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年の瀬ではありますが、

本日は先日訪れた

バートラガーツの温泉記事からの続きです。


スイスの豪華温泉はこんなです バートラガーツ
(Thermal Spa Grand Resort Bad Ragaz)

(からの続きです)


今回宿泊した、

Thermal Spa Grand Resort Bad Ragaz


のもう一つの大きな魅力が、

スイスではちょっと珍しいスタイルの

話題のトレンディなレストランです ♪


グルメな方々にはちょっと注目していただけそうな

興味深いミシュラン一つ星のレストラン

「IGNIV」 でディナーをいただきました。

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入り口を入って、まずびっくりしたのが、

過去に訪れた事のあるミシュランの星付きの

レストランとは異なり、

とても賑やかな雰囲気であったコト。

お食事をしている人々の笑い声や話し声が聞こえて、

いつも緊張しながら入る星付きレストランとは、

なんとなくムードも異なっています。

かと言って、

カジュアルな雰囲気という訳ではなく、

人々が食事を本当に楽しんでいるのが

入り口から伝わってきました。


最初にちょっと珍しいスタイルと書いたのは、

このレストランはお料理の全てを

一つのテーブルでシェアしてしていただくコトです。


スイスでは洋食のみならず、中華などを食べに出かけても、

一人一皿(前菜もメインも!)注文するのが普通です。

(私達日本人は、グループで出かけると、

中華料理はもちろんみんなでシェアしていただきます)


スイスで一つのお皿をみんなでシェアするという姿は、

まず見かけません。

ちなみに先日綴った、

チューリッヒの居酒屋さんに出かけた際にも、

お隣のテーブルのスイス人の4人組(2カップル) は、

お料理全て、それぞれ一人一皿ずつ食べていました。


話が少しそれてしまいました。

お話を戻し、このレストランの話題に戻します。

上述のお話がスイスでの普通の習慣なので、

ちょっとスイスらしくない気もする、

完全にモダンスタイルなお店でした。


ワインはバートラガーツからも程近い

マイエンフェルトのシャルドネを注文しました。

過去の記事でも綴った事がありますが、

ハイジの故郷として馴染みの深いマイエンフェルトは、

美味しいスイスワインをプロデュースする事でも知られています。

私もマイエンフェルトのワインが大好き!

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気をつけないと壊れてしまいそうな繊細なグラスでいただきました。

マイエンフェルトのワイン、やっぱり美味しい〜!

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まずはアミューズブーシュ4品をいただきました。

(冒頭の写真が3品)

● タルタル トリュフ

● セロリ&アップル

● エッグロイヤル

● 赤キャベツ マカロン-YUZU

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お料理は、

アラカルトもメニューには記載されいますが、

オススメは、シェフのグルメコース。

シェフのその日のお任せで、

21品のお皿が次々と運ばれてきます。


こちらが前菜(6品)

左上から、

● 鯖、フェネル、サフラン

右手前、

● Char(魚の黄色い卵)

● 他・・

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まだ前菜が続きます。

● レタス、ヘーゼルナッツ、赤キャベツ

● 牛肉とマッシュルームのタルタル

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そして、まだまだ前菜〜。

● ダックのテリーヌとイチジク、チョコレート

● IGNIV ウィンターサラダ

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お肉は、スペアリブ、牛肉の炭焼き、 羊肉。

お肉3種とカリフラワーで4種がメインディッシュでした。

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● カリフラワーエッグ

● ポレンタ

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● 羊のお肉

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デザートも6品!

左上から時計回りに、

● カリン、レモン、アーモンド

● みかんのシャーベット

● オレンジ風味のスフレ

● ヨーグルト クランベリーパフェ(上はメレンゲ)

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ヨーグルト クランベリーパフェのメレンゲを割ると、

中にはこーんな綺麗なデザートが ♪

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● アイスチョコレートボール(チョコレートアイス)

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全てのお料理とデザートが、とても斬新で、

スイスではちょっと味わった事の無い、

新しい感覚の美味しさでした。


デザートの最後を飾ったのが、


● エッグロイヤル パッションフルーツ

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この最後のデザートは、

シェフ自らがご挨拶と共に運んで下さいました。

お気づきかとは思いますが、

このエッグロイヤルは最初の前菜と見た目はソックリです。


"IGNIV" という言葉の意味が、

ネットで調べてみても、どうしても分からなかったので、

翌日チェックアウトの際に、フロントで尋ねてみました。


IGNIVはスイスの第4の言語ロマンシュ語で、

「巣」を意味するのだそうです。

主に鳥の巣の意味のようなのですが、

その巣から、生命が広がり、

そこから人々みんなが繋がってゆくという意味合いが込められて

いるのだそうです。


後からそのお話をうかがい、

なるほど〜。

故にお料理の最初と最後に、

その鳥の巣のシンボルでもある、

「卵」がイメージされて出されている。

そして、そのお料理のコースの大切な最後を飾る、

デザートを、

シェフがその思いを込めて、

真心と共に、自ら運んで下さっているのだと知りました。

コンセプトを知ると、

更に興味深いレストランだと感じます。


最後の最後は帰りの前に、

"キャンディストア"

と名付けられたお茶菓子のコーナーで、

好みのお菓子をテイクアウト。

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通常、お料理を残してしまう事は滅多に無いのですが、

メインまでは完食した後、

デザートだけは、一部食べ切れませんでした〜。

かなりお腹は空かせて出かけたのですが(苦笑)

至れり尽くせりのお料理コース、

さすがはミシュラン星付きのお店のシェフの腕前に大満足!


超リラックスできたスパでくつろいで、

美味しいお料理を堪能。

今年の1年の終わりにふさわしい、

我が家のくつろぎの温泉旅行でした。


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