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昨日は夕刻、

チューリッヒから自宅のある湖畔の街に戻る途中、

激しい雷雨と遭遇してしまいました。


今週は週明けからお天気がよく、

ずっと晴れていて、

この日も朝から快晴でした。


チューリッヒまで出かける際は(長時間なので)

天気予報は自宅の街と、

出先のチューリッヒの両方を、

必ずチェックして出かけます。


もちろん昨日も、前日の夜と、

当日の朝に天気予報をチェックして、

終日晴れ☀︎マークなのを確認し、

折りたたみ傘を持たずに出かけました。

ちなみに普段は天気予報を見て、

少しでも雨が降る可能性のある場合、

必ず折りたたみの傘を持って出かけています。


チューリッヒで用事を済ませたのが午後3時半頃。

雲ひとつない青空、

とても強い日差し、

真夏の暑さが戻ったような陽気で、

サングラスをかけ、帽子もかぶって歩きました。

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チューリッヒから、

自宅のある街まで戻る近郊電車のS-バーンは、

30分に1本です。

えぇーっ? 少ない! !

と思われるかもしれませんが、

スイスでは、これは普通。

だいたい時間通りにピッタリか、時にほぼピッタリで、

電車はやってきます。


昨日はチューリッヒのシュタッデルホーフェン駅の方が

帰りには近かったので、

そこまでトラム(路面電車)で移動。

次ににやってくるS-バーンまで3分。

トラムの乗り場から移動して、

ギリギリ間に合うかどうかの時間でした。

何とか慌ててホームまで駆け上がってみましたが、

ああ、残念!!

電車はちょうど出たところでした。


その場にいても仕方ないので、

地下に降りて、COOP(スーパー)で買い物をして、

時間をつぶす事に。


買い物を済ませ、20分程経って、

早めに再びホームへと上がると、

20分前に見た空とは一転。

!? と思うほど、

空は真っ暗!

ゲヴィッター(Gewitter)と呼ばれる、

雷を伴う夕立がくる前の、まさにその空です。


(おかしい、今日は終日晴れのハズなのに。

天気予報に雷雨マークついてなかったと思うけど)


家を出た後に、

途中で天気予報が変わってしまっていたようです。

これはまずい、今日は傘持ってこなかった。

帰り着くまでに、ゼッタイに雷雨に当たってしまうなぁ・・

とは思ったものの、仕方ありません。

とりあえず電車に乗って帰るしかない。


時間通りにやってきた電車に乗車して、

5分と経たないうちに、

外は雷の音が、


ゴロゴロゴロッ。


電車でチューリッヒ湖畔を通過しているので、

車窓からは、

雨雲と、まだ晴れている地域の境界線みたいなものが

はっきりと見えました。


どうやらチューリッヒの方から

雨雲は広がってきているようで、

自宅の街あたりは、まだギリギリ間に合うかも?

と思ってはみたものの、完全アウトでした〜。


車窓からの景色は雨が降り始め、

雨足が激しくなってくる様子と、

稲妻がピカピカ光っている様子が伺えます。


途中、停車する駅で降りる人々も、

ほとんどの人は傘を持っておらず、

みんな駅のホームを走って、

慌てて、屋根のあるところまで移動していました。



電車が駅に着くと、

雹(ひょう)が激しく降っている最中でした。

駅には屋根があるので、濡れる事はありませんが、

強い横風に流されて、屋根の下まで雹が時々入ってきます。

ほんの小さなカケラがあたっただけでも、

痛い、痛い。

こんなの道を歩いている途中だったら、

ゼッタイに無理。歩けません。


もしもこれが、

山のハイキングの途中だったとしたら?

と考えると、

本当にゾッとします。


自宅の最寄り駅から自宅まではバスで移動です。

バスの停留所でも、バスから降りて走る人、

バスに乗るために、

屋根のある場所から駆け込んでくる人。

ほとんどの人たちが、

この日は傘を持っていませんでした。


バスに乗って、自宅近くのバス停に着くと、

ちょうど雨と雷のピークでした。

しばし、バス停で雨宿り。

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スイスの小さな街には、

バス停に屋根がついていないところもたくさんあるので、

屋根のある停留所で、

雨と雷をしのげただけでもラッキーだったと思います。

同じように雨宿りをしている人たちが数人。


昨日は日中の気温が29℃で、

完全な夏服で出かけていました。

一旦雨が降り始めると、

気温は急激に、グーっと下がります。

寒くなってきたので、

ピカピカ光る雷の稲妻と、

雨足が少し弱まったところで、

一気に駆け足で、自宅まで疾走!


なんとか最悪は免れましたが、

髪も濡れて、体もゾクゾク冷えていたので、

スグに熱いシャワーを浴びてリフレッシュ。

休暇目前のここにきて、

風邪なんぞ引いている場合ではありません!(苦笑)


直ぐに体を温めたので、風邪を引かずに済みましたが、

夏の終わりのこの時期は特に、

晴れていてもバッグの中に、

折りたたみの傘は、やっぱり必要なのだなぁ。

と実感した日でした。


真夏の間は羽織るものを持って出かけると、

邪魔になるだけで、

途中で身に着けた試しはなかったのですが、

この季節は、羽織るものを持って出かけた方が

よかったのだと思います。


スイスに10数年住んで、ワカってはいるハズなのに、

お天気が良いと、

ついつい油断をしてしまいがちな自分です。

やはりここは山の天候である事に変わりはないので、

公共交通を使っての外出は、

シッカリ防寒対策と、

雨の対策をして出かけねばならないと、

自らを戒めた夏の終わりの1日でした。


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