンより。(冒頭の画像)

スイスに住んでいながら、

チーズはどちらかというとあまり好物ではないのですが、

フランス料理の後にいただく場合はまた別です。

においの強い物はあまり得意ではない事だけをお伝えし、

お任せして取り分けていただきました。

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● デザート

お抹茶 "千世木ノ昔" の温かいビスキュイ  ガラスヴァニーユ

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素材を重視したシェフのお料理は、

全てが洗練されており、すごく美味しくて、

一人、小声で唸りながら、全お皿を完食しました。


私が予約した時間(18:30) に到着した頃、

ダイニングではすでにお食事が始まっており満席でしたが、

お食事が終わる頃には

ほとんどのみなさんが席を立たれていました。


余談ではありますが、

日本は夕食の時間が早い事も、海外に住んでみて感じたコト。

ヨーロッパのリゾートだと、

早くても、

19:00〜19:30くらいから夕食を始める事が多いです。

ヨーロッパと一言で言っても、

例えば、スペインやイタリアなど、もっと遅い時間の場所もありますが・・。

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初めてのおひとりさまフレンチの体験でしたが、

給仕をして下さった係の方々もソムリエも、

みなさん親切で、とてもご丁寧に対応下さいました。

食事は夫と出かける時と同じ、

普段通りに美味しくいただき、

ギャルソンやソムリエの方々とお話をしながら、

とても素敵な美食の夜を過ごす事が出来きて、

自分にとっての貴重な体験にもなりました。


特にソムリエは、スイスのワインに興味を示され、

ティッチーノ地方白ワイン「白いメルロー」

(以前このブログでもご紹介しました "ビアンコメルロー")

のお話をしたところ、とてもご興味を持たれたようです。

通常、メルローの品種は赤ワインに使用されます。

おそらくメルローを白ワインに使用しているのは、

世界広しとは言え、

スイス・イタリア語圏のティッチーノだけだと思います。

スイスではワインはほとんどが国内だけで消費され、

国外にはあまり輸出されないため、

こんな、自分にとっての日常的な普通のトピックでも、

専門家の方がご興味を示される話題なのだなぁと、

こちらもまた、興味深く感じました。


最後には、シェフもご挨拶にテーブルまでお越し下さり、

色々とお話ができて、とても良い思い出です。


今となっても、

このランクのフレンチレストランに

一人で出かける自信は、自分にはまだまだ無いので、

利用しやすい宿泊付きのレストランで

このような経験を重ねられた事はよかったと思います。


もちろんこちらの宿泊施設は、

いつも利用できる金額ではありませんが、

今回の旅は、自分が貯めたお金で、

今後の人生経験への糧ともなるべく、

自分へのご褒美と言うと、ちょっとおこがましいけれど、

ある意味、投資の意味も込めての出費なので、

とても有意義な時間を過ごす事が出来たし、

いろんな意味で学べた事もあり、満足でした。


とは言え、次回は、

やっぱり夫 Banana と一緒にお邪魔してみたいと思います。

Banana もとても好きそうな場所である事は、

先に自分が訪れて実証できたので!(笑)


次回、朝食の様子を綴り、

今回の熱海レポートは完結予定です。

(続きます)


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